基本は在宅ワーク、ときどき街のカフェやコワーキングへ。それが僕の日頃のワークスタイルです。1日の大半をPCに向かって過ごすなかで、イヤホンはBGMを流すだけでなく、オンライン会議や通話にも欠かせないパートナー。
そんな日常でここ数年手放せないのが、軽いつけ心地で周囲の環境音もしっかり把握できるイヤーカフ型イヤホン。このブログでも何度か紹介してきました。
ソニーやJBL、ゼンハイザーといった主要メーカーの相次ぐリリースも手伝って、街中ではイヤーカフ型イヤホンが完全に市民権を得た印象。そして今回紹介する「Shokz OpenDots 2」も、当然のようにクリップ型です。
Sponsored by Shokz Japan株式会社
音質も着け心地もパワーアップした「名機」
Shokzといえば、骨伝導イヤホンのイメージが強い方も多いと思うのですが、近年は空気伝導技術を採用した、耳を塞がないオープンイヤー型イヤホンを多数手がけています。そして今回登場したのが、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル第二世代「OpenDots 2」。

完全なクリップ形状のイヤホン本体。ニッケルチタン合金を芯としたブリッジ部分「JointArc」は硬すぎず、柔らかすぎずの絶妙な弾力。バネのようにフレキシブルに動くこのつくりは、Shokzイヤホンの十八番ですね。耳に接する箇所は柔らかなシリコンで覆われ、“しっとりとサラサラのいいとこ取り”をしたような絶妙な肌当たり。

音波を打ち消す独自技術「DirectPitch」を搭載しており、オープンイヤーで心配な音漏れ対策も抜かりナシ。操作は感圧センサー式。マルチポイント接続、片耳接続、IP57の防塵・防水対応と、TWSとしてこれは欲しいよねという機能が網羅されています。
装着は、耳のくぼみにボール状のスピーカー部分を、そして円筒形のバッテリー部分を耳の後ろ側に回してはさみ込む、おなじみスタイル。

クリップ型に限らずオープンイヤーが好まれる理由の1つに、装着感の良さがあります。耳の穴にムギュっとしない、あの開放感ですね。長時間使用する場合はとくにありがたいのですが、なかでもOpenDots 2の装着感の良さは同タイプの中でも頭ひとつ抜けている印象。
これまでJBLやゼンハイザーのクリップ型も色々試してきましたが、Shokzはそれらと比べても耳を挟み込む圧がマイルドなので、作業に集中して気づけば半日つけっぱなし……なんて日でも存在を忘れるくらい自然に付けていられる。それでいてもフィット感は良好。走ったりジャンプしたり、首をブンブン振ってみても耳からズレ落ちる気配はナシ。

耳の形や大きさによってしっくりくる位置が違うので、初めて装着する際に快適な位置を探ります。僕はブリッジ部分が耳の下側に来るように装着しているのですが、人によっては上の方だったり、横の方だったり。ベストポジションが見つかった後は、本当につけていることを忘れるレベル。
一方で、イヤーカフ型イヤホンにおける構造的弱点といえば、やはり“低域不足”が挙げられるわけですが、そこはさすが不動のロングセラーモデルの進化版。イヤーカフ型特有のスカスカ感のようなものは一切なく、カナル型で聴いている感覚に限りなく近いShokzサウンドで鳴らしてくれます。

搭載された11.8ミリのドライバー2つは、独自の球面音響設計「Bassphere 2.0」によって16ミリシングルドライバー相当の音を出力。このおかげで、特に低音が大変いいのです。初代機をレビューした際も“カナル型のような緻密なサウンド“だと感じましたが、その緻密さがさらに増して各帯域の分離感や、輪郭のシャープさにさらに磨きがかかっていると感じます。
イヤホンやヘッドホンのレビューをするたびに言っているんですが、音を最大限楽しもうと思ったら、必ず専用アプリを使ってください。アプリでDolby Audioをオンにすると、音にリバーブが加わり、音場が広がったようなサウンドになります。

低音の厚みやボーカルの解像感はそのままに、音が響く空間だけが広がる、と言いますか。イヤーカフ構造ならではの抜け感も手伝って、いっそう開放感が増します。また空間オーディオ系でありがちなエコーっぽい不自然さがなく、ボーカルの定位はそのままに環境音と音場を広げて臨場感を加えるような鳴り方なので、気づけばスッと音の世界に引き込まれる。僕はBGMやながら聴きでも常時ONにしちゃってます。
さらに自分好みの音質にしたいとなれば、低音やボーカルだけ強化するプリセット、またはカスタムEQで追い込むのもいいでしょう。
もちろん、周囲の環境音もしっかり聞こえるので、イヤホンをつけたままでもスムーズに会話ができるのも大きな魅力。ただ、音が良くて気がそちらに向いてしまうせいか、以前使っていた製品と比べると、話しかけられても気づきにくい瞬間がありました。でも、そんな時は本体をサッとタップすれば再生が止まるので、スマートに対応できます。

イヤーカフ型で大事になる「音漏れ対策」も万全。電車や少しガヤガヤしたカフェ程度なら、周りの目を気にする必要はまずありません。このあたりは、逆位相の音波を使って音を耳へ正確に導く「DirectPitch」テクノロジーが明確に活きています。個人的に、音量を絞っても低音の量感やボーカルの抜けが痩せないというのが今作の最大のアプデだと思ってます。「周囲が気になる場所では音量を下げる」というシンプルな音漏れ対策がしやすいのはオープンイヤー型ではかなり強みですよ。
仕事のお供にとどまらず、イヤーカフイヤホンでポッドキャストを聞き流しながらゆるゆると身支度をするのが朝の日課ですが、つけっぱなしでいてもバッテリーがしっかり持つのはありがたいところ。最大10時間(ケースを含めれば最大約40時間)の駆動時間があるので、そのまま外出、となっても安心(たまに充電を忘れてしまっても、10分の急速充電で約2時間使える)。ワイヤレス充電だってOKです。

あとこれは初代機ゆずりの良さですが、イヤホン本体に左右の区別がないのは快適ですよ。どちらの耳に装着されたかを自動で検出してくれるので、左右を気にせずサッと耳にかけられます。

イヤホンを取り出すたびに「あれ、どっちが右だっけ?」と確認する手間が一切ありません。ケースに戻す時も、どちらに入れてもOK。この小さなストレスフリーさもまた快適さに一役買っているなと。
“至高”のながら聴き体験

安定したクリップ型のオープンイヤホン。クリップ型がトレンド化してライバルが増えているだけに、評価のハードルも上がります。上がりますけど、その中でもやっぱりShokz製品はイイ。装着感よし、音よし、機動力よし。
混雑した電車内や、音楽の世界に完全に没頭したい時はカナル型のノイズキャンセリングイヤホンを使いますが、「朝から晩まで着けっぱなしで過ごし、場所を選ばず周囲の気配を感じながら仕事も音楽もこなす」という普段のワークスタイルでは自然とOpenDots 2に手が伸びます。
ワークアウトや作業のお供にイヤーカフ型イヤホンを探していて、音質も装着感も機能性も妥協したくない方は、OpenDots 2は筆頭候補ではないでしょうか。予算を抑えたいなら同時発売のエントリーモデル「OpenDots Air」や、セール時の初代機「OpenDots ONE」もおすすめですので、予算や用途に合わせてぜひ検討してみてください。

