進化が止まらないロボット掃除機。25,000Paで全部入りなコスパモデル『L10s Ultra Gen 3』

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“タイパ家電”の代表格といえば、ロボット掃除機。家事の自動化ニーズが高まる近頃は、エントリーモデルからハイエンドまで、幅広い選択肢からニーズに沿ったロボットをお迎えできるようになりました。

なかでも、今ロボット掃除機に欲しい機能全部入り、ミドルモデル屈指のハイコスパを誇るのがDreameの最新モデル「L10s Ultra Gen 3」。

毛絡みゼロの自動カット機能、最大25,000Paの吸引力、雑巾がけのように押して拭く水拭き、さらには清掃中のモップの自動洗浄など、まさに“全自動”を体現したモデル。実際に3週間ほど使用してみたので、「完全自動」と呼びたくなるほどのその実力をお伝えしていきます。

本記事はDreame様より商品をご提供いただき作成しています。

目次

◼︎Dreame L10s Ultra Gen 3

吸引掃除、拭き掃除、ゴミ回収、モップ洗浄などをお任せで行なってくれるオールインワンな「Dreame L10s Ultra Gen 3」。基本的な特徴は以下の通りです。

  • 25,000Paの強力吸引力
  • 最大75日間お手入れ不要
  • 加圧式のモップ搭載で雑巾がけに匹敵する水拭き
  • 毛絡みカッター搭載でブラシメンテナンスいらず
  • 業界トップクラスの静音性
  • インテリアに馴染むベースステーション
  • セール時5万円台と屈指のハイコスパ

こちらがロボ本体。幅 350 × 奥行 350 × 高さ 97 mmと比較的小ぶりサイズで、家具の下や狭いすき間にもスムーズに入り込める設計です。(以前レビューした上位機種からわずかに背が低くなっている)

セットで付属する全自動クリーニングステーションのサイズは、幅 340 × 奥行 457 × 高さ 590 mm。重量は約 8.8kg。他社の全部入りモデル同様にそれなりの設置スペースは必要ですが、スッキリとした縦長形状は上位機種ゆずり。

今やDreameの代名詞ですが、この無駄を削ぎ落とした近未来志向のデザインですよ。

シンプルな白基調の中にシルバーのアクセントが効いていて、お掃除ロボらしからぬ洗練された佇まい。一般的なゴツゴツした形状ではなく、なだらかな角丸を採用したスタイリッシュさ含め悪目立ちせず生活空間に溶け込んでくれます。

というわけで、実際に3LDKの我が家の自宅リビングにL10s Ultra Gen 3を設置。スマホの専用アプリを使って初回のセットアップ、マッピングを済ませたら、すぐに掃除を始められます。

ワンパスで“ゴミゼロ”の強力吸い込み

同価格帯だと一般的に15,000Paあればかなり強力な部類になりますが、L10s Ultra Gen 3の吸引力はなんと「25,000Pa」。吸引力だけ見ると、上位機種のL40s Pro Ultraから6,000Pa向上してるんです。

ここまでくるとスティック掃除機にも匹敵するパワーなので、単純な吸引性能はロボット掃除機全体を枠組みにしてもかなり優秀。カーペットの奥の細かなホコリやゴミはもちろん、砂埃などの床のザラつきまで根こそぎ取り除いてくれるので、どんな床環境だろうと安心して任せられます。

床の微細な凹凸に合わせてピタッと密着するフローティング構造で業界トップクラスの吸引を実現

掃除が完了したら、回収したゴミをドック内で集塵、モップ洗浄〜乾燥まで全自動で行ってくれます。今や非搭載のモデルの方が珍しいくらいですが、この自動機能が誕生してから一気にロボット掃除機に対する敷居って下がりましたよね。

単純にラクなのもそうですが、ニオイや菌の繁殖を防ぐことができ衛生面で常に清潔を保てるというのが何より素晴らしいところ。

で、このステーション内に約75日間分のゴミを溜めておけます。つまり、使うにあたってぼくらが手を動かすことといえば、年に5、6回このステーション内のダストパックを交換することだけ。(※水拭きモード使用時は汚水・清水タンクの交換が必要)

それから、吸引周りでL10s Ultra Gen 3が優れる点がもう一つ。3つのカッターヘッドによる毛がらみ自動防止機能(TriCutブラシ2.0)です。

一見するとふつうのブラシなんですが、軸の内部に特殊なカッターの刃が組み込まれています。

髪の毛やペットの長い毛を吸い込む際に、ブラシが回転する力を使って、巻き付いた毛が自動的に内部のカッターへと押し付けられ、細かく裁断されるという構造です。これまでブラシ自体の形状を活かしたものは多く見てきましたが、物理的に裁断して毛絡みを防ぐというのは斬新すぎます。

上記は実際に3週間稼働したブラシ写真ですが、“絡まり最小限”の触れ込みどおり見事に毛髪が見当たらない。カッター機能のない従来のデュアル式や分断式のブラシより優秀なので、L10s Ultra Gen 3が呼水になって標準機能になっていきそうな予感・・。

ロボ側のお手入れ頻度が激減するのはもちろん、ステーション内で汚れが溜まっているような不快感もなく本当に気持ち良い。

「拭き取る」から「擦り落とす」へ

ロボット掃除機の拭きモードなんて、少しばかり湿ったモップが床を撫でるだけでしょ…?なんて思っていましたが、年々進化が進むにつれそんな感覚もひと昔前のものになってきています。

加圧式のディスク型モップを採用するL10s Ultra Gen 3は、雑巾がけのように「押して拭く」水拭きが可能。床にこびりついた皮脂汚れや、キッチン周りの油ハネなんかもガッツリと拭き切るんです。さらに、水拭き中も本体内から少しずつモップへ給水されるため、最後までムラなく水拭きができます。

フローリングにこぼしたコーヒーを拭き取らせてみたところ、カメラで汚れを自動検知するや、汚れを広げないようにモップ側から水溜まりへ進入して拭き取り。これを数回繰り返すことで見事に拭き上げてくれました。

そして、清掃後のモップは洗浄、温風乾燥までステーション内で自動完結。清掃時、停止時に関わらず床に面するモップが常に清潔な状態で保たれる(しかも人の手を一切介すことなく)のはこの上なく快適です。

拭き取り後は自動洗浄、乾燥でモップが清潔な状態で保たれる

これにより「次第にモップ側に汚れが溜まってきて清掃効果が弱まっていく、というかむしろ汚れを付着させてしまう」みたいな従来の水拭きモードの欠点も克服しているL10s Ultra Gen 3。

停止中の衛生面もこの機能の有無では雲泥の差、というわけです。

さらに、静菌作用の高い銀イオンを発生させる消臭モジュールを搭載しているので、ステーション内のタンクのニオイまで除去してくれるという至れり尽くせりぶり。たかがニオイとあなどるなかれ、夏場は特に気になりますし、そもそもリビングからニオイがするというのはちょっとね・・。掃除に直結しない要素でも一切の妥協がありません。

スキのない踏破・検知性能

出かけている間に掃除を任せたいけど、障害物にぶつかって止まってしまうことがあるのではないか…?

この点も、L10s Ultra Gen 3は対応力抜群です。

まず段差。ドアのレールや敷居など、最大2cmの段差を踏破できます。一部のハイエンド機種のような段差を検知して本体自体を持ち上げるみたいな機能はないにしろ、一般的な部屋の敷居やラグ程度であれば引っかかり感などなくスムーズに行き来できます。

さらに、レーザー光をパターン状に照射して物との距離を立体的に測る「3D構造化光」センサーを使って障害物を検知し床の状況を細かく識別できます。

つまり? そう、床のお片付けも最低限で許されるやつ。

まあ、しっかり片付けた方が確実なのはそうですけど、片付け忘れたコードに突っ込んで絡まって動けなくなる…みたいなトラブルが起こりにくいのはありがたいですね。

ただし最近の一部のハイエンドモデルに搭載されているAIを使った識別機能は非搭載なので、「とにかく障害物回避が大事」という場合はAI付きの上位機種を選んでおいた方が間違いないです。

ハイパワーなだけじゃない

Dreameといえば、清掃中の運転音が静かということも大きな特徴ですが、25,000Paというハイパワーな今作も静音性は維持されています。

運転音のデシベル値はおおむね65dB前後(吸引&モップモード時)で、これは一般的な会話と同じかやや静かなレベル。そのため、日中の在宅時間はもちろん、夜間や早朝でも使いやすいというのが長期間使用する上でありがたいポイント(動作音をさらに抑えた静音モードならもっと静かです)。

他の自動吸引モデルと同様に、掃除完了後にステーションへゴミを吸い上げる際は一時的に80dB前後の騒音が発生しますが、アプリから「夜間は自動ゴミ収集を行わない」というスケジュール設定ができる(ディスターブモード)ので、使用にあたって近隣の迷惑になる心配はもちろんありません。

仕事柄これまでに数十台のゴミ吸引式のロボット掃除機を試してきましたが、運転時の静音性という点ではたしかに群を抜いています。Web会議中なんかを除けば、テレワーク中に運転してもほとんど気にならないレベル。

ロボット掃除機を迎えるにあたって「静かさ」が大事という家庭にとってはこれ以上ない選択肢になるのではないでしょうか。

まとめ

現実的に手が届く価格帯でありつつ「掃除のすべて」を任せられるL10s Ultra Gen 3。

試用した期間は3週間ですが、3LDKの自宅全体を毎日1時間程度で掃除し終えてくれて、25,000Paの超強力吸引で部屋の隅から隅までキレイに。さらに、吸引したゴミは本体内で圧縮・乾燥されて、ブラシのメンテナンスもゼロ。自分が手を動かすことといえば、水拭きモード時の水タンクへの給水とその処理くらい。

「スマート家電はハイエンドを選ぶべき」を持論とする筆者ですが、ミドルモデルもこれだけ機能を備えてきたとなるとコスパに振り切るのも選択肢として賢いなと思えてきますね。

ロボット掃除機に興味はあれど「掃除機が通った場所=キレイになった」としてしまうのに違和感を抱いている人、メンテナンスが面倒そうだから…となかなか踏み切れずにいた人へ。じつによくできたゴミ吸引・水拭き両対応のロボット掃除機ですので、「Dreame L10s Ultra Gen 3」ぜひチェックしてみてください。

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