Ankerフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン【Soundcore Liberty 5 Pro Max】が別次元な件。

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かつてはリスニング用途が主だった完全ワイヤレスイヤホンも、今では仕事の集中環境を整えるためのソリューションへ進化してきました。周囲のノイズを強力にシャットアウトし、オンライン会議では相手の声を聞き取り、こちらの声もクリアに届ける。いまやイヤホンは、ビジネスパーソンの日常においてインフラの一部と言っても過言ではない。

この流れをさらに一歩進めるモデルとして登場したのが、Ankerのフラッグシップイヤホン「Soundcore Liberty 5 Pro Max」です。

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Anker“史上最高”の音質とANC

同シリーズ初の『Pro Max』モデル「Soundcore Liberty 5 Pro Max」。音質やノイズキャンセリングの強化はもちろん、多機能なタッチディスプレイ、ボイスレコーダーまで単独で備えているなど、現行のAnkerが持つ技術を結集させたフラッグシップです。

まず、音質がいいんです。Liberty 4シリーズでも音質の進化を実感していたけれど、このLiberty 5 Pro Maxはそれと別次元というか…ちょっと突き抜けちゃってますね。

その秘密は、Ankerが独自開発したAIチップセット「Thus」にあります。CPUとメモリを一体化することで従来比150倍の処理性能を実現し、音質・ノイズキャンセリング性能が大幅にアップしているというのが今作の目玉です。

実際、装着して音楽を再生すると、一聴しただけで「あ、これ全然違うわ…」とわかるレベルで音がいい。

抜けの良いクリアな中高音と量感たっぷりの低音が心地よく、一音ごとの粒立ちが極めてシャープに耳に届く。ドラムに例えるなら、これまでの「ドォンドォン」と広がっていたバスドラが、キレよく「ドンッ、ドンッ」とタイトに引き締まるような感覚。同シリーズの傾向として、従来は押し出しの強いボーカルと迫力重視の音作り、という印象でしたが、今作は解像度も上がって繊細な音も楽しめるようになったと感じます。

ただ、音質面の真価はやはり「HearID 5.0」によるパーソナライズ後にあります。

左右独立で聴こえ方を測定し、好みのA/Bテストを重ねながらパーソナライズされたイコライザーを作成するというもので、これをやることで大幅に音質が変わります。筆者の場合、低域の量感が増して、中高域が少し減った感じになり、まさに自分好みの音へとドンピシャで最適化されました。

そこに加えて、Bluetooth伝送時のオーディオ劣化を約65%低減する「AIサウンド補正」や、「Dolby Atmos」の空間オーディオも完備。Dolby Atmosはヘッドトラッキングにも対応し、映像コンテンツやライブ音源との相性もよいです。ただしLDACとは排他仕様になっているため、解像度重視か立体音響重視かで適宜切り替えて使い分ける形になります。

そして驚かされたのが、ノイズキャンセリング。段違いだと断言できるほど強化されています。

前作では1〜2メートル先から話しかけられた時に内容はわからなくても「ん?何か言われた?」と気がつける、くらいの効き具合でしたが、今作は容赦なく外音をシャットアウト。地下鉄で移動中に響く低域の騒音も、音楽再生中はほとんど気にならないレベルまで抑えられます。それでいて、駅のアナウンスや街頭スピーカー、サイレンといった聞き逃すと危ない音はあえて通す設計になっているので、公共空間で使いやすいというのもありがたい。

あと個人的用途で助かっているのが、強度をMAXのレベル5まで引き上げても不快な圧迫感の類がないこと。周囲の環境音がすーっと遠のいていくような自然な消え方なので、騒がしいカフェや集中しにくい場所でPCを開く際のデジタル耳栓として頼もしい存在です。

「聴く」だけじゃない、ケースにも「最先端」を凝縮

ビジネスパーソンへの最適化という観点で、AIレコーダー機能も見逃せません。ケース操作で録音して、その内容をスマホアプリと連携することでAIによる文字起こしや要約ができるというもの。

60分の録音データを約6分で文字起こしでき、話者識別にも対応。さらに、会議/講義/ブレインストーミングなど50種類以上の要約テンプレートから内容に応じてAIが自動選択し、要点や次のアクションの整理までやってくれる“ガチ仕様”です。

仕事柄、ボイスレコーダーはかなり使うんですが、家に忘れてきてしまうことも。そんなときでもLiberty 5 Pro Maxがあれば難なく乗り切れて安心ですし、レコーダーと一体化させたスマホをテーブルの上に置くのが憚られる場面でも、イヤホンケースなら悪目立ちしません。

極めつけは、対話翻訳。相手がケースに話しかけると翻訳された内容をイヤホンで聞けます。旅行でのちょっとした会話や、街なかでふいに外国人観光客から道を尋ねられたときでも、ポケットからサッとケースを取り出して翻訳をはじめられます。

「リモートシャッター機能」で遠隔からスマホカメラのシャッターを切ることもできます。ここまで実用性を詰め込んだイヤホンはLiberty 5 Pro Maxくらいのものでしょう。

あとは、ちょっと細かいところですが、ディスプレイに好きな画像を壁紙として設定できるのが自分専用デバイス感があって好きなんですよね。筆者は直近の旅行先でのスナップや推しの写真を壁紙にして持ち歩いています。

ワークスタイルをも変える、TWSの究極形

性能的にも機能的にもかなり充実しているLiberty 5 Pro Maxですが、重箱の隅をつつくと、充電ケースがそこそこ大きいです。まあタッチディスプレイにレコーダー機能まで搭載されていますからね、これは仕方がないでしょう。

連続再生時間は、ノイキャンONで最大6.5時間、ケース込みで最大28時間。必要十分だと思いますが、このケースサイズなら、もうちょっとロングバッテリーだと文句なしだったなとは思いました。

とはいえ不満点といえばそれくらいで、フラッグシップにふさわしい完成されたTWSです。ただし、お値段は36,990円とかわいらしくないですね…。会議録音やAI文字起こし込みと考えたら妥当ですが、純粋に音質とノイズキャンセリングをコスパ良く手に入れたいならディスプレイとレコーダー機能なしモデル「Liberty 5 Pro」でも満足度は十分でしょう。使い道に合わせてそれぞれのモデルを選んでみてください。

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