家事の効率化が求められる時代において、ひときわ需要が高まっているロボット掃除機。近頃は、エントリーモデルからハイエンドまで、幅広い選択肢からニーズに沿ったロボットをお迎えできるようになりました。
そんな近年のロボット掃除機市場の中でも、機能全部盛りかつコスパも優れるのがDreameのフラッグシップモデル「L40s Pro Ultra」。
最大19000Paの吸引力に加え、雑巾掛けに匹敵する強力な水拭き、モップの自動洗浄・乾燥、AI障害物回避など、まさに“全自動”を体現したハイエンドモデル。実際に1週間ほど使用してみたので、「完全自動」と呼びたくなるほどのその実力をお伝えしていきます。
Dreame L40s Pro Ultra
ごみ収集からモップ洗浄まで、全自動クリーニングに対応したDreameのロボット掃除機新モデル「Dreame L40s Pro Ultra」。主な特徴は以下の通りです。
- 19,000Paの強力吸引力
- AI RGB + デュアルレーザーによる高精度な障害物回避
- 約100日間お手入れ不要
- 加圧式のモップ搭載で雑巾掛けに匹敵する水拭き
- 毛絡み防止構造でブラシのメンテナンスも楽ちん
- 優れた静音性とランニングコスト
ロボット掃除機本体は350 x 350 x 103.5mmというコンパクトなサイズで、家具の下や狭いすき間にもスムーズに入り込める設計です。重量は約4kgと軽めで、持ち運びや位置の移動も比較的ラクにできます。

セットで付属する全自動クリーニングステーションのサイズは、340 x 457 x 591mm。重量は約9kgで、ある程度の設置スペースが必要になりますが、スペックを考慮すると比較的コンパクトにまとまっています。
そして本機の真骨頂が、近未来チックな唯一無二のデザイン。

掃除機本体、ステーションともにインテリアに溶け込むスタイリッシュな外観が魅力です。シンプルな白基調の中に、ゴールドのアクセントが効いていて高級感漂います。
一般的な角張った形状ではなく、なだらかな角丸デザインがまたお洒落ですね。Dreame史上、いやもしかしたらロボット掃除機という広い枠組みの中でも、最高峰の美しさではないでしょうか。
というわけで、実際に3LDKの我が家の自宅リビングに設置してみました。スマホの専用アプリを使って初回のセットアップ、マッピングを済ませたら、すぐに掃除を始められます。

業界トップクラスの強力ゴミ吸引
まず肝心の吸引力ですが、同価格帯のモデルだと強くても12,000Pa程度なところ、L40s Pro Ultraはなんと19,000Paを実現。カーペットの奥の細かなホコリやゴミはもちろん、砂埃などの床のザラつきまで根こそぎ取り除いてくれるので、どんな床環境だろうと安心して任せられます。

掃除が完了したら、ゴミ吸引、モップ洗浄〜乾燥まで全自動で行ってくれます。これの何が凄いかというと、ニオイや菌の繁殖を防ぐことができ衛生面で常に清潔を保てるんですよね。
で、約3Lの大容量ステーションになんと約100日分のゴミを貯めておけるんです。つまり、本機を継続使用するにあたって人間が手を動かすこといえば、基本的に年に3、4回このステーション内のダストパックを交換(水拭き使用時は汚水・清水タンクの取り換え)することだけ。

そしてDreameの真骨頂が、独自の毛絡み防止システム「HyperStream™」。

ブラシが前後に回転する構造かつ、デュアル式になっているので、従来モデルに比べて髪の毛や糸状ゴミの絡まりを大幅に軽減しています。絡まりにくく、かつしっかり吸引できるというのが最大の特徴です。
上記は実際に1週間ほど稼働したブラシ写真ですが、“絡まり軽減”の触れ込みどおりみごとに毛髪が絡まりません…。ステーション内に汚れが溜まっているような不快感もないですし、メンテナンスが最小限になったことで気持ち的にも負担が減って掃除がさらにラクになりました。個人的には、この機能だけを見てもL40s Pro Ultraをお迎えする価値があるなと感じるほど。
“雑巾がけに匹敵”するパワフルな水拭き
ロボット掃除機の拭きモードなんて、少しばかり湿ったモップが床を撫でるだけでしょ…?なんて思っていましたが、年々進化が進むにつれそんな感覚もひと昔前のものになってきています。
加圧式のデュアル回転モップを採用するL40s Pro Ultraは、雑巾掛けのように「押して拭く」水拭きが可能。床にこびりついた皮脂汚れや、キッチン周りの油ハネなんかをしっかり掻き取る力があります。また、カーペットを感知するとモップが自動で持ち上がるので、濡らしてしまうこともありません。

このモップ、サイドブラシ同様に最大4cmまで伸縮するので、水拭き清掃も隈なく角や細かい部分までしっかり清掃してくれます。
そして、清掃後のモップは75度で温水洗浄され、乾燥までステーション内で自動完結。清掃時、停止時に関わらず床に面するモップが常に清潔な状態で保たれる(しかも人の手を一切介すことなく)のはこの上なく快適です。
これにより「次第にモップ側に汚れが溜まってきて清掃効果が弱まっていく、というかむしろ汚れを付着させてしまう」みたいな従来の水拭きモードの致命的な欠点も克服しているL40s Pro Ultra。
停止中の衛生面もこの機能の有無では雲泥の差、というわけです。さらに、浄水タンクに銀イオン除菌モジュール、汚水タンクには、消臭モジュールを搭載しているので、ステーション内のタンクのニオイまで除去してくれるという至れり尽くせりぶり。
「段差越え」の感動
そしてL40s Pro Ultraの何よりスゴイのが、4つのホイールを個別にリフトアップすることで、最大4cmの段差を超える「EasyLeap™ システム」という踏破機能でしょう。

従来モデルはこの段差超え機能を搭載していないのが唯一ネックでして、昔ながらの日本家屋などの非バリアフリー住宅の場合それ以上に高い敷居があり、ロボット掃除機を導入する上でひとつの障壁になっていたんですよね。そんな従来の弱点も克服してしまったということで、検討候補に入ってくるケースも多いんじゃないでしょうか。
「ウチは段差が多いからなあ」と諦めていた家庭でも、ロボット掃除機を選べるようになったわけですね。
優れた静音性とランニングコスト
19,000Paというハイパワーながら、静音性にも配慮されているのも重大トピック。
公式に運転音のデシベル値は公開されていませんが、おおむね50〜60dB前後で、これは一般的な会話と同じかやや静かなレベル。そのため、日中の在宅時間はもちろん、夜間や早朝でも使いやすいというのが長期間使用する上で地味にありがたいポイント(掃除完了後にステーションへゴミを吸い上げる際は、一時的に80dB前後の騒音が発生)。

仕事柄これまで十数台のロボット掃除機を試してきましたが、静音性という観点では群を抜いています。それこそテレワーク中にデスク脇でガシガシ運転していてもストレスを感じないレベル。
また、ロボット掃除機を迎えるにあたってもう一つ大事なのが、長期使用時のランニングコスト。L40s Pro Ultraの場合、主な消耗品はモップ、ダストバッグ、水拭き用洗剤の3つです。
前述のとおりダストバッグは約3Lという大容量で、最大で約100日間は交換不要とされているので、特段費用が嵩むということはありません。ダストバッグ、モップ、洗剤、いずれも公式ストアやAmazonから容易に入手でき、もちろん特別なメンテナンス知識は要りません。
買い?
現実的に手が届く価格帯でありつつ「掃除のすべて」を任せられるDreame L40s Pro Ultra。
筆者が試用した期間は約1週間ですが、3LDKの自宅全体を毎日40分程度で掃除し終えてくれて、19,000Paの超強力吸引で部屋の隅から隅までキレイに。さらに、吸引したゴミは本体内で圧縮・乾燥されて、ブラシのメンテナンスもゼロ。自分が手を動かすことといえば、水拭きモード時の水タンクへの給水とその処理くらい。
同社ミドルモデルとはいえ実売価格138,800円(執筆時)と財布から掃除機に出せる金額と考えるとたしかに高価ですが、こうして実際に試してみると機能面は素晴らしいですし、この掃除機でしか味わえない体験価値を考えると決してべらぼうに高いわけではないように思えてきます。それこそ、この投資で掃除の全てが全自動化できることを考えると、むしろ13万円は安いと感じますね。
掃除のわずらわしさから離れたい人、メンテナンスが面倒そうだから…となかなかロボット掃除機の導入に踏み切れずにいた人、なによりピカピカの床で気持ちよく暮らしたい人へ。じつによくできたゴミ吸引・水拭き両対応のロボット掃除機ですので、「Dreame L40s Pro Ultra」ぜひチェックしてみてください。
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