ホームシアターの最適解?分離式スピーカー付き次世代プロジェクター『Anker Soundcore Nebula P1』

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部屋の壁を大画面モニターに変身させるプロジェクターは、ゲームや動画を大迫力で楽しみたい人の必携アイテム。

テレビに負けない高輝度、高解像度なモデルが増えたここ数年、一家に一台のエンタメデバイスとして一気に浸透した感がありますよね。かくいう我が家も、映画にテレビ番組、ゲーム、音楽…まとめてプロジェクター一台で楽しんでいます。

中でも、インテリアに馴染むプロダクトデザインに、強力なLED光源、分離して使えるステレオスピーカーまでセットになっている。そんな一台が「Anker Soundcore Nebula P1」です。今回は評価機材で検証できる機会に恵まれたので、使用感などレビューしていきます。

本記事はAnker様より商品をご提供いただき作成しています。

目次

Soundcore Nebula P1の外観と基本性能

Ankerのホーム型フルHDプロジェクター「Soundcore Nebula P1」。主な特徴は以下のとおりです。

  • 解像度:フルHD(1920×1080画素)
  • 輝度:650 ANSIルーメン
  • 最大投影サイズ:180インチ
  • HDR10対応
  • 分離式のデュアルスピーカー(計20W)
  • 自動縦横台形補正・オートフォーカス付き
  • Google TV搭載でNetflixも標準対応
  • インテリアに馴染むデザイン

持ち運びを考慮した細身の筐体が特徴的な本体。全体的にガンメタ系の艶消しグレーで高級感があり、プロジェクターというよりは上質なワイヤレススピーカーのような佇まいです。

サイズは約124 × 130 × 284mm、重量は約2.4kgと、ホーム型モデルとしては比較的コンパクトかつ軽量にまとまっています。

そして本機の真骨頂が、本体上部にドッキングされたスピーカー。なんと、これを取り外すことで別体式のワイヤレスステレオスピーカーとして使えます(取り外さなくても音声出力できる)。

スイッチをスライドさせると……
上部のスピーカーユニットを取り外せる

それぞれ10W、計20W出力のフルレンジスピーカーで、内蔵バッテリーにより約20時間動作。電源を入れるだけで、プロジェクター本体と自動でペアリングされるので、好きな場所に置くだけで、広がりのあるステレオサウンド(Dolby Audio)とともに映像を楽しむことができます。

ハンディサイズのコンパクトなステレオスピーカー×2

なお、スピーカーはプロジェクター本体経由だけでなくType-Cポートでの直接充電にも対応。

スピーカーを取り外した後のプロジェクター本体側の構造もユニークな本機。中心にプロジェクターユニット本体があり、これを回転させて角度調整することで、壁面や斜め上の天井などに投影できる構造です。

回転するとレンズが出現

つまり、本体外装がジンバルスタンドも兼ねており、別途台座を用意することなく、標準で斜め下から斜め上まで(約130度の範囲で)投影位置を決められるという使い勝手の良さを実現しています。

プロジェクター本体にバッテリーは内蔵しておらず、動作には外部からの給電が必須なので据え置き用途向けではありますが、本体にハンドルを備えているので持ち運びはラクラク。このハンドルは好みに合わせて取り外すこともできます。

なので、電源(付属の100W急速充電器を差し込めるACコンセント)さえ確保できるなら、どこにでも持ち運んで使いたい場所で使うことができます。

接続端子は、eARC対応のHDMI、USB-A、3.5mm オーディオ出力と過不足のない必要最小限構成。

操作は付属のリモコンから行えます。音声操作に対応するほか、Netflix、YouTube、Amazonプライムビデオがボタン一発で呼び出せます。

Soundcore Nebula P1を使ってみる

というわけで、今回は6畳書斎の白壁いっぱいに投影してみました。1週間ほどSoundcore Nebula P1を堪能してみたので、使用感などまとめていきます。

日中でもストレスフリー。明るく高精細な映像

明るさ650ANSI ルーメン、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、4-LED光源と、現行の家庭用プロジェクターとしてはあくまで標準的な投影性能であるSoundcore Nebula P1。

明るい日中に、カーテンを閉めた状態で投影した様子

最近は2000ANSI ルーメンを超えるモデルも一般化してきているので、使用前は「650ANSI ルーメン、大丈夫?」なんて思ってました。が、いざ投影してみると日中の一番陽光が差し込む時間帯でもある程度遮光した状態なら全然問題ないですし、それこそ夕方以降に投影するともはや液晶テレビ並みでは?と言いたくなるくらい鮮明で明るいです。

夕方以降なら「液晶テレビ並み」の明るさ

明かりを落とした環境下ではむしろギラギラ眩しいくらい明るいので、わが家では時間帯にかかわらずあえて輝度を落として視聴するほどです。映像は明るさ・コントラスト・彩度・ブラックポイントなどの段階調整のほか、「スポーツ」「映画」「ゲーム」など全7種類のプリセットからコンテンツに合わせて最適化することもできます。

描写の細かい部分に寄ってみました。さすがに4Kの上位モデルと比較すると荒さはありますが、HDR10対応なだけあり動画再生中でもディテールの輪郭まではっきり描写できます。

動画再生中に細部をアップにして撮影。ディテールまで滲みがほとんどない

全体的に白がきちんと白く、黒がしっかり黒い、メリハリの効いた発色といった印象。輪郭の色にじみや、斜めの線がギザギザになるジャギーも肉眼でふつうに視聴する分にはまったく気にならないですね。

実際にいくつかの映画、アニメ、YouTube動画などを視聴してみましたが、どんな映像を映しても気がつくと見入っちゃうほど画質が良い。映像の見づらさやぼやけを感じることは一切なく、「今やミドルモデルでもここまで鮮明な映像が実現できるのか」と驚いちゃいますね…。

映像のハイライト部で起こりやすいレインボーエフェクト(RGBの光の筋がチラっと見える現象)も1週間映像を視聴した限り発生を感じることはありませんでした。

6畳部屋でも90インチの大画面投影

映像の美しさだけでなく、基本となる投影性能も抜かりないSoundcore Nebula P1。

最大投影サイズは180インチ対応であり、今回は6畳の書斎の壁から壁、約2mの投写距離で90インチほどの投影ができました。

「2m」から距離を離すと、その距離に応じて画面サイズが大きくなる反面、少しずつ輝度が落ちていくイメージ。なので確保できるスペースにかかわらず、100インチ前後の投影がベストでしょう。それでも一般的な40〜50型クラスのテレビの倍の画面サイズですから、大迫力には違いありません。

独自の「IEA 4.0」により、リモコンボタン一発でオートフォーカス、タテヨコ両方向の自動台形補正もかけてくれるため、本体の設置角度をあれこれ気にせず「ざっと置くだけで」もう映画館。

ToFセンサーのおかげで、補正時のラグや誤認識などもなくきっちり補正してくれます。なので画面まわりの調整はNebula P1まかせでOK。

外部スピーカー要らずの空間表現豊かなオーディオ

どれだけ大画面、高精細に投影ができても、プロジェクター本体から鳴る音がチープだとしたらそれだけで臨場感は半減してしまいますよね。

計20W出力、Dolby Audio、分離できる独立式のフルレンジスピーカーをそなえるSoundcore Nebula P1においては、そんな心配は皆無です。そんじゃそこらの同価格帯のプロジェクターと比べて「音圧」「空間表現」ともに雲泥の差。もう圧倒的没入感です。

それこそテレビと比較しても、部屋全体に音が広がる感じというか「シアターチックな立体感」みたいなものも断然得られるので、別途、Bluetoothスピーカー×2個や、サウンドバーを追加する手間や費用が要らないというのはそれだけで魅力ですよね。

分離型のステレオスピーカーは、投影した映像の脇に置くのが基本スタイル。ですが、寝室で布団やベッドに寝転がりながら映像を見るときは、あえてスピーカーを枕元に置く「手元スピーカー」にできたり、リビングで映像投影しながらキッチンにスピーカーを持ってきてノイズに邪魔されずコンテンツが楽しめたりと、実際に導入してみると分離型スピーカーならではの良さはいろんなシーンで体感できます。

本体側のカスタマイズも充実しており、「ムービー」「音楽」「アウトドア」と既存プリセットから環境に合わせて音響を最適化できます。より拘りたいとなれば、「カスタム」から低音域やトレブルを細かく自分好みに調整することも可能です。

Google TV搭載でNetflixも標準対応

OSにGoogle TVを搭載するSoundcore Nebula P1。各種操作はもちろん、ストリーミングサービスで映像作品を楽しむ際に非常に使いやすいUIになっています。

何といっても「Netflixに標準対応」ですよ。サードパーティのアプリを介すか、別途Fire TV stickを挿し込む必要があるモデルも多い中、駆動が滑らかな標準アプリで視聴できるのはNetflixユーザーにとっては嬉しいポイント。

そのほかYouTube、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+、U-NEXT、AbemaTV、Apple TV、Spotifyなど主要なストリーミングサービスに対応するのはもちろん、リモコンボタンから音声入力もできます。

Soundcore Nebula P1という、プロジェクターの常識を覆す新しい答え

立体的かつしっかり迫力が感じられるサウンド体験によって、プロジェクターの映像はぼんやり流し見するものではなく、前のめりで見入ってしまう体験に変わります。

自宅で使うエンタメデバイスとして約15万円は決して安くないですが、どんな空間にも溶け込むデザイン性、2mで100インチに迫る大画面投影、シャープで明るい映像、そして業界屈指のサウンド体験。これらを実際に体感するとこの価格にも納得感があります。一生モノとして高機能な機種を検討中という人にこそおすすめできる一台だと感じました。

新しいプロジェクターライフを模索しているという人は、ぜひAnker Soundcore Nebula P1を検討してみてはいかがでしょうか。

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