【至高】MOTHER HOUSE「アンティークスクエアバックパック」レビュー

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四半期に一回のペースでバックパックを買い替えたくなる病なのですが、理想のバッグを見つけては実際に試してみる、というのがライフワークになりつつある今日このごろ・・。

これまでにいろんな特徴を持ったバックパックを試してきましたが、中でも「ミニマルさ」「高級感」の観点でほかと一線を画するのが、MOTHER HOUSE(マザーハウス)のバックパック。

今回なんと定番モデルの「アンティークスクエアバックパック」をメーカーさんが送ってくださったので、さっそく使ってみています。2週間ほど経過したので、使用感をレビューしていきます。

Antique Square Backpack

なめらかな牛革に繰り返しオイルを塗りこんで着色されたアンティークレザーを採用するAntique Square Backpack。初めから、何年も使い込んだような風合いを楽しむことができるバックパックです。さらにここから経年変化でより深く、オリジナルの味わいが楽しめるのが魅力です。

独特の濃淡のあるレザーは見ていてうっとりしてしまいます

なんといってもこの“完璧なまでの四角さ”が代名詞のアンティークスクエアバックパックですが、真横から見ても美しい四角。マチが狭い分、背負った時にコンパクトでボリュームを抑えられる意味でもどの角度から見ても美しい形状です。

ジッパーは側面深くまで開けられる設計なので、中を広く見通せ中身にアクセスしやすいことも特徴です。

また、正面には横一文字のジッパー。四角いバックにありがちなのっぺり感といいますか、シンプルになりすぎないのはこのワンポイントがアクセントになっているからだと感じます。背負った状態でアクセスできるこの部分には、スマホとmont-bellの極薄財布を収納。

内側もブラウン基調のチェック柄があしらわれていて可愛い。背面側には13~15インチのPCが収納できるスロット付いているので、この部分に14インチMacBook ProとiPad miniを収納しています。

PCスロット対面には2つのスペースに分けられたポケットをそなえます。僕はこの部分にAnker Zolo Power Bank、充電ケーブル、Apple Pencilを入れています。鞄を開いてすぐにアクセスできる場所なので、外出時に特に出番の多いものを入れていたらこの形に落ち着きました。

背中側から見てもこの美しさ。。ショルダーハーネスにも同じく牛革が使われています。細すぎると肩に負担がかかるし、太過ぎてもカジュアルになりすぎるのですが、絶妙な幅のハーネスで見た目も非常にスタイリッシュ。

Antique Square Backpackの使用感

なんといっても背負った時のシルエットがとにかく美しいAntique Square Backpack。一泊分の荷物が入る寛容な収納力でありながら、一見その容量を感じさせないスタイリッシュな造形がたまりません。。メーカーロゴや目立つ装飾のない、シンプルを極めたデザイン。

完璧なスクエアフォルムと、ベルトが太すぎないことからも一眼カメラやラップトップを収納できるバックパックでありながらスッキリとした印象になります。

移動中は肩に背負って持ち歩き、商談前はこのように手持ちに持ち替え。ビジネスシーンでもまったく違和感のないフォーマルなたたずまいです。

そして肝心な背負心地。
ノートPCを入れると背中側に来るのですが、実は少しだけクッションが入っているのでゴツゴツ背中に当たるみないなことはもちろんありません。体に沿うようにカーブしているショルダーハーネスも相まって、背負っていても物量にかかわらずしっかりフィット感があるんですよ。

背中と一体化したかのようなフィット感

歩いてる最中ほとんど横揺れしないので、丸一日PCやカメラを詰め込んで歩いた日の負担感もずいぶんと軽減しました。

見た目の美しさ、機能面どこに目を向けても完成されているバックパックですが、強いて難点をあげるとすればバック単体で自立しないことでしょうか。逆に言えばそれぐらいしか粗がないってことになりますが、普段からバックハンガーをつけていれば大抵のシーンでやり過ごせるので大きなデメリットではないかなと思います。

四角いリュックの到達点「Antique Square Backpack」

見た目や素材において一切の妥協がなく、「四角いリュック」として完成されたMOTHER HOUSE「Antique Square Backpack」。

独特の濃淡は見ていてうっとりしてしまう魅力がありますし、ここから経年変化でどんどん風合いが変わっていくというのも楽しみが尽きません。数年後にこの記事を読み返したときに「最初はこんな形状、質感だったんだなあ」と思い返すことを考えると永く観察しながら愛用していきたいなと思います。

MOTHER HOUSEの製品はひとつひとつ色味や濃淡、形が違います。ぜひ実店舗に足を運んでみて、個体差を見比べたり、店員さんとお話しして迎え入れるカバンを選んでみてください。この記事を読んで、アンティークスクエアバックパックやMOTHER HOUSEに興味を持ってくれる方がいればとても嬉しいです!

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