文具や収納用品のラベリングをテーマにしたお店「docket store(ドケットストア)」で、何やら面白い収納アイテムを見つけちゃいました。
それが、今回紹介する「paper rack(ペーパーラック)」。
どこからどうみてもスチールラックなんだけど、これ実は全部”紙”でできてるんです。
さっそくPAPER RACK1個組み立ててみた。ぱっと見完全にスチール棚😳作りも丈夫でとても紙でできてるとは思えない…めちゃくちゃ良い。 pic.twitter.com/uMKk278pGl
— わたや / LOPYLOG (@LOPYLOG) October 12, 2022
paper rackの概要
業務用スチールラックから着想を得てデザインされた、シンプルで丈夫な紙製のオープン収納「paper rack」。
家具と道具の中間ぐらいの”ちょうど良い”サイズ感で、まさにスチールラックのミニチュア版のようなアイテム。全面紙製のため本体自体とにかく軽く、もちろん動かす際に机を傷つけてしまうこともありません。
組み立ては簡単で、棚板の高さや枚数も好みに合わせて調整できます。卓上のちょっとした小物収納はもちろん、壁に取り付けたりして使うこともできるとのこと。
オフィスだったら机同士の境界に置いて、棚兼パーティションみたいに使うのも良さそうですね。
paper rackの特徴
- デザイン:DOMINO ARCHITECTS (大野友資)
- パッケージサイズ:W420 × D170 × H70mm
- 本体サイズ:W350 × D150 × H405mm(組立時)
- 本体使用紙:KTボード
- 対荷重:一段あたり500g程度
- 価格:4,800円
カラーは「グレー」「イエロー」「ブルー×オレンジ」の3色から選ぶことができます。
今回はデスクに設置するので一番ニュートラルなグレーを2セット買ってみました。
開封から完成まで
さっそく、paper rackを組み立てていきます。
中身は、脚4本、天底板2枚、中板2枚、留具類。そして組み立て説明書。
柱や棚板はあらかじめ立体パーツになったものが梱包されているので、折り曲げたり接着したりする必要はありません。もちろん工具も不要。
まずは、脚と天板を留め具で固定します。
続いて、同じように底板を固定。
あとは、中板を好きな高さに取り付けるだけ。
これで完成です!15分ほどでサクッと組み立てできました。ちょっとしたペーパークラフトみたいで楽しい。
paper rackを実際に設置してみた
さっそくデスクに置いてみると、これがものすごく良い…。デスク周りって油断するとすぐ乱雑になりがちですが、この高さと機動性で、かつタワー方向にモノを収納できるスペースって思いのほか使い勝手がいいんですよね。
上に積めるものや、差し込み式の引き出しトレイ系の収納アイテムはいろいろあるけど、40cmの高さと15cm程度の奥行きの収納って今までありそうであまり見たことがないですね。雑多にモノを詰め込んでもそれなりに綺麗な見え方になるのがまた面白い。
このサイズ感なら、ワークシーンだけでなく洗面台近くとかにおくのも良さげですね。一つ、二つ持っておけば生活領域全般に活用できそう。
全面紙製のため本体自体とにかく軽く、また動かす際に机を傷つけてしまう心配がないので気軽に扱えます。
ちなみに、棚板を等間隔で2枚取り付けた場合の一段あたりの高さは、10.5cmほど。目安として文庫本なら7、8冊積めるくらいのスペース。
奥行きは15cmなのでちょうど文庫本サイズですね。
paper rackを2つ組み立てて並べてみました。こうして見るとますますオフィスのスチールラック感がアップした気がします。
業務用ラックの無骨さと、それがそのままミニマルサイズになったような可愛らしさの同居が何ともたまらない…。
組み立てもシンプルで、棚板の高さも後から調整できるpaper rack。耐久性などしばらく経ってみないとわからない部分もあるけど、現時点ではとても良い買い物ができたなと思います。サイコウ!
まとめ
以上、簡単ではありますが「paper rack」の紹介でした。今までありそうでなかった全面紙製のオープン収納ラック。紙であることを考えると値段はそれなりですが、卓上のちょっとした小物収納にぜひ試してみてほしいプロダクトです。
デスク周りの収納におすすめ!