MacBook Pro / Airの代用充電器おすすめ決定版 !【小型軽量は正義】

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どうも、MacBook Pro / Air2台持ちのロピログ(@LOPYLOG)です。

MacBookを買うともれなく付属するのがこの巨大な充電アダプター。

Apple純正の安心感があるとはいえ、軽量のMacBookとセットで持ち歩くアクセサリーにしては、どうも大きくて重いんですよね・・。

ロピログ

毎日持ち歩くものだからこそ、できるだけ小さく、軽くしたい!

そこで、さまざまな特徴を持つUSB充電器を使ってきた筆者が、MacBook Pro / Air用のおすすめ充電器をモデル別にまとめました。数十台試してきた中で特にこれはいい!と思うものを厳選したので、ぜひ代用充電器選びの参考にしてみてください。

目次

MacBook Pro / Air代用充電器の選び方

まず、MacBookの代用充電器選びでチェックすべき3つのポイントから簡単に解説しておきます。

適切なワット数を選ぶ

大きなバッテリーを内蔵するMacBookを充電するには、ある程度のパワー(ワット数)を持つ充電器を選ぶ必要があります。

じゃあ「どれぐらいのワット数が必要?」ってことですが、使うMacBookの型によって適切な数値がそれぞれ異なります。

MacBook各モデルの推奨ワット数(目安)は以下のとおりです。

デバイス推奨出力
MacBook Air30W
Pro 13インチ61W
Pro 14インチ(8コアCPU)67W
Pro 15インチ87W
Pro 14インチ(10コアCPU)96W
Pro 16インチ96W
Pro 16インチ(M1 Pro/M1 Max)140W←現状付属充電器のみ
各デバイスの推奨W数

↓は14インチMacBook Proの付属充電器ですが、ここにも「67W」とワット数の記載がありますね。

この場合、60Wクラス以上の充電器を用意すれば、付属の充電器と同等の速度で急速充電ができる、ということになります。

これよりワット数の低い充電器を使用した場合でも充電そのものはできますが、出力が低い分充電速度は落ちる、ということですね。反対に、推奨ワット数を超える充電器を使った場合は、そのMacBookの推奨出力に合わせてセーブされる仕組みになっています。

「USB PD」に対応する充電器を選ぶ

MacBookのUSB-Cポートは、「USB PD(Power Delivery)」という急速充電規格に対応しています。

なので、USB充電器側もUSB PDに対応しているものを選ぶことで急速充電が可能です。

ちなみに、USB PD規格の最大ワット数は100Wまでなので、140Wが必要なM1 Pro/M1 Maxの16インチMacBook Proに限り、現状は純正充電器でしか高速充電ができません。

最近はこのPD規格にくわえて、次世代パワー半導体のGaNを採用した充電器が主流になり、本記事で紹介するようなコンパクトな高出力モデルがどんどん増えてきています。

60W以上の充電には「5Aケーブル」が必要

MacBookを急速充電するには、充電器本体に合わせて最適なUSB-Cケーブルも必要です。

USB-Cケーブルは↓の2種類あります。

  • 3Aケーブル:最大60Wまでの充電に対応
  • 5Aケーブル:最大100Wまでの充電に対応

スマホやタブレット、MacBook Airの充電であれば3Aケーブルで十分事足りますが、MacBook Proを急速充電するなら「Anker USB-C & USB-C ケーブル」などの5Aケーブルを用意しておくと安心。

せっかく高出力な充電器を用意したのに、ケーブルの性能がボトルネックになって思うような充電速度が出ない、なんてこともよくあるので、MacBook Proユーザーの方は注意してください。

では、これらを踏まえてMacBookのモデル別におすすめの充電器を紹介していきます!

MacBook Airおすすめの30W充電器

Anker PowerPort Atom III Slim

まずは、MacBook Airの急速充電にジャストの、30W出力対応のUSB充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」。

ゴルフボール大の小型のものがたくさんある30W出力充電器ですが、本機の特徴はなんといってもこの極薄形状。

平たい形状で薄いポケットにもすっぽり収まるので、とにかく携帯しやすいんですよね。

また、これだけ薄いにもかかわらずプラグは折りたたみ式なので、ポーチの中で他の機器と干渉する心配がないのも嬉しい点。

かれこれ10種類以上のUSB充電器を試してきましたが、携帯性において現状こいつの右に出るものはないので、MacBook Airの代用充電器としておすすめです。

Anker Nano II 30W

Anker Nano II 30W」は、最大30W出力のUSB-Cがひとつだけ接続できる充電器です。

他の充電器と比べてもとにかく小さく、約38 × 32 × 30 mmと3cm四方のサイコロサイズにおさまっています。

GaN搭載初代機の「PowerPort Atom PD 1」とくらべても一回り以上小さいサイズ感。2年間で確実に進化を遂げていますね。

なんならスマホ用の20Wクラスの最小充電器「PowerPort III Nano 20W」とくらべても大差ないサイズ感におさまっています。

電源タップに挿すとあらためて小ささがわかりますね。充電中に他の機器と一切干渉しないのも安心。

重さは約48gと、純正アダプターの半分未満。Mac付属充電器にはApple純正という安心感がありますが、これだけ重量差があるとさすがに純正を持ち歩くのは考えちゃいますよね。

プラグが折りたためる「PowerPort Atom III Slim」に対して、こちらはプラグむき出しなのが唯一残念なところ。

収納時は他の機器と干渉しないよう注意が必要ですが、本体自体コンパクトなのでポーチの小さなポケットや隙間にすっぽり入ります。この取り回しの良さがたまらないですね。

充電速度をチェッカーで測定したところ、27〜28Wで安定して急速充電ができていました。

MacBook Air、ダブレット、スマホが急速充電できる30クラスで、最小級のAnker Nano II 30W。

重さも最軽量クラスで、自宅用にはもちろん持ち運びにもピッタリ。MacBook Airの代用充電器をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

MacBook Pro13・14インチにおすすめの60W充電器

ここからは、MacBook Pro13・14インチにおすすめな60Wクラスの充電器を紹介します。

Innergie C6

最大60W出力のUSB-Cが1ポートついた小型充電器「Innergie C6」。

何といっても取り回ししやすいスティック形状が特徴的で、サイズ自体も約30 × 30 × 60 mmと超コンパクト。

14インチMacBook Proの67W純正アダプタと比べると、そのサイズ差は一目瞭然。ほぼ3分の1サイズにおさまっています。

電源タップに挿した時の存在感もこれだけ違います↓細長形状のおかげで、使用中に他の機器と一切干渉しないのも安心。

重量はたったの84gと、同クラスの中では文句なしの世界最軽量。ちなみに↑のW純正アダプタと比べても100g以上軽いです。

そして、嬉しいプラグ折りたたみ式。小さいだけでなくプラグまで折り畳めるのでとっても扱いやすい。

収納時も他の機器を傷つけたりしないので、何も考えずガジェットポーチに突っ込んでおけるのが楽ちん。

Innergie C6のUSB-Cは、最大60W出力に対応しているので、MacBook Airはもちろん、13インチ・14インチMacBook Pro(8コアCPU)を含むほぼ全てのノートPCの急速充電が可能です。

14インチMacBook Pro(8コアCPU)の充電速度をチェッカーで測定したところ、56〜58Wで安定して急速充電ができていました。

手に馴染むスティック形状はもとより、サイズ自体も最軽量で、自宅用にはもちろん持ち運びにもピッタリなInnergie C6。13インチ・14インチMacBookの代用充電器をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

Anker Nano II 65W

Anker Nano II 65W」は、最大65W出力のUSB-Cがひとつだけ接続できる充電器です。

サイズは約44 × 42 × 36 mmと、ちょうどゴルフボールやピンポン球くらいの超コンパクトサイズにおさまっています。

14インチMacBook Proの67W純正アダプタと比べると、そのサイズ差は一目瞭然。こちらもほとんど3分の1サイズですね。

電源タップに挿した時の存在感もこれだけ違います↓充電中に他の機器と一切干渉しないのも安心。

ちなみに同シリーズ30Wクラスの「Nano II 30W」と比べるとこんな感じ。

重さは約117gと、同クラス最軽量のInnergie C6(84g)には及びませんが、67W純正アダプタと比べると100g近く軽いです。

そして、嬉しいプラグ折りたたみ式。小さいだけでなくプラグまで折り畳めるのでとっても扱いやすいです。

Anker Nano II 65Wは、最大65W出力に対応しているので、MacBook Airはもちろん、13インチ・14インチMacBook Pro(8コアCPU)を含むほぼ全てのノートPCの急速充電が可能です。

実際に14インチMacBook Pro(8コアCPU)の充電速度をチェッカーで測定したところ、57〜59Wで安定して急速充電ができていました。

GaN + Anker独自技術により、60Wクラスの最小最軽量サイズを更新してしまったAnker Nano II 65W。

MacBook Proの急速充電もちろん、USB PD 3.0のPPS規格に対応している点や、プラグが折りたたみ式な点も魅力です。

MATECH Sonicharge Flat 65W

MATECH Sonicharge Flat 65W」は、最大65W出力の2ポートUSB充電器です。

サイズは約90 x 48 x 15.5 mmと、ミンティアより一回り大きいくらいのサイズ感。

iPhone 13 Proと並べてみると、より小ささがわかります。2ポートついてこれだけ小さいのはスゴイ。

特筆すべきは厚み。わずか1.55cmと、同クラスの充電器としてはダントツの薄型形状となっています。

14インチMacBook Proの67W純正アダプタと比べると、そのサイズ差は一目瞭然ですね。

Mac付属充電器にはApple純正という安心感がありますが、これだけサイズ差があるとさすがに純正を持ち歩くのは考えちゃいますよね。

電源タップに挿した時の存在感もこれだけ違います↓飛び出しが少ない分見た目もめちゃくちゃスマート。

重さは約100gと、2ポートタイプの同クラス最軽量。ちなみに↑の純正アダプタと比べても100g以上軽いです。

そして、嬉しいプラグ折りたたみ式。筐体が極薄な上にプラグまで折り畳めるのでとっても扱いやすいです。

Sonicharge Flat 65WのUSB-Cは最大65W出力に対応しています。

USB-C単ポート接続なら、MacBook Airはもちろん、13インチ・14インチMacBook Pro(8コアCPU)を含むほぼ全てのノートPCの急速充電が可能です。

実際に14インチMacBook Pro(8コアCPU)の充電速度をチェッカーで測定したところ、56〜58Wで安定して急速充電ができていました。

2ポート接続時は、USB-Cが最大45W、USB-Aが最大18Wに分かれます。

MacBook Proの場合、ギリギリ通常充電になってしまう程度に制限がかかりますが、MacBook + スマホ、MacBook + タブレットの同時充電にも耐え得るので汎用性は高いですね。

2ポート使用(USB-A側にiPhone 13 Pro接続)時の14インチMacBook Proの充電速度を測定したところ、約42W出力とスペックどおりの値で充電できていました。

最大65Wと高出力で、同クラス最薄・最軽量。さらにはフリスク形状待望のUSB-C + Aの2ポートタイプと汎用性も高い一台となっています。

ノートPCとスマホの同時充電はもちろん、PPS対応、プラグ折りたたみ式で、2ポートなら現環境の決定版になる充電器かなと!

Innergie C6 Duo

Innergie C6 Duo」は、最大60W出力に対応する2ポートUSB充電器です。

サイズは約56 × 47 × 31 mmと、手のひらに収まるサイズ感です。2ポートの60Wモデルとしては非常にコンパクトな設計になっています。

MacBook Proの67W純正アダプタと比べると、そのサイズ差は一目瞭然。ほぼ2分の1サイズにおさまっています。

横幅が3㎝しかないので、一般的な横並びの電源タップでも干渉せず使えます。電源タップに挿したときの存在感もApple純正アダプタに比べて断然スマート。

重さは、約200gの純正アダプターに対し、Innergie C6 Duoは約139g。ポートが1つ多いのに30%も軽量化されてるという異常事態です。

そして、嬉しいプラグ折りたたみ式。

Innergie C6 Duoの最大の特徴が、1ポート接続時と2ポート時で最適な出力に配分してくれる点。

USB-C 1USB-C 2トータル
60W60W
60W60W
45W18W63W
18W45W63W
30W30W60W

上下のポートそれぞれが最大60W出力に対応し、2ポート使用時はデバイスに合わせて45W + 18W、30W + 30Wに配分されます。

また、従来モデルのように上下ポートの使い分けも気にする必要がなく、接続デバイスを認識して自動で出力をコントロールしてくれるのがポイント。

14インチMacBook Pro(8コアCPU)の充電速度をチェッカーで測定したところ、57〜58Wで安定して急速充電ができていました。

ノートPC + スマホ(もしくはタブレット)の場合、45W + 18Wに配分され両機器とも急速充電ができます。

2ポート使用時(片側にiPhone 13 Pro接続)の14インチMacBook Proの充電速度を測定したところ、約43W出力でスペックどおりの値が出ていました。

「ノートPC + Nintendo Switch」「2ポートともにノートPC」といった高出力デバイス2機器の組み合わせの場合は、30W + 30Wに配分され同時充電が可能です。

特殊な使い方なので需要があるかはさておき、性能上はMacBook Air x 2台の組み合わせでも同時に急速充電ができてしまいます。あとはやはり「どっちのポートに、何を接続しよう」とあれこれ考える必要なく、常に最適な出力に変換してくれるのが気楽でいいですね。

DIGIFORCE 65W USB Fast Charger

DIGIFORCE 65W USB Fast Charger」は、最大65W出力の2ポートUSB充電器です。

この充電器の最大の特徴はカラーバリエーションが豊富な点。一般的なブラック・ホワイトだけでなく、チャコールグレー・オリーブグリーン・ネイビーブルーの全5色から選ぶことができます。

こちらもプラグは折りたたみ式で、他の機器と干渉することなく安心して持ち歩けます。

ポートは一般的な一列配置。最大65W出力のUSB-Cポート、最大12W出力のUSB-Aポートの2ポートを搭載しています。

デザイン性と機能性だけでなく、サイズもコンパクトな本機。同タイプの定番モデルであるRP-PC133より、わずかに小さい53 x 53 x 30mmに収まっています。

Apple純正の61W充電器と比べると、そのサイズ差は一目瞭然ですね。ポートを一つ増やした上で約50%の小型化に成功しているのはスゴイ。

電源タップに挿した時の存在感も全然違いますね。筐体が小さい分、周りのコンセントとの干渉も最小限に抑えられます。

重さは、実測109gと60Wクラスの充電器としては最軽量の部類になります。重量もApple純正の61W充電器の約半分に収まっています。

DIGIFORCE
RP-PC133
純正61W充電器

そんなDIGIFORCE 65W USB Fast Chargerは、USB-C 1ポート接続時は最大65W出力で、2ポート同時接続時はUSB-Cが最大45W、USB-Aが最大12Wに振り分けられます。

USB-C単ポート接続なら、1インチMacBook Proをはじめ、USB-C対応のほぼ全てのノートPCが急速充電が可能です。

出力は56〜60Wで安定しているので、ほぼ最高値のパワーで急速充電ができています。残量30%の状態から給電を開始し、約1時間25分で満充電できました。

2ポート同時使用時は、「45W + 12Wの計57W」に制限されますが、ほとんどのノートPCは45Wあれば安心なので、ノートPCとスマホの2台同時充電もバッチリ。

USB-AとCの両方ついて汎用性も高く、デザイン、サイズ感、機能性どれをっても良しのDIGIFORCE 65W USB Fast Charger。2ポート充電器をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

CHOETECH PD8002

「CHOETECH PD8002」は、最大65W出力のUSB-C & USB-A充電器です。

2ポート同時使用時もUSB-Aの出力が制限されず最大18Wで充電できる点、3千円台と他社製品に比べて安価な点が魅力なこちらの充電器。

ただでさえ安価なのに、USB-C To USB-Cケーブルまで付属するのは良心的。PD対応の100W出力のものが同梱されるので、ノートPCの充電用に別途ケーブルを買い足す必要はありません。

プラグはもちろん格納式。他の機器と干渉しないので安心して持ち歩けます。

ポートは一般的な一列配置。最大65W出力のUSB-Cポート、最大18W出力のUSB-Aポートの2ポートを搭載しています。

2ポート同時使用時は、USB-C:最大45W、USB-A:最大18Wに変換されます。

重さは実測で136g。65W高出力ながら、GaN(窒化ガリウム)搭載の恩恵で軽量に仕上がっています。

サイズは、5.74×5.74×3.1cm。65W出力の2ポートタイプとしては最小クラスに迫る小型設計。ちょうど手のひらに収まるサイズ感です。

USB-C単ポート接続なら14インチMacBook Proをはじめ、USB-C対応のほぼ全てのノートPCが急速充電できます。

実際の出力も56~58Wで安定しているので、ほぼ最高値のパワーで急速充電ができています。残量30%の状態から給電を開始し、約1時間25分で満充電できました。

2ポート同時使用時は、45W + 18Wの計63W出力に変換されますが、ノートPC+スマホはもちろん、ノートPC+タブレットの組み合わせでも高速充電に耐えうるパワフル設計。

iPhone+MacBook Pro
iPad + MacBook Pro

2ポート同時使用時もUSB-Aの出力が制限されず最大18Wで出力できる点、他社製品に比べてリーズナブルな点が魅力のCHOETECH PD8002。なるべく安価で品質の良い2ポート充電器をお探しの方におすすめです。

CIO LilNob Share

CIO LilNob Share」は、4ポートを搭載した60WクラスのUSB PD充電器です。

プラグはもちろん格納式。他の機器と干渉しないので安心して持ち歩けます。

ポートは一般的な一列配置。PD対応USB-Cを3つ(上2つは最大65W出力)と、最大30出力のUSB-Aの計4ポートを搭載しています。

最大の特徴は、驚きのコンパクト設計。4ポート出力ながら、50 x 51 x 30mmの手のひらサイズに収まっています。4ポートタイプのUSB急速充電器としては世界最小サイズ。

MacBook Proの61W純正アダプタと比較すると、そのサイズ差は一目瞭然ですね。

前モデルのCIO LilNob 65W Chargerと比べても、ポートを一つ増設しているのにほとんどサイズ差はありません。

長方形だったLilNob 65W Chargerに対して、正方形のLilNob Share。奥行きがない分、コンセントに挿した際に安定するのもうれしいポイント。

重さは実測113gと、4ポートタイプとしては文句なしで最軽量。ちなみに、MacBook Proの61W純正アダプタの約半分の重量です。

CIO LilNob Shareの、使用ポートの組み合わせに対する各出力数は以下のとおりです。

USB-C単ポート接続なら最大65W出力なので、14インチMacBook Proをはじめ、USB-C対応のほぼ全てのノートPCが急速充電できます。

実際の出力も56~59Wで安定しているので、ほぼ最高値のパワーで急速充電ができています。残量30%の状態から給電を開始し、約1時間25分で満充電できました。

USB-Cポートを2つ使用する場合それぞれ45W + 20W出力となり、ノートPC+タブレット、ノートPC+スマホなどの組み合わせで高速充電が可能です。45WでればMacBook Proの充電も問題なしですね。

USB-Cポートをすべて使用する場合は、それぞれ20Wずつに分配されます。ノートPCの急速充電こそ厳しいですが、iPhone 13 Proなどの最新のスマホが3台同時に急速充電できます。

全4ポート使用する場合は、USB-C 1と2が各20Wずつ出力され、USB-C 3とUSB-Aは合計15W出力に変換されます。

USB-C 1にiPad、USB-C 2にiPhone 12 Pro、USB-C 3にウォークマン、USB-AにKindleを接続したところ、問題なく同時充電できました。これだけコンパクトサイズで4機器の同時充電に耐えてしまうのはスゴイ…!

MacBook Pro16・14インチ(10コア)におすすめの100W充電器

MATECH Sonicharge 100W Pro

MATECH Sonicharge 100W Pro」は、世界最小・最軽量クラスの100W出力の3ポートUSB充電器です。

プラグは折りたたみ式を採用しています。

この充電器のまず大きな特徴がサイズです。約61 × 61 x 32.2mmと同クラス最小サイズで、手のひらに収まってしまうコンパクト設計。

W数もポート数も劣る14インチMacBook Proの67W純正アダプタと比べても、ひと回り小さい設計です。

重量もなんと約177gと100W充電器の最軽量クラス。ちなみに↑の67W純正アダプタと比べても約30g軽いです。

ケーブルは別売のものが多い中、100W対応のUSB-Cケーブル(2m)が予め付属。わざわざ100Wケーブルを買い足す必要はありません。

USB-C1ポート接続なら、旧16インチMacBook Proはもちろん、推奨ワット数96Wの14インチMacBook Pro(10コアCPU)ですら急速充電できてしまいます。

本機の強みは、何といってもメインのUSB-Cポートを常に65W出力キープできること。つまり、どんな組み合わせで使用した場合でも、13インチ/14インチ8コアのMacBook Proであれば急速充電できます。

一般的には、3ポート同時に使うとUSB-Cが45Wくらいに制限されるものがほとんどなので、ノートPC側の推奨電力を確保しながらだと、どれだけポート数が多くても結局使うのは2ポートだけになりがち。

その点MATECH Sonicharge 100W Proの場合、MacBook Proを急速充電しつつ、タブレット、スマホもフルスピードで充電できてしまいます。これは便利!

実際に3ポート使用時の14インチMacBook Pro(8コアCPU)の充電速度をチェッカーで測定したところ、約57Wで急速充電ができていました。

USB-C(上)が常に65Wキープする代わりに、USB-C(下)+ USB-Aは合計18Wになるので、下の2ポートは端末によっては通常充電になることもあります。

100Wの3ポートでありつつ、どこでも持ち運べるサイズ感が魅力のMATECH Sonicharge 100W Pro。 14インチ(10コアCPU)、16インチMacBook Proの持ち運び用充電器におすすめです。

MacBook Pro / Airの代用充電器おすすめまとめ

今回は、MacBook Pro / Airの代用充電器のおすすめを紹介しました。

最近は、コンパクトで軽いUSB-C充電器が増え、大きく重いMacBook付属のアダプタをあえて持ち歩くメリットは見当たらないですね。

本記事で紹介した代用充電器はどれもおすすめなので、お使いのMacBookのモデルに適した充電器をぜひ試してみてください。

今後もMacBook Pro / Airの代用充電器で良いものがあればこちらの記事に加筆していきます。

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