ダーマドライの副作用|かゆみ、痛み、代償性発汗はある?【サーリオとも比較】

自宅にいながら、自分のペースで多汗症の治療が行える家庭用イオントフォレーシス。

学生の頃からレベル3の手掌多汗症に悩んできた私自身、今ではイオントフォレーシス治療のおかげで「手汗ほぼゼロ」に。日常生活で困るシーンもずいぶんと減りました。

今回は、私が半年間使用したカナダ製の家庭用イオントフォレーシス「ダーマドライ」の特徴、使用にあたっての副作用・注意点などについて解説します。

また、これまでに私が使用した家庭用機器(サーリオ、ドライオニック等)とも効果や特徴を比較しているので、他の機器の特徴も踏まえた上で、じっくり購入検討してみてください。

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目次

施術中の痛み・刺激について

微弱電流を皮膚に流し込こむことで、汗腺に“フタ”をするダーマドライ。

電流を皮膚に流すって、そもそも痛そう」みたいに気になっている方も多いと思います。(私も最初は恐る恐るでした・・)

ダーマドライは皮膚への負担を抑えるために低刺激のシリコンを採用しているので、従来のイオントフォレーシス治療に比べるとかなり続けやすくなっています。私の個人的な体感は、「じんわりと温かい電流を感じる」程度の刺激だったので比較的ストレスなく続けられました。

また、ダーマドライの場合「1mA単位」で電圧の調整が効くのも嬉しいポイント。仮に「公称の値だと刺激が強い」となれば、自分に合った電圧に微調整することもできます。

最初は5mA程度からスタートして、耐えられる範囲で少しずつ電流を上げていくことをおすすめします。サポートによると、電流値を高く設定するほど効果が高まるといったことはないようなので、あくまで耐えられる範囲で行ってください。

ひとつ注意点として、すり傷やさかむけがある場合は、その部分がチクチク染みるので、必ず絆創膏やワセリンで患部を覆ってから使用してください。(これをサボるとものすごーく染みます…)

代償性発汗について

続いて、長期使用に伴う「代償性発汗」について。この副作用が気になって購入をためらっているという方も多いはず。

僕自身1年以上ダーマドライを使用していますが、代償性発汗についてはさほど気にする必要はないのかなというのが結論です。

手・足・脇とすべての部位で一定の効果が出るまで使用を続けましたが、それこそETS手術のような”治療部位の発汗が治まることで、他の部位の発汗量が増す”などといった副作用は今のところ感じたことはありません。

一方で、「治療箇所の発汗量が一時的に増す」ということはあります。SNSでもダーマドライを実際に使っている方の声を調べてみましたが、やはり同じ症状になっている方がちらほらいらっしゃいました。

ただ、これもあくまで一時的なもので、2週間ほど続ければ次第に治ります。そのまま治療を続けたら、いつのまにか効果が出始めて発汗そのものがストップしました。

ここで不安になって諦めてしまう方も多いみたいですが、やはり初期の段階で根気よく続けることが大事だなと実感しました。

ダーマドライの治療経過と効果

ここからは、実際に私がダーマドライで行った治療の流れ、具体的な効果についてまとめていきます。

まずは20分間の治療を3週間継続

初期効果が得られるまで、週5回の施術を継続」と説明書に記載されていたので、まずは20分間の施術を続けてみることに。

電流は10mAに設定し、様子を見ながら1mAずつ上げながら1週間続けてみました。

すると、3週間経過したあたりで皮膚がカサカサ(軽く乾燥したような状態)になり、そこからは日増しに発汗量が減っていきました。

普段から汗が水滴になってしたたり落ちるほど(皮膚科さん曰く最も重度のレベル3らしい)だったのですが、4週目の時点で「濡れてはいても、汗が流れることはない」くらいの状態になっていたかと思います。

レベル3の私の手汗にもしっかり変化が効果が見られたので、引き続きダーマドライで治療を継続・・

2ヶ月目には発汗がストップ

さらに2週間ほど継続すると、イオントフォレーシス特有の手のひらがつっぱった感じ(コーティングされたような感覚)に。使用開始から約2ヶ月が経過したあたりで、水に浸っていた大部分の発汗が完全にストップしました。

営業先で握手を交わすときや、書類を扱うときなど、日常生活で特に汗を意識していたようなシーンでも、見事にサラッサラの状態。

これ、なかなか表現が難しいんだけど、感覚的には普段と変わらずドバドバ汗が出てるような感じなんですよね。でも触るとツルツル…みたいな、不思議な感覚。手汗と無縁になったことで毎日のデスクワークもそれはそれは快適になりました。

この時点で指の先端と手の甲をのぞく大部分の汗がストップしている状態なので、説明書に記載の「初期段階」が終了。ここからは施術のペースを落としていきます。

以降は3日おきの治療で効果が持続

ここからは「維持期」に入るので、施術回数を2日おき→3日おきに変更

それ以降、週3回、20分間の施術で汗がストップしている状態です。(電流は最大の15mAに設定)

というわけで、レベル3の手掌多汗症にも一定の効果があったダーマドライ。わざわざ皮膚科に通ってイオントフォレーシス治療を受けにいっていた身からすると、たった20分間、好きな時間に、自宅で治療ができるというのは、もう革命的すぎます。笑

足裏の治療は根気がいる?

手のひらと同じ手順で、足裏にも使用できるダーマドライ。

3ヶ月目から足裏の治療をはじめたのですが、こちらは手のひらほどの即効性は得られませんでした。(足裏は皮膚が厚いためみたいです。)

私の場合、電圧を最大に設定し、2ヶ月ほどでようやく初期の効果が出始めました。他の方の口コミを見ていても、完全に発汗が止まるまで最低でも2ヶ月は要するケースが一般的みたいです。

そしてもう一つ、物理的に水に浸かりきらない範囲が広いため、特に側面は効果が実感しにくいということ。体感的には全範囲の60%くらいの効果しか得られないかな〜という印象ですね。

手に比べると、労力に対して得られる効果が小さいので、正直続けるのにそこそこ根気がいります。笑

脇用パッドも試してみた

手足の治療がひと段落ついたので、先月から脇用パッドでの脇汗治療もはじめてみました。

こちらの脇用パッドも、基本的な使用手順は手、足と同じです。

シリコンパッドに、水で濡らした専用カバーを被せて、両脇に挟むだけ。あとは手と同様に自動で感知して、電流が流れ始めます。

肝心な制汗力ですが、手や足に比べて面積が狭い分より即効性が高いです。私の場合は、15分8mA(最大設定)の2週間継続で初期治療が終わり、一度発汗が止まってからは週おきの施術でサラサラの状態を持続しています。

あと、脇下は手足に比べて皮膚が薄いらしいので、それなりにビリビリくるのかな〜と身構えてましたが、意外と手足と変わらず(じんわり熱を帯びる程度)ストレスフリーで続けられました。

主要3機器との比較

これまで、ダーマドライを含む以下の4種類のイオントフォレーシス機器を試してきました。

  • サーリオ(ドイツ製)
  • ダーマドライ(カナダ製)
  • Iontoderma(カナダ製)
  • ドライオニック(アメリカ製)

それぞれ製造国や細かい特徴は違えど、大まかには同タイプの家庭用イオントフォレーシス機器となります。実際に一定期間使用した結果や特徴を比較してみました↓

スクロールできます
製品名サーリオダーマドライIontodermaドライオニック
外観Iontoderma
製造国ドイツカナダカナダアメリカ
価格110,000円71,089円約43,000円約25,000円
電極板カーボンシリコンアルミニウムアルミニウム
制汗効果
初期効果日数1週間1ヶ月間2ヶ月間1ヶ月間
継続の施術頻度週おき1日おき毎日1日おき
施術時間10分(手足同時治療可20分20分30分
電流の向き自動変更自動変更手動変更機能なし
皮膚への刺激
消耗部品スポンジ電極板・パット電極板・パット・コード電池・フェルト
到着日数約3日約7日約10日約7日
返金保証期間100日間100日間なしなし
総合評価

表の通り、価格が高価なドイツ製のサーリオがやはりいずれの項目でも優れているといった感じです。

そんなサーリオとその他の機器の大きな違いは、手に直接触れる「電極板」にあります。

シリコン製もしくは金属製(アルミニウム)を採用する従来機とは違い、サーリオはより導電性に優れる黒鉛製(カーボン)の特殊素材を採用しています。実際に一定期間使い比べたところ、やはりサーリオを除く3機器は効果の現れ方や特徴が似ており、サーリオのみ即効性で頭ひとつ抜けているような印象です。

“レベル3″なら「サーリオ」の検討も

高性能なサーリオか、安価なダーマドライか。

家庭用イオントフォレーシスを検討する上で、「どちらを選ぶべき…?」と迷っている方も多いかと思います。

ダーマドライとサーリオにはどちらも100日間の返金保証が付帯することもあり、両方の機器を取り寄せて実際にそれぞれを比較してみました。

結論としては、“レベル3”の症状ならサーリオ、“レベル2未満”ならダーマドライ、を基準に選ぶことで効果的な治療ができるかなと思います。

発汗レベル症状推奨機器
レベル1皮膚が軽く湿る程度ダーマドライ
レベル2水滴ができるなど、見た目でわかる状態ダーマドライ
レベル3盛んに水滴ができ、滴れ落ちる状態サーリオ

ちなみに、以前「軽度症状の私はサーリオを選ぶとオーバースペックかな?」という趣旨のご質問をいただきました。

たしかに、導電性に優れるということは、そのぶん皮膚への負担も大きいのかな?と私自身気になり、カスタマーに問い合わせてみました。

メーカーさん曰く、発汗レベルと皮膚への負担の相関関係は特にないとのことでした。つまり、「軽度症状であればあるほど、単純に即効性が期待できる」という認識で問題ないかと思います。

実際にレベル1の私の妹がサーリオを試したところ、月2回程度の治療で効果を実感できています。(施術回数が少なく済む分むしろ皮膚ダメージも少ない?)

サーリオの詳しいレビューは以下の記事をご参考ください。

まずはダーマドライで“様子見”もアリ?

そうはいっても、リアルな話でサーリオとダーマドライには「約4万円」もの価格差があります・・。これがまた絶妙に悩める価格差なんですよね。

そもそも予算的にサーリオの購入に踏み切れないという方もいらっしゃるかと思いますが、その場合は「ひとまずダーマドライ」で問題ないかなと思います。

前述のとおり、ダーマドライとサーリオどちらも100日間の返金保証が付帯するので、万が一十分な効果が得られなかった場合は後から返品→サーリオに切り替えるという選択もできます。(個人的にはこれが一番安全だと思う。)

最初の制汗効果を実感するには十分な保証期間なので、まずはダーマドライのお試しも検討してみてください。

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追記:15%OFFクーポンをいただきました

先日ダーマドライ様がこちらの記事を見つけてくださり、なんと当ブログ専用の割引クーポンを発行いただきました!

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全シリーズのダーマドライが現行の最安値で購入いただけるとのことですので、ぜひご活用ください。

ひとつ注意点として、公式サイト以外の代理店ではクーポンが適用できないので、必ずダーマドライ公式サイトから購入画面に進んでください。

クーポンを使った注文手順はとても簡単です。

まず公式サイトへアクセスし、「今すぐ購入」をクリックします。右側にAmazonボタンがありますが、日本ではAmazonの取り扱いがないためこちらはスルーします。

続いて、トータル(手足脇用)、ハンズ&フィート(手足用)、アンダーアームズ(脇用)の3種類から、希望の製品を選んで再度「今すぐ購入」をクリックします。

「カートに入れる」をクリックします。

カートにダーマドライが一点入っていることを確認し、「クーポン/ギフト券」から「クーポンを追加」をクリックします。

入力欄に、クーポンコード「LOPYLOG15」と入力し、Applyボタンを押します。

すると、15%OFFが適用された価格が再表示されるので、「ご注文画面に進む」をクリック。

続いて、メールアドレスを入力し「続ける」へと進みます。

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YahooメールやGメールでも大丈夫です!

続いて、お届け先情報に名前、住所、電話番号を入力します。宛先は日本語入力で大丈夫です!

「お届け方法」はどちらでも大丈夫ですが、より到着までの日数が短い「International Express Shipping (3-5 Days)」がおすすめです。選択したら、「続ける」をクリックします。

最後に、支払い方法を入力し、「注文を確定する」をクリック。

支払い方法は、クレジットカードとPayPalの2種類に対応しており、VISA、Master、JCB、AMEXなど主要どころが一通り使えます。

これで注文が完了しました!登録したメール宛に、以下の注文確認メールが届きます。

後日出荷が完了するとダーマドライから「送ったよ」とメールが届き、5日ほどで商品が到着します。わくわくしながら待ちましょう!

まとめ

今回は、私が半年間使用したカナダ製の家庭用イオントフォレーシス「ダーマドライ」の副作用や効果について紹介しました。

全シリーズのダーマドライが現行の最安値で購入いただけるので、ぜひクーポンを活用してお得にダーマドライをお試してください。

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