少し前に、「iPhoneの美しさをそのままに、機能美をプラスする。Classic Hybrid Case」でも絶賛したESRの多機能クリアケースですが、アップデート版が出たよ!ということでメーカーさんから先行でサンプルを送っていただき、しばらく使ってみました。
ついに、クリアケースのあの“ジレンマ”とおさらばです。
クリアケースの宿命、黄ばみ問題。
一見すると「これまでと変わらない、普通のクリアケースじゃん?」って感じなのですが、実はこれ、特殊な黄変防止コーティングが施された、“黄ばまないクリアケース”なんです。

流通しているクリアケースの大半が柔らかいTPU素材(熱可塑性ポリウレタン)なわけですが、紫外線や皮脂、熱の影響をダイレクトに受けるので、使っているうちに変色してしまうのが宿命。
買った時は透きとおるように美しかったケースが、ほんの2、3ヶ月後には茶色く変色してしまう(中のiPhoneは新品同様なのに)。クリアケースでスマホ本来のデザインを楽しみたいけど、寿命が短すぎるために諦めている、もしくはうっすら色の付いたケースで妥協しているという人は多いのではないでしょうか(かくいう僕もそう)。
そこに、素材工学の最新アプローチからなる耐黄変PUコーティング、黄変しにくい堅牢なポリカーボネートを採用することで、長期間新品同様の状態を保てるよう改良されたのが今回のアップデート版というわけです。
ぶっちゃけ最初は「またまた、よく見る宣伝文句でしょ?」くらいの気持ちだったんですが……実際に数ヶ月ハードに使い込んでみたところ、見事に黄ばみゼロじゃないですか。

半年、1年使ったらどうか?というのは今の時点ではわかりません。が、基本的に1ヶ月も経つと側面のバンパーを皮切りにうっすら茶色味がかってくるのがクリアケースのお約束のパターンです。一方こちらは、2ヶ月以上経っても正真正銘、純度100%のクリアを維持。

長年使ってきたクリアケースたちはいったい…?と言いたくなりますが、この時点の状態を見ただけで少なくとも従来の黄ばみ防止を謳うクリアケースと比べて遥かに説得力があるなと。手汗バンバンのこの時期にこれだけ使い込んで、本体の美しいカラーが一切のくすみなく見え続けているってふつうに驚異ですよ。
あとは何と言ってもESRのお家芸、カメラ周りの“隠れスタンド”はもちろん健在。

90度まで無段階で起こすことができ、ヒンジの安定感も十分。好きな位置にピタッと止まってくれます。縦置き・横置きどちらもOKなので、相変わらず動画視聴や資料を確認したりするのにこのキックスタンドがほんとに実用的。

スタンド付きケース自体は珍しいわけじゃないですが、このキックスタンドは見栄えがスッキリしているうえに、使い勝手も損なわないというのが素晴らしいところ。ちなみに、MagSafeの吸着力はスペック上で1,500gf。モバイルバッテリーなどの周辺機器、充電スタンドともにガッチリくっつきます。

価格込みでiPhoneケースとして最高峰の完成度

ボタンやユニット周りの精密なカットアウト、米軍MIL規格のエアガード、ストラップホールなど、機能性と耐衝撃性を網羅的に兼ねそなえ、元々のClassic Hybrid Caseの時点ですでに完成されているケースです。そこに、“黄ばまない”という強烈な付加価値を加えたESR最新クリアケース。
価格も3,000円前後と完成度に対して決して高すぎない価格設定なので、もしiPhoneケースを何か一つだけおすすめするなら?と言われたら、僕は迷わずこのケースを推します。落下衝撃に強いバンパー設計なので、まるで裸で持っているかのような薄さ・軽さ、とはいかないにしろ「やっぱりiPhone本来のデザインが楽しめるクリアケースが理想、でも劣化が気になる…」と諦めていた人にはぜひ一度試して欲しいなと思います。


