コスパ最強。完全ワイヤレスイヤホンおすすめ超厳選【1万円以下】

本ページ内には広告が含まれています。

こんにちはTatsu(@LOPYLOG)です。

数年前までは、有線に引けを取らない完全ワイヤレスイヤホンとなると最低2〜3万円は出さないと手が届かない、ちょとした高級品でしたが、最近は1万円出せば十分高性能なモデルが手に入るようになりました。

「コスパ最強」を謳うイヤホンが毎年あらゆるメーカーから登場する中、結局どれを選べばいいかわからない・・とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

そんなわけで、SNSで話題に上がったコスパイヤホンを片っ端から試してきた筆者が、とくにおすすめと感じた1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホンを10個ほど厳選してみました。

一番おすすめのモデルだけサクッと知りたい!という方は↓からジャンプしてください。

目次

コスパで選ぶ、完全ワイヤレスイヤホン

当ブログでは、かれこれ50種類以上のワイヤレスイヤホンをレビューしてきましたが(記事化していないものを含めると100種類以上・・)、今回は中でも「コストパフォーマンス」に特化したおすすめイヤホンを厳選して紹介していきます。

日進月歩で新陳代謝するワイヤレスイヤホン。数ヶ月も経てば市場がガラっと変わり、“コスパ王”も目まぐるしく入れ替わる昨今(2、3万円のハイエンド機でも音切れや遅延が当たり前だった頃がなつかしい)。

僕自信、今よりいいモノを見つけたらどんどん反映させてアップデートしていきたいので、随時こちらの記事も更新していきます。

さて、今回の厳選にあたっての評価の基準ですが、表題の「コスパ」を含むこちらの6項目。

評価ポイント

  • 音質:全体域の解像度や迫力など中心に総合的に評価
  • 装着感:長時間使用時の快適さ、グリップ・安定感の有無
  • 携帯性:ケース自体がコンパクトで持ち運びに適しているか
  • 利便性:ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント・充電周りなど
  • カスタマイズ性:ソフトウェア、イコライザー、付属品などの充実度
  • コスパ:1万円前後の価格帯の中で総合的なコストパフォーマンスが高いもの

というわけで、筆者の独断と偏見でこれらのポイントを総合的に評価し「1万円クラス完全ワイヤレスイヤホンベストバイ」を紹介していきます。(上から下まで完全なランキング形式ってわけではないですが、ざっくり満足度が高かった順に紹介していきます)

Soundcore Liberty 4 NC

2023年7月26日にAnkerから発売された新型完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4 NC」。

ころんと丸みのあるスクエア型が特徴の充電ケース。同シリーズ全般そうですが、全面艶のあるマットコーティングで価格に見合わない上質感があるんですよね。

バッテリー性能は、イヤホン単体で最大10時間(ANCオンで8時間)、ケースふくめ最大50時間(ANCオンで40時間)と、ANCオフ状態でも30時間持たなかった前モデルから大幅に向上。

付属の充電ケーブルを使ってType-C充電できますし、もちろん今作もワイヤレス充電に対応しています。また、Anker PowerPort III Nano 20Wなどの急速充電器と組み合わせることで、10分の充電で4時間再生も可能。

製品名に「NC」と付く通り、最新の「ウルトラノイズキャンセリング3.0」に対応した今モデル。”同シリーズ史上最強のノイズキャンセリング性能”という定評どおり飛躍的に遮音性が向上しています。

音質面では、Liberty 4がダイナミックドライバーを2基搭載しているのに対し、Liberty 4 NCは11mm径ダイナミックドライバー1基だけというシンプルな構造であるものの、低域の量感はLiberty 4 NCが圧倒的で、ベースラインやバスドラムも「ズンッ」と芯で響くパワフルさがあります。

3Dオーディオの立体感や音場の広さ含め、やはり1万円クラスでは抜けた存在の本機。とくに低音とノイキャンに比重をおくなら「Liberty 4 NC一択」と言い切れるくらいの完成度に仕上がっています。

もともと同価格帯の中で完成度がずば抜けていた前作から、ノイズキャンセリング、バッテリー面などさらに進化を遂げ、価格も抑えられているSoundcore Liberty 4 NC。昨年末にLiberty 4を手に取った際は「これで良いじゃん」と唸りましたが、いざノイズキャンはじめ性能が強化されたLiberty 4 NCを手に取った今、たちまち「これで良いじゃん」がアップデートされました・・。

1万円前後で今一番高コスパなイヤホンを探している、ワンランク上のノイキャンを体感したい、といった方はぜひSoundcore Liberty 4 NCをチェックしてみてください。

Soundcore Life P3

Soundcore Life P3」は、Ankerから2021年8月に発売されたANC搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。

ケースサイズは約53 x 61 x 31mmとコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。まるい形状も相まって握ったときのフィット感もとても良いです。

再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース込みで最大35時間と、この価格帯のANC付きモデルとしてはなかなかのロングバッテリー。

そして、嬉しいワイヤレス充電対応。

同シリーズの上位機種ふくめ、1万円越えモデルでもワイヤレス充電は搭載していないものも多い中、本機は7000円にして真の全部入り感・・。

パッシブのノイズキャンセリング性能(イヤホン自体の遮音性)が高いSoundcore Life P3ですが、多くのレビューにあるとおりアクティブノイズキャンセリング性能もかなり強力。

AirPods Proレベルとまでは言えずとも、この価格帯の中だと間違いなく最強レベルと言っていい強度。アンダー8千円ということを考えると、正直信じられないくらい遮音性はいいです。

ノイキャンをオンにすると、空調音や風切り音はもちろん、人の話し声や車の走行音など高めの音もシュッと遮音してくれます。

一方で、外音取り込み性能はANCほどのインパクトはなく、価格相応といった印象。

それなりに自然に集音してくれますが、やや音がこもった感じが気になります。ノイキャンからの切り替え自体はスムーズなので実用的に使うことはできますが、着けたままスムーズに会話できるかというとちょっとキツイですね。

とはいえ、安価モデルによくある「機械的に無理やり増幅した違和感のある音」といった感じは全然ないので、「とりあえずノイキャンと音が良いなら大丈夫」という人であれば十分許容できる範囲かなと思います。

全体的な音設計は、Ankerお馴染みの低音強めで中高音もくっきり鳴る、いわゆるドンシャリサウンド。

ダイナミックな低音と開放感のある高音が特徴的で、ロックやポップス、EDMなんかとは相性がいいなと感じました。典型的なドンシャリが好きって人は間違いなく気に入る音だと思います。

解像度においても、個人的にこの価格帯で最強クラスだと感じる「AVIOT TE-D01q」にも負けず劣らずクリアです。音の分離感も鮮明で、音楽・動画ともにかなり没入感に浸れました。

仮にノイキャンと外音取り込み機能なしでも、正直この価格でこの音が出るなら十分コスパが高いと感じられるくらいの完成度ですね。

音質に関しては、7〜8千円レンジの完全ワイヤレスイヤホンの中だと、ちょっと頭一つ、二つ抜きん出てる感じです。

さらに、アンダー1万円ながら専用アプリに対応しており、操作方法やイコライザーなど自分好みにカスタマイズできます。

ノイズキャンセリング・音質いずれもハイレベルながら、価格はなんと8000円以下。「1万円以下でおすすめイヤホンはどれ?」と聞かれたら迷わず「Soundcore Life P3」と答えます。それくらい完成されたイヤホンです。

AVIOT TE-D01q

TE-D01q」は、日本のオーディオメーカー「AVIOT」から2021年7月に発売された完全ワイヤレスイヤホンです。

ケースサイズは約5 x 5 x 3 cmとコンパクトで、手のひらにすっぽり収まります。四角い形状も相まって手の収まりも良い感じ。

先ほど紹介したライバル機「Anker Soundcore Life P3」と比べてもほとんど同じ筐体サイズ。

再生時間はイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大33時間と、この価格帯のANC付きモデルとしてはかなりのスタミナ設計です。

ケース込みで33時間あれば、丸一日使うとかでない限りは1週間以上持ちそうですね。ただ、ワイヤレス充電が非対応なのは本機の唯一残念なところ。

パッシブのノイズキャンセリング性能(イヤホン自体の遮音性)が高いTE-D01qですが、多くのレビューにあるとおりアクティブノイズキャンセリングの強度もかなり強力。

AirPods Proクラスとまでは言えずとも、同価格帯の中では間違いなく最強クラスと言っていいレベル。アンダー7千円ということを考えると、正直信じられないくらい遮音性が高いです。

ノイキャンをオンにすると、空調音や風切り音はもちろん、人の話し声や車の走行音など高めの音もシュッと遮音してくれます。

ANC性能だけでなく、外音取り込みも優秀なTE-D01q。オンにすると鮮明に周囲の音が聞き取れます。

ありがちな「機械的に無理やり増幅した違和感のある音」といった感じでもなく、自然に集音してくれます。ずっと着けたままでも、普段どおり生活できそうなくらい実用的。

ただ、外音取り込みモードの切り替え時に、一旦「ノーマルモード」を経由するのが少々不便に感じました。2アクション必要になるので、操作面だけもう少し改善されると嬉しいですね。

さすがのAVIOTサウンド。TE-D01qの音質は、1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホンの中では頭ひとつ抜けて高解像です。

音場や音の分離感といった点はあくまでこの価格帯の標準レベルといった印象。ただ、10mmの大口径ドライバーの恩恵あって、低音はかなりパワフルに鳴らしてくれます。

中高音の解像度も高く、男性の低めの声から女性の高い声までクリアに響くのでロックやポップスとの相性がいいなと感じました。

安価モデルにありがちな高音がキンキン刺さる感じもなく、ハイトーン系のボーカルも輪郭がくっきりしていて心地いいです。

仮にノイキャンと外音取り込み機能なしでも、正直この価格でこの音が出るなら十分コスパが高いと感じるような完成度ですね。

さらに、アンダー1万円ながら専用アプリに対応しており、操作方法やイコライザーなど自分好みにカスタマイズできます。

ノイキャン、外音取り込み、大型ドライバーを搭載しつつ、バッテリー性能も良くコンパクトなイヤホンAVIOT TE-D01q。同現時点でのアンダー1万円モデルは、先ほどのAnker Soundcore Life P3と本機の2強といった感じですね。

Jabra Elite 7 Pro

イヤホンやヘッドホンなどのオーディオ機器の人気グローバルブランドJabraのフラッグシップ機『Elite 7 Pro』。

ケースは約70 x 40 x 25mmとコンパクトで、この通り手のひらにすっぽり収まります。シンプルなJabraのロゴ刻印がワンポイント。

バッテリー性能は、ノイズキャンセリングON時でもイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大30時間とまずまずのスタミナ設計。ワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけ充電ができるのも嬉しいポイント。

Jabraらしい力強いドンシャリ系ではあるものの、中高域の伸びが豊かで、従来機に比べてより原音に忠実な音設計になっているElite 7 Pro。

中音の開放感が素晴らしく、男性、女性ボーカルどちらも音の抜けがとにかく心地良いです。高域の楽器音などもするどく刺さることなくクリアに響くので、特にポップス、ロック、クラシックなんかと相性が良い印象。

また、これは中高音に限らず言えることですが、音の分離感が秀逸。「どの部分でどんな音が鳴っているか」が鮮明にわかり、その分曲全体の奥行きも豊かに感じられます。

立体表現に長けているという点では、楽曲のジャンル問わず楽しめるのはもちろん、動画視聴やゲーム時の臨場感も増すので、やっぱり万人におすすめしやすい一台だなと思いました。

あとはElite 85tのような底からズンズン響く低域の量感が損なわれていない点も、個人的に嬉しかったポイント。

解像度に関しては、”一点のくもりも感じないレベル”で鮮明。他の同価格帯モデルと比較しても解像度においては頭ひとつ抜けているな〜という印象。肝心の価格が1万円強にはなりますが、装着感や音質含め全体的なコスパはトップクラスかなと思います。

Jabra(ジャブラ)


SENNHEISER CX Plus True Wireless

Jabra Elite 7 Pro同様価格は1万円を超えますが、こちらもコスパモデルとして外せないSENNHEISERのエントリー機「CX Plus True Wireless」。

艶のあるピアノブラック調の表面加工で、デザインから高級感が漂うケース。

再生時間はイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大24時間と、ANC付きモデルとしてはまずまずのスタミナ設計です。

イヤホン本体は生活防水(IPX4)に対応しているので、雨や汗にも強いです。ちなみにケースは非防水。

イヤホン本体が耳奥にしっかりフィットする形状なので装着感はとても快適です。

グリップも良好で、強く首を振ってもズレる気配はなく安定した装着感です。また、イヤーピースの先端が先細の真円形状になってるので、隙間なく密閉できて音漏れも防げます。

音質は、さすがのゼンハイザーサウンド。1万円台の完全ワイヤレスイヤホンの中では頭ひとつ抜けて高解像です。

全体的にはバランスのとれた音といった感じですが、どちらかというと低音がやや強め。ベースやバスドラムの輪郭がくっきりしていて、底からズンズン響く感じもたまらないですね。

奥行きや臨場感もしっかり感じられて、ポップスやロックなどのライブ音源なんかとは相性がいいなと感じました。ドンシャリ好きの人が特に気に入る音だと思います。

同価格帯のJabra Elite 7 Proを長らくメインで愛用している筆者ですが、解像度に関してはElite 7 Proとも甲乙つけがたい完成度。「どの部分でどんな音が鳴っているか」的な音の分離感という点ではCX Plus True Wirelessの方がより鮮明な印象です。

もともと音質に定評のあるCX True Wirelessに、ノイキャン・外音取り込み・aptX adaptiveが追加され、ミドルクラスの決定版ともいえる完成度のCX Plus True Wireless。

ワイヤレス充電非対応なのは唯一弱点ですが、音質・使い勝手どちらをとっても同価格帯イヤホンの中では頭ひとつ抜けていますね。2万円以内で高音質なANC対応イヤホンをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

EarFun Free Pro

EarFun Free Pro」は、アクティブノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンです。

ケースサイズは、約66 x 25 x 31mmと手の中にすっぽり収まるコンパクト設計。

連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で32時間と、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとしてはトップクラスのバッテリー性能。

ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。

続いて、ノイズキャンセリング性能。EarFun Free Proは最大28dBの騒音を低減できるとあって、人の話し声や空調音程度の環境音であればしっかり遮断してくれます。

ただ、あくまで1万円以下クラスの標準的な遮音性能なので、AirPods ProやWF-1000XM3のようなハイエンドモデルのANC機能とは別物と考えた方がいいです。

やはりこの価格帯だと、店内の環境音や電車・バスなどのロードノイズをかき消すのはまだまだ難しいですね。そもそも5千円台でANCを搭載してる時点でやばいんですが(笑)

外音取り込み機能の切り替えは比較的スムーズに行えます。瞬時に、かつ自然に環境音を取り込めるので、イヤホンを外すことなく会話ができるレベルです。

EarFun Free Proは、複合振動の6.1mmのダイナミックドライバーを内蔵しているだけあり、どちらかというと低域に厚みのある音設計になっています。

かといってドンシャリ傾向というほどでも無く、音域問わずバランスよくクリアに鳴らしてくれるので、ポップス、ロック、クラシックとオールジャンル楽しめます。

同価格帯のイヤホンは高域〜中域が低音に埋れてしまうことが多い中、中高音を明瞭に鳴らしてくれるのも特徴。6千円クラスの完全ワイヤレスイヤホンの解像度もいよいよここまできたのかと驚きました。

Androidデバイス専用の高音質コーデック「aptX」に非対応なのが唯一ウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。

ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、完全防水のIPX5などに対応していることも含め、一二を争う価格破壊モデルと言って良いんじゃないでしょうか。

Anker Soundcore Life A2 NC

Anker Soundcore Life A2 NC」は、アクティブノイズキャンセリング・外音取り込み機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。

ケースサイズは約60 x 75 x 30mmとコンパクトで、手の中にすっぽり収まります。丸い形状、マットな質感も相まって手馴染みも良いです。

連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、ケース併用で最大35時間と、バッテリー性能もまずまず優秀。

音質に定評のあるSoundcore Life A2 NC。過去のAnker製品はもちろん、同価格帯イヤホンの中でも解像度は頭ひとつ抜けています。

11mmの大口径ドライバーを採用しているので、全体的な音設計はドンシャリ傾向。ベースやバスドラムが底からズンズン響くような厚みのあるサウンドです。

それでいて、中高域が埋もれることなくボーカル音や息づかいもはっきり聞き取れるので、ポップス、EDM、クラシックとオールラウンドに楽しめます。

また、専用アプリからイコライザー調整することでより自分好みの音色に寄せられるます。プリセットも22種類のパターンから選べるので、再生する楽曲に応じて最適な音設計に設定できるのもポイント。

Android専用のコーデック「aptX」に非対応なのがウィークポイントですが、SBC、AACに対応しているのでiPhone再生時は高音質補正されます。

特筆すべきは、目玉機能のANC(アクティブノイズキャンセリング)。1万円クラスとは到底思えない遮音性の高さで、正直音質以上にこっちのインパクトが大きい。

AirPods ProやWF-1000XM3のようなハイエンドと比べるとさすがに劣りますが、人の話し声からや電車やバスなどのロードノイズまでしっかり遮断してくれます。1万円クラスのANCとしては文句なしで過去一の遮音性です。

また、ノイズキャンセリングモードもアプリからカスタマイズでき、「交通機関・屋内・屋外」と3つのプリセットが用意されています。

僕は常に一番強度の高い「交通機関モード」を選択していますが、「屋内モード」でも十分環境音をシャットアウトできるので自宅やカフェで作業に集中したい場合はこれでいいかもしれません。

外音取り込みモードも比較的スムーズに切り替えられます。瞬時に、かつ自然に外音を取り込めるので、イヤホンを外すことなく会話ができるレベルです。

AVIOT TE-D01gv

AVIOT TE-D01gv」は、最新の接続規格「Bluetooth 5.2」に対応したフルワイヤレスイヤホンです。

ケースサイズは、4.5 x 3.0 x 4.3cmとコンパクト。AirPods Proと比較しても遜色のない小型設計です。

イヤホン単体の連続再生時間が約11時間、ケース併用で約50時間とバッテリー持ちは業界トップクラス。 

そんなAVIOT TE-D01gvは、先代モデル同様音域問わずバランスの良いサウンドに仕上がっています。

高域の解像度が高く、低域もガツンとしっかり響くので、ポップス、ロック、EDMなどジャンル問わずオールラウンドに楽しむことができます。

「AAC」「apt-X」の両コーデックにも対応しており、iPhone、Android問わずサブスク音源を高音質補正してくれるのも嬉しいポイント。 また今作から、最新コーデックの「aptX Adaptive」にも対応しているので、ハイエンドのAndroidデバイスを併用することでさらに高品質なサウンドを楽しむことができます。

接続規格は、最新の「Bluetooth5.2」対応で、Qualcommクアルコムチップ「QCC3040」も搭載しているので、電車内や人混みの中での使用時も音切れなくしっかり接続が安定しています。

DIESEL True Wireless Earbuds

DIESEL True Wireless Earbuds」は、防水規格(IPX4)対応の完全ワイヤレスイヤホンです。

中央にはDIESELのメタルロゴが大胆にあしらわれ、なかなかインパクトのあるデザイン。単純に携帯アイテムとしてめちゃくちゃ所有欲を満たしてくれます。

ケースサイズは、直径58㎜ x 高さ32㎜とコンパクト。丸い形状ということもあって手の収まりも良い感じです。

デビュー機ってどうしてもバッテリーが極端に短いものが多いですが、本機はイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大32時間となかなかのスタミナ設計なのもポイントですね。

Qiワイヤレス充電にも対応しているので、置くだけ充電ができるのも嬉しいポイント。この価格帯でワイヤレス充電対応の製品は限られるので、この点は大きな強み。

また、蓋の開閉がスライド式である点も本機の特色です。左右どちらからでも開閉できるので、どちらの手で持っていても片手でスムーズに開閉できるのが使いやすいです。

DIESEL True Wireless Earbudsの音質は、ボーカルラインが際立つような音設計になっているように感じました。いわゆる「かまぼこ型」と呼ばれるような音作りの印象です。

特別明瞭というわけではなく、解像度は価格相応レベル。特色としてボーカルラインが聞き取りやすいので、ポップスとの相性はいいなと思いました。

一聴するまでは勝手にドンシャリをイメージしていましたが、意外と低域の量感は控えめで、中域が強調された音設計に感じました。低音がズンズン響くことなく、長時間でも聴きやすいマイルドな音といった印象です。

ただ、音の迫力や立体感は感じづらい音作りなので、ベースやドラム中心のロックを楽しむには不向きかなと。

ノイズキャンセリングや外音取り込みといった機能は必要なく、価格相応の音質が手に入れば十分といったDIESELファンであれば、総合的に選んで損はしないプロダクトだなというのが率直な感想ですね。

YOBYBO NOTE20

YOBYBO NOTE20」は、生活防水仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。

特筆すべきは、ケースの薄さ。たったの13,5mmと、数ある完全ワイヤレスイヤホンの中でも最薄クラス。スマホとほとんど変わらない薄さです。

全体サイズも、60mm×55mm×13mmとコンパクト。平たい形状、マットな質感も相まって手馴染みも良好です。

イヤホン単体の連続再生時間は最大4.5時間、ケース併用で最大22時間となかなかのスタミナ設計です。

ワイヤレス充電にも対応しているので、「Anker PowerWave II Pad」等のパッドタイプの充電器があれば、置くだけ充電も可能です。

筐体が小ぶりなNOTE20ですが、6mmのドライバーユニットを積んでるので音はパワフルです。

全体的にバランスの取れた音設計ですが、どちらかというと中高音寄りの印象で、女性ボーカルの声や楽器などの高音は結構強調されます。

かといってキンキン刺ささらず適度にエッジが効いた感じで心地良いです。疾走感のあるロックとか特に相性が良い気がします。

音質や音色のレビューはどうしても主観的な感想になってしまいますが、1万円を切る完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり満足度が高いです。

コーデックは、標準装備のSBCとiOS専用のAACにのみ対応。
最近増えているaptX非対応モデルにはなりますが、Android端末でも遅延なく高音質で再生できているのでさほど気にしなくていいかなと思います。

また、通信チップはAiroha AB1532で低遅延ですし、左右同時伝送式なので音切れや接続切れもなく、人混みに強いのもポイント。

ノイキャンこそ非対応ですが、生活防水やワイヤレス充電に対応していることも含めて、総合的にかなりコスパの高いプロダクトに仕上がってます!

コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンおすすめ|まとめ

というわけで、コスパ最強のおすすめ完全ワイヤレスイヤホンを独断と偏見でピックアップしてみました。

ひとえに完全ワイヤレスイヤホンといっても、音の傾向から、ノイキャンやマルチポイントなど機能面、イヤホンの形状や装着感など…特徴は多岐にわたります。聴く楽曲、使用用途によっても選択肢は変わってくるでしょう。

本記事で紹介したイヤホンは、少なくとも”価格に対しての音質”という点で自信を持っておすすめできるものですので、好きな音楽ジャンルと照らし合わせて、ぜひ自分好みの完全ワイヤレスイヤホンを見つけてください。

今回紹介したイヤホンの中でも、特に個人的にコスパが良いと思うのはこの3つ。

今後も1万円クラスでおすすめしたいモデルがあれば随時加筆していくので、ぜひイヤホン選びの参考例の一つにしていただければ幸いです!

SHARE ON
目次