磁気スイッチの名機が“攻殻機動隊”とコラボ!?|IQUNIX EV63 Ghost in the Shell Edition

本ページ内には広告が含まれています。

メカニカルキーボードメーカーとして今や老舗といえるIQUNIX、今年7月から新作アニメが放送となっている『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、なんと両者のコラボモデルとなる磁気スイッチキーボード「IQUNIX EV63 Ghost in the Shell Edition」が登場しました。

このブログでも過去にいくつかのIQUNIXキーボードをレビューしていますが、何を隠そう、大の攻殻機動隊フリークでもある筆者。これはもうクリティカルヒットですよ。今回、IQUNIXのご厚意で評価機材をご提供いただけたので、刷新されたキースイッチ、外観などじっくりチェックしていきます。

IQUNIX EV63と“攻殻機動隊”がコラボ

前提として、今回の「EV63 Ghost in the Shell Edition」は既存の60%磁気スイッチキーボード「EV63」がベースとなったコラボモデルです。8Kポーリングレート、0.01mm刻みのラピッドトリガー、SOCD、Rappy Snappyなど基本となるスペックは通常のEV63と全く同じ仕様、ということになります。

何はともあれ見てください、この攻殻機動隊コラボらしいサイバーパンク全開の筐体デザイン。

ベースの筐体設計についてもEV63通常モデルと同じ(元のデザインがそもそも作品の世界観とかなりマッチしてる)ですが、PBTと半透明PC素材を組み合わせたキーキャップデザインをはじめ、アクセントパーツ、バックプレート、カラーリングなどキーボード全体でぞんぶんに攻殻機動隊の世界観が表現されています。

単にキャラクターのロゴをあしらっただけのいわゆる“名ばかりコラボ”ではなく、随所に作品の世界観を落とし込む工夫が凝らされています。攻殻機動隊とキーボード双方が好きな人にとって、これだけ所有欲を刺激してくるプロダクトは他にないですよ。

「Shell Core」と「Cyber Blue」の2種類のカラバリが用意されていて、それぞれキーのプリントデザインが異なります。どちらも甲乙つけがたいので正直2台とも並べておきたいくらいですが、散々悩んだ末に、RGBバックライトがより際立ちそうなShell Coreを選びました。

Image: IQUNIX

印字フォントやアイコンにまでオリジナルデザインがあしらわれるなど、タイピング中にふと目を落とすだけでテンションが上がる。5面熱昇華によるお馴染みのタイトルロゴ印字はじめ、少佐の眼光が鎮座するキーなど……キーキャップひとつ取っても見どころが尽きません。

もちろんメインの見どころは外観のコラボデザインにありますが、ベース機の基本スペックが非常に優秀なので単なる“イロモノ”ってわけじゃありません。

ポーリングレートは 8000Hz、スキャンレートは 16000Hz、レイテンシーは 0.125ms 、ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントは0.01mm単位で調整することができます。また、Webベースの専用ドライバー「EV Software」に対応していて、キーリマップや各種ゲーミング機能の設定もブラウザ上から行える仕様です。

SOCD 2.0 / RS / DKS / MT / TGL、あとはプロ用プリセットの読み込みなど、最近の磁気キーボードに欲しい機能は網羅しています。中でもキー数が限られる60%レイアウトではありがたいのがMT(Mod-Tap)。単押しと長押しで異なるキー入力を割り当てられるので、ゲーミングでの瞬時のアクション切り替えはもちろん、普段の文書入力での快適性にも大きく寄与してくれます。

打鍵感についてですが、今回のコラボモデルでは「KeyTok Novaスイッチ」を採用。

通常版のMagnetic X Pro / Ultraと比べて押下圧などに大きな変化はないのですが、やや磁束量が控えめになっているとのこと。より強い磁束で安定性や精度を尖らせたゲーミング特化寄りのスイッチが従来モデル、一方で今作のNovaは、軽めで滑らかな打鍵感を重視したスイッチといった棲み分けかなという感じです。

実際に使ってみても、Novaスイッチは磁気スイッチらしいスムーズさがありつつ、打鍵の指当たり自体はかなりマイルド。なんというか、長時間腰を据えてタイピングするのにちょうど良い塩梅のカシャカシャ感であり、高速レスポンスの恩恵を受けつつも普段のブログ執筆みたいなテキスト入力でも引っ張り出したくなる、そんな打鍵感。

モノによって音が軽薄に響いたり、ノイズや金属的な硬さが悪目立ちしがちな磁気スイッチですが、EV63とNovaスイッチの組み合わせは一般的なハイエンドメカニカルと遜色ない、至って自然なタイピングフィールだと感じました。

使ってよし、眺めてよし。至高のサイバーパンクギア

コラボモデルとしての特別感はさることながら、入力デバイスとして完成度も一切妥協なしの「IQUNIX EV63 Ghost in the Shell Edition」。

KeyTok Novaスイッチは優秀で、ラピッドトリガー精度も高く、デッドゾーンもほぼなくて、タイピングやゲームプレイ中の安定感がとても高い。ソフトウェアはきっちり作り込まれていて、SOCD、DKS、Mod Tapなどの機能も揃っています。

価格は249ドルと、169ドル~209ドルで展開されている通常版に比べてたしかに割高ではあります。純粋にゲーミングのコスパだけで選ぶなら通常版一択でしょう。ただ、筆者のように作品のファンなら無条件で愛でる機器になりますし、仮にコラボデザインの特別仕様を抜きにしても新スイッチに魅力を感じる方なら選んで損はしないはず。

IQUNIXより読者限定の10%OFFクーポン「lopylog」も発行いただいているので、攻殻機動隊コラボにビビッときた方はぜひこの機会にゲットしてみてはいかがでしょうか。

SHARE ON