MOVA P50 Ultraレビュー|コスパに優れた全部入りロボット掃除機

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家事の効率化が求められる時代において、ひときわ需要が高まっているロボット掃除機。近頃は、エントリーモデルからハイエンドまで、幅広い選択肢からニーズに沿ったロボットをお迎えできるようになりました。

そんな近年のロボット掃除機市場の中でも、機能全部盛りかつコスパも優れるのがMOVAの最新機種「P50 Ultra」。

19,000Paの吸引力に加え、最大4cmモップを伸ばして壁際に沿う水拭き、モップの自動洗浄・乾燥、AI障害物回避など、まさに“全自動”を体現したハイエンドモデル。実際に1週間ほど使用してみたので、「完全自動」と呼びたくなるほどのその実力をお伝えしていきましょう。

本記事はMOVA様より商品をご提供いただき作成しています。

目次

MOVA P50 Ultra

ごみ収集からモップ洗浄まで、全自動クリーニングに対応したMOVAのロボット掃除機新モデル「P50 Ultra」。以下主な特徴です。

  • 19,000Paの強力吸引力
  • 精度の高いレーザー式で、複数の部屋を効率よく清掃
  • 約75日間お手入れ不要
  • 雑巾掛けに匹敵する加圧水拭き
  • 毛絡み防止構造でブラシのメンテナンスも楽ちん
  • 優れた静音性とランニングコスト

ロボット掃除機本体は直径約35cm、高さ約10cmというコンパクトなサイズで、家具の下や狭いすき間にもスムーズに入り込める設計です。重量も軽めで、持ち運びや位置の移動も比較的ラクにできます。

セットで付属する全自動クリーニングステーションは、縦幅38×奥行き38×高さ47cm。ある程度の設置スペースが必要になりますが、スペックを考慮するとかなりコンパクトにまとまっています。

というわけで、実際に2LDK2人暮らしの我が家の自宅リビングにMOVA P50 Ultraを設置してみました。

スマホの専用アプリを使って初回のセットアップ、マッピングを済ませたら、すぐに掃除を始められます。

ハイエンド級の強力ゴミ吸引

まず肝心の吸引力ですが、他社だと強くても12,000Pa程度なところ、MOVA P50 Ultraはなんと19,000Pa(同シリーズ最強)を実現。業界トップクラスで、カーペットの奥の細かなホコリやゴミはもちろん、砂埃などの床のザラつきまでしっかり取り除いてくれます。

掃除が完了したら、ゴミ吸引、モップ洗浄〜乾燥まで全自動で行ってくれます。これの何が凄いかというと、ニオイや菌の繁殖を防ぐことができ、衛生面で常に清潔というのがまず大きなメリット。

で、3.2Lの大容量ステーションになんと約75日分のゴミを貯めておけるんです。つまり、本機を継続使用するにあたって人間が手を動かすこといえば、基本的に2ヶ月おきにこのステーション内のダストパックを交換(水拭き使用時は汚水・清水タンクの取り換え)することだけ。

また、独自の毛絡み防止システムを搭載するMOVA P50 Ultra。従来モデルに比べて髪の毛や糸状ゴミの絡まりも大幅に軽減しています。

上記は実際に1週間ほど稼働したブラシ写真ですが、みごとに毛髪が絡まりません。。ステーション内に汚れが溜まっているような不快感もないですし、メンテナンスが最小限になったことで気持ち的にも負担が減って掃除がさらにラクになりました。

次に注目すべきは、伸びるサイドブラシ。

部屋の角や壁際を検知すると、本体前部分に内蔵されているサイドブラシを伸ばしてホコリをかき集めるMOVA独自の機能「MaxiReach Tech™」を搭載。直角のコーナーだけでなく、椅子やテーブルの足周りなど、一般的な掃除機がけでは吸い残してしまいがちな部分も、しっかりカバーできます。

サイドブラシが付属しているモデルは多いものの、アームを伸ばして清掃するロボット掃除機は珍しく、直角のコーナーに関しては100%カバーできるというのが本機の最大のメリット。

“雑巾がけに匹敵”するパワフルな水拭き

ロボット掃除機の拭きモードなんて、少しばかり湿ったモップが床を撫でるだけでしょ…?なんて思っていましたが、年々進化が進むにつれそんな感覚もひと昔前のものになってきています。

加圧式のデュアル回転モップを採用するMOVA P50 Ultraは、雑巾掛けのように「押して拭く」水拭きが可能。また、カーペットを感知するとモップが自動で持ち上がるので、濡らしてしまうこともありません。

掃除機内の自動洗浄・乾燥で常に清潔なモップブラシ

そして、清掃後のモップ洗浄、乾燥もステーション内で自動完結。清掃時、停止時に関わらず床に面するモップが常に清潔な状態で保たれる(しかも人の手を一切介すことなく)のはこの上なく快適です。

これにより「次第にモップ側に汚れが溜まってきて清掃効果が弱まっていく、というかむしろ汚れを付着させてしまう」みたいな従来の水拭きモードの致命的な欠点も克服しているMOVA P50 Ultra。停止中の衛生面もこの機能の有無では雲泥の差、というわけです。

また、水拭き中にカーペットを検知した場合、自動でモップを引き上げて吸引清掃のみに切り替える自動リフトアップも搭載。清掃中にカーペットをモップで濡らしてしまう心配もありません。また、床のタイプや「乾燥ぎみ、湿気がある」など天候に合わせて32段階で水量調節ができるのもP50 Ultraならでは。

優れたランニングコストと静音性

19,000Paというハイパワーながら、静音性にも配慮されているのも重大トピック。公式に運転音のデシベル値は公開されていませんが、同社の既存モデルではおおむね50〜60dB前後で、これは一般的な会話と同じかやや静かなレベル。そのため、日中の在宅時間はもちろん、夜間や早朝でも使いやすいというのが嬉しいポイント。

仕事柄これまで十数台のロボット掃除機を試してきましたが、静音性という観点では群を抜いています。それこそテレワーク中や子どもが昼寝をしている時間帯でも普通に使えてしまうレベル。

また、ロボット掃除機を選ぶにあたってもう一つ大事なのが、長期使用時のランニングコスト。MOVA P50 Ultraの場合、主な消耗品は、水拭き用モップとダストバッグの2つです。

前述のとおりダストバッグは約3.2Lという大容量で、公式情報によると最大で約75日間は交換不要とされているので、特段費用が嵩むということはありません。モップに関しても定期的な交換は必要ですが、いずれも市販や公式ストアで容易に入手でき、長期使用するにあたって特別なメンテナンス知識は必要ありません。

MOVA P50 Ultraは、「長く使ってもコストが抑えられるうえ、生活音を邪魔しない」という、日常に優しいロボット掃除機と言えます。

コスパに優れた全部入りロボット掃除機

文字どおり「掃除のすべて」を任せられる新世代ロボット掃除機MOVA P50 Ultra。

筆者が試用した期間は約1週間ですが、2LDKの自宅全体を毎日30分程度で掃除し終えてくれて、19,000Paの超強力吸引で部屋の隅から隅までキレイに。さらに、吸引したゴミは本体内で圧縮・乾燥されて、ブラシのメンテナンスもゼロ。自分が手を動かすことといえば、水拭きモード時の水タンクへの給水とその処理くらい。

実売価格99,800円(ブラックフライデーキャンペーンで35%OFFの64,800円)と財布から掃除機に出せる金額と考えるとたしかに高価ですが、こうして実際に試してみると機能面は素晴らしいですし、この掃除機でしか味わえない体験価値を考えると決してべらぼうに高いわけではないように思えてきます。同様のスペックだと十数万円程度が相場の中、むしろ6万円で迎えられるのはかなり良心的だと感じますね。

掃除のわずらわしさから離れたい人、メンテナンスが面倒そうだから…となかなかロボット掃除機の導入に踏み切れずにいた人、なによりピカピカの床で気持ちよく暮らしたい人へ。じつによくできたゴミ吸引・水拭き両対応のロボット掃除機ですので、「MOVA P50 Ultra」ぜひチェックしてみてください。

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