限界を超える薄さと、圧倒的な吸引力。【Roborock Qrevo Edge 2】がついにロボット掃除機のあの“ジレンマ”解消?

本ページ内には広告が含まれています。

進化を続けるロボット掃除機。水拭きができるようになっただけでも「進化」だったのに、最近はモップの自動洗浄・乾燥までを行うフルスペックのモデルが主流となり、価格面もどんどん手が届きやすくなっています。

そんななか、このブログでも何度か紹介している「Roborock」から、業界トップクラスの薄さに、いまロボット掃除機に求められる機能を全部入りした2026年モデルが登場。その名も「Qrevo Edge 2」です。

毛絡みを防ぐデュアルブラシ、25,000Paの強力吸引、雑巾がけのように押して拭く水拭き、さらには必要なときだけモップを自動で着脱するギミック…まさに“全自動”を体現したモデル。今回は、実際に2週間ほど使用してみたので、「完全自動」と呼びたくなるほどのその実力をお伝えしていきます。

7.98cmボディに25,000Paの吸引力

ロボット掃除機を迎えるにあたって、まず妥協できないのが「一度でどれだけしっかりゴミを吸い取れるか」という基本性能です。

一般的に20,000Paあればかなり強力な部類になりますが、Qrevo Edge 2の吸引力は「最大25,000Pa」。

ここまでくると一般的なスティック掃除機にも匹敵するので、ロボット掃除機としては文句なしの集塵パワー。カーペットの奥の細かなホコリやゴミはもちろん、フローリングの溝に入り込んだ微細なホコリまで根こそぎ取り除いてくれます。どんな床環境だろうと安心して任せられる。

しかも、それを高さ7.98cmの極薄ボディで実現しているのがポイントです。

この薄さの秘密は、本体上部のレーザーセンサー(LDS)が自動で昇降するギミックにあります。低い隙間を検知するとセンサーを本体内に格納し、家具下のすき間にもスッと入り込む。これまで諦めていたソファやシェルフ下のホコリともおさらばです。

吸引力は汚れや環境に合わせて複数のモードから選べるのですが、標準的なモードでもとても静か(あまりに静かなので充電ドックに帰ったのかな?と思ったら、しっかりとお掃除中でした)。掃除方法は「吸引」「水拭き」「吸引と水拭き」「吸引後に水拭き」から選べるほか、自分の好きなようにカスタマイズもできます。

掃除が完了したら、回収したゴミをステーション内で集塵、モップ洗浄〜乾燥まで全自動で行ってくれます。今や非搭載のモデルの方が珍しいくらいですが、この自動機能が誕生してから一気にロボット掃除機に対する敷居って下がりましたよね。

単純にラクなのもそうですが、ニオイや菌の繁殖を防ぐことができ衛生面で常に清潔を保てるというのが何より素晴らしいんですよ。

で、このステーション内には最大65日間分のゴミを溜めておけます。つまり、使うにあたってぼくらが手を動かすことといえば、2ヶ月に1回ほどこのステーション内のダストパックを交換することだけ(あと水拭きモード使用時は水タンクへの給水と汚水の処理)。

それから、吸引周りでQrevo Edge 2が優れる点がもう一つ。独自の「デュアル毛がらみ防止ブラシ」です。

中央で2つに分かれたメインブラシと、外側に伸びるサイドブラシが連動することで、髪の毛や動物の毛が絡まりにくい構造になっています。第三者認証機関であるTÜVラインランドとSGSの認証も取得しているのだそう。絡まりにくく、かつしっかり吸引できるというのが最大の特徴です。

実際に2週間稼働したブラシをチェックしたところ、“毛がらみ防止”の触れ込みどおり見事に毛髪が絡まりません・・!ステーション内に汚れが溜まっているような不快感もないですし、メンテナンスも最小限です。部屋の隅を検知するとサイドブラシが外側へ伸びる「FlexiArm」も相まって、この機能単体でもQrevo Edge 2を導入する価値があるなと感じるほど。

8Nで“押して拭く”本気の水拭き

ロボット掃除機の水拭きモードなんて、少しばかり湿ったモップが床を撫でるだけでしょ…?なんて思っていましたが、年々進化が進むにつれそんな感覚もひと昔前のものになってきています。

高速回転しながら、8ニュートン(面を垂直に押す力の単位で、8Nは約0.8kgに換算)のパワーで加圧するモップが、雑巾がけのような「押して拭く」水拭きを体現するQrevo Edge 2。

拭き取り後は自動洗浄、乾燥でモップが清潔な状態で保たれる

床にこびりついた皮脂汚れや、キッチン周りの油ハネもガッツリと拭き切ってくれます。さらに、汚れが乾いているか濡れているかを瞬時に識別する「DirTect」を搭載。こぼした飲み物のような液体汚れを検知すると、メインブラシをリフトアップしてモップだけで拭き取るので、濡れたゴミをブラシが巻き込んで汚れを広げてしまう心配もありません。

それから、凄いのがこのモップ、壁際に来ると外側へせり出して壁のキワッキワまで隈なく当ててくれます。拭き逃しの少なさ含めて、もはや人間の雑巾掛けを超越してますよ。

そして清掃後のモップは最大80℃の温水で洗浄され、55℃の温風で乾燥までステーション内で自動完結。これだけの温度なので、皮脂やタンパク質汚れもしっかり除去してくれることでしょう。床に面するモップが常に清潔な状態で保たれる(しかも人の手を一切介すことなく)のはこの上なく快適です。

そんなわけで、「次第にモップ側に汚れが溜まってきて清掃効果が弱まっていく、というかむしろ汚れを付着させてしまう」といった従来の水拭きモードの欠点を見事に克服しているQrevo Edge 2。

極め付けは、モップの自動着脱機能。吸引のみのモードではモップをステーションに置いたまま出発し、水拭きが必要なときだけ装着して動き出します。

水拭き使用時はもちろん関係ないですよ。自動洗浄付きですから。ただ、ゴミ吸引のみモードの度にモップは少なからず汚れを付着させてしまいますから、その不快感さえ一切ないというのはやっぱり気持ちがいい。個人的には全ロボット掃除機がこの仕様になってほしいなと…。

AIの目で、留守中もおまかせ

出かけている間に掃除を任せたいけど、障害物にぶつかって止まってしまうことがあるのではないか…?

この点も、Qrevo Edge 2は対応力抜群です。

まず段差。ドアのレールや敷居など、一般的な部屋の段差であれば問題なく踏破できます。上位モデルのような段差を検知して本体自体を持ち上げる、みたいなリフト機能こそ非搭載ですが、一般的な部屋の敷居やラグ程度であればスムーズに行き来できます。

さらに、光をパターン状に照射して物との距離を立体的に測る「ストラクチャードライト」と、RGBカメラを組み合わせたAI障害物認識「Reactive AI」を搭載。ケーブルやスリッパなど280種類以上の物を、昼夜問わず識別して回避できます。

つまり? そう、床のお片付けも最低限で許されるやつ。

まあ、しっかり片付けた方が確実なのはそうですけど、片付け忘れたコードに突っ込んで絡まって動けなくなる…みたいなトラブルが起こりにくいのはありがたいですね。

ただしコートハンガーの脚のような細い脚には、カタカタと軽く当たってしまうことも。スタックしてまうわけではないですが、音が気になる場所はアプリで進入禁止エリアに設定しておくのがおすすめです。

家具の下まで任せられる全部入りロボ

家具の下まで含めて「掃除のすべて」を任せられるQrevo Edge 2。

今回試用した期間は2週間ですが、2LDKの自宅全体を毎日1時間程度で掃除し終えてくれて、25,000Paの強力吸引で部屋の隅から隅、ソファの下までキレイに。さらに、吸引したゴミはステーションへ自動で回収され、ブラシのメンテナンスもほぼゼロ。自分が手を動かすことといえば、水拭きモード時の水タンクへの給水とその処理くらい。

「掃除機が通った場所=キレイになった」としてしまうのにまだ違和感を拭えない人、ソファやベッドの下のホコリを諦めていた人、メンテナンスが面倒そうだから…となかなか踏み切れずにいた人、きっと大満足できるロボット掃除機です。定価15万円越えと市場の中でもハイエンド級になりますが、セールになると10万円を切るのでAmazonの大型セールなどに狙うのがおすすめです。

じつによくできたゴミ吸引・水拭き両対応のロボット掃除機ですので、「Roborock Qrevo Edge 2」ぜひチェックしてみてください。

SHARE ON