プロジェクターの“あと一歩”が、全部なくなっていた…「Valerion Pro 2」で至極のホームシアター環境を構築!

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リビングで映画館のプレミアムシート級の満足感を。

ガジェットが好きな人であれば、一度は夢見たことがあるはず。「プロジェクターをテレビの代わりにすれば、自宅でも映画館みたいな視聴体験が手に入るのでは?」と。

かくいう僕もコロナ禍のステイホーム期に初めて家庭用プロジェクターをお迎えしたんですが、以来、映画やスポーツ観戦はもっぱら100インチの大画面で。気づけば、テレビの電源を入れる機会のほうが少なくなっていたりします。

そして今回紹介するのが、究極の映像体験を目指してアメリカの大手メーカーAWOL Vision傘下のValerion(ヴァレリオン)が開発した「Valerion Pro 2」。

家庭用4Kプロジェクターのなかでもかなりの高級機にあたるモデルですが、それだけに画質の良さはもちろん、しっかりした作りや外観の美しさまで、家庭用とは思えない圧倒的な仕上がりなのです。

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世界的ホームシアターメーカー「AWOL」から、本気のプロジェクター

Valerion(ヴァレリオン)について知らない人もいると思うので、簡単に紹介しておきます。

Valerionは、AWOL Visionというアメリカのホームシアターメーカーのプレミアムサブブランドとして、2024年に立ち上げられました。究極の映像体験を目指して開発された最先端RGBレーザー技術と、レンズシステムの精密な設計に定評があります。

親ブランドであるAWOL Visionは、特にリビング向けの超単焦点プロジェクターでは知名度が高いメーカー。自身も熱心なホームシアター愛好家である創業者、アンディ・チャオ氏のもと、家庭でも映画館クラスの没入感を実現することをミッションに掲げ、より高い製品クオリティと視聴体験を追求し続けているブランドです。

ハイエンド路線なので日本での知名度はそれほどですけど、国内でもいわゆる“本気のプロジェクター”を探している人たちの間では、知る人ぞ知る本格派として一目置かれている存在。

テレビ開発の第一線で長年携わってきたエンジニアが集まっており、「テレビを超える家庭用エンタメ体験」をコンセプトとしているだけに、プロジェクターブランドとしての技術力は確かなもの。

その血筋は、もちろんValerionにもしっかり流れています。実際「Valerion Pro 2」は、国内最大級のオーディオビジュアルアワード“VGP 2026”でプロジェクター部門を受賞しており、その実力はお墨付き。自宅用に本気のプロジェクターを検討する上で、真っ先に候補に入れておきたい一台といっていいでしょう。

まずは、このデザインを見てほしい

さっそくValerion Pro 2の映像美を……と言いたいところですが、ちょっと待ってほしい。本体のデザインについて語らせてください。はっきり言って、プロダクトデザインとしてこんなにカッコいいプロジェクターに出会ったことがありません。モノとしてあまりにも美しすぎるじゃありませんか。

天面から側面へと続く、鏡面仕上げの無数のライン。一本一本が寸分の狂いもなく並ぶさまは、もはや家電というよりアート作品では?といいたくなる佇まいですよ。天面にはLED、マイク、音声操作のON/OFFを切り替えるスイッチがチラ見えし、視界に入っても煩わしさは一切ありません。

実はこのラインに紛れるように、排熱用の通気口が。手をかざすとほんのり暖かい風を感じます。しっかり排熱できている証拠ですね。それでいて排気音もほとんどせず、寝室でもストレスなく使えそう(ここまでのモデルを寝室に置くのは、なかなかの贅沢ですが)。

本体サイズは幅約26×高さ約18.5×奥行き約21.6cmで、重さは約7kg。一般的な家庭用プロジェクターと比べると、ざっくり倍くらいの存在感があります(初めて持ち上げたときは、思わず「おっ」と声が漏れました)。持ち手付きの頑丈なハードケースも付いてきますが、気軽に持ち運ぶタイプではありません。置き場所を決めて、据え置きでじっくり使うのが正解。

本体底面には、前後それぞれに高さや角度を調整できる脚を装備。置き場所を選ばず、狙った位置にスッと映像を合わせられます。映像の歪みは自動台形補正がサッと直してくれるため、面倒な微調整もほぼ不要。リモコンを数回押すだけで、自宅の壁がちょっとしたスクリーンに早変わりします。

背面にはHDMI 2.1やUSB 3.0、S/PDIF、LAN、3.5mm端子などなど、外部機器との接続インターフェースも豊富。12W×2基のDTSスピーカー内蔵だから、本体のみで映像とともに音声もバッチリ楽しめますよ。

ありがたいことにGoogle TV内蔵。プロジェクター本体だけあればYouTubeやNetflixなどの動画コンテンツを大画面で再生可能。さらにAirPlayにも対応しているので、MacやiPadの映像を大スクリーンへ飛ばすことも簡単です。

プロジェクターなのに黒が黒く、白が白い

電源を入れてまず驚くのは、色の純度。赤・緑・青をそれぞれ独立したレーザーで発光させる方式なので、カラーフィルターで色を切り出す一般的なプロジェクターとは、出発点からしてまったくの別次元。

「プロジェクターの映像はボヤっとしてるもの」と考えている人は、映し出される初期画面を一目見た瞬間ひっくり返りますよ。それこそ映画館のスクリーンを見ている感覚と何ら変わりない没入感で、コントラストもディテールの再現性もテレビの発光と遜色がないレベル。

Valerion Pro 2が本領を発揮するのは、暗いシーン。独自技術のEBL(Enhanced Black Level)アルゴリズムがフレームごとに輝度と色を解析してレーザーの出力を制御。最後に迷光シールド構造がレンズや筐体内での反射を抑え、余計な光が映像の暗部にかからないようにしてくれているのです。

部屋を暗くすると、スクリーンの外枠と投影の境目が曖昧になるほど。有機ELテレビのような完全な“漆黒”とはいかないものの、仕事柄これまで数十台のプロジェクターを試してきた中でここまで沈み込むモデルは出会ったことがありません…。基本機能としてHDR10+やDolby Vision、HLGにも対応し、明暗差の激しい場面ではダイナミックトーンマッピングが白飛びと黒つぶれもしっかり抑えてくれます。

はっきりと違いが確認できるのが、映画の上下に入る黒帯。一般的なプロジェクターだと、ここがうっすらグレーに光って画面の縁が目立ちがちですよね。Valerion Pro 2ではその違和感が一切なく、映像だけが宙に浮かんでいるような見え方に。

もうひとつ見逃せないのが、ISF認証を取得している点。映像のプロが使う色の基準をクリアしているので、色を盛りすぎず、制作者が意図したトーンに近い画が出てきます。鮮やかさと自然さが同居しているのは、この下地があってこそなのでしょう。

プロジェクターで発生しがちなレインボーエフェクト(RGBの光の筋がチラっと見える現象)を抑えるための技術として、アンチRBEテクノロジーも良い仕事をしています。この現象は映像のハイライト部で起こりやすいのですが、Valerion Pro 2で映像を視聴した限り、レインボーエフェクトの発生はほとんど目につきませんでした。設定には「RBE抑制」の項目も用意されているので、スポーツ系やゲームなど動きが速いコンテンツでもし気になる場合は試してみるのもいいでしょう。2時間越えの長編映画でも目が疲れにくいというのは、とっても大事なポイントだなと。

配信コンテンツも、ため息が出るほどの美しさ

先述の通りGoogle TVを内蔵しているので、Netflix、Prime Video、Disney+、U-NEXTといった配信サービスは本体だけで完結。Netflixで対応作品を再生すると、画面の右上にDolby Visionの表示がスッと現れます。ストリーミング端末を挿さずに、この規格のまま観られるのはありがたいところ。

印象的だったのは、夕焼けや海の色。オレンジから群青へと移り変わるグラデーションが段差なく滑らかにつながり、水面のきらめきだけがパッと浮き立つのです。広色域ならではの色の厚みに、思わず再生を止めて見入ってしまいました(おかげでストーリーがなかなか進みません)。

細部の描写も見どころ。4K映像では、動物の濡れた毛並みや石造りの建物のザラッとした質感まで、粘り強く描き分けてくれます。光学ズームで投影サイズを変えても輪郭が甘くなることがなく、100インチいっぱいに広げてもシャープさをまったく損ないません。す、すごい……。

また、IMAX Enhancedやアクティブ3D、24p・48p再生にも対応。ただし、IMAXモードを選べるのはHDMI入力時のみ。僕はブルーレイプレーヤーをつないでライブ映像なんかもよく観るので、IMAX対応が本当にありがたいんですよねえ。

輝度は3000 ISOルーメン。日中のリビングでもカーテンを閉めずに普通に観られるため、“夜間専用”にならないのは大きい。この2週間、Valerion Pro 2で映画、アニメ、ライブ映像、YouTube動画などかたっぱしから視聴してみましたが、どんな映像を映しても気がつくと見入っちゃうほど画質が良い。映像の見づらさやぼやけを感じることは一切なく、「家庭用プロジェクターも今やここまで鮮明な映像が実現できるのか…」とほんとに驚くばかり。

設置性の自由さもValerionならでは

ちなみに我が家の投影環境は、100インチの床置きスクリーンに対し、ローテーブルに載せたValerion専用の卓上ジンバルスタンドから投影するスタイル。スタンドは別売ですが、本体底面の1/4インチネジ穴に固定して縦にも横にもくるくる回せるのが便利。約7kgの本体を載せても動きはしっとり重く、狙った角度でピタッと止まってくれます。

床置きスクリーンは画面位置が低めなので、そのまま置くと映像の上側がはみ出しがち。そういうときにジンバルスタンドがあれば投影位置を簡単に下げられて、映像もそれに合わせて自動で最適化されます。

さらに効いてくるのが、0.9〜1.5倍の光学ズーム。デジタルズームと違って画質が落ちないので、100インチなら約2〜3.3mの範囲でどこにでも置けます。部屋の都合でスクリーンを動かしても、プロジェクター側をズズッと引きずる必要がないわけですね。

ちなみにジンバルを上へ向ければ、天井いっぱいに投影することも。ソファやベッドに寝転んだまま映画を流す、なんて贅沢な使い方もお手のもの。

仕上げはCMOSセンサーとToFセンサーによる自動補正。台形補正からフォーカス、スクリーン枠への自動フィットまで、画面まわりの調整はほぼValerion Pro 2まかせでOK。

リモコンはバックライト付きで、暗い部屋でも操作に迷いません。惜しいのは、音量キーだけが光らないこと(暗闇でいつも手探りしてしまいます)。本体マイクでのGoogleアシスタント操作や、iPhoneからのAirPlay 2ミラーリングにも対応しています。

内蔵スピーカーは12W×2で、DTS Virtual:Xに対応。

プロジェクター内蔵としては迫力はちゃんとありますし、セリフの明瞭さも十分という感じです。ただし出力自体はそこまで高いわけじゃないので、以前試したAnkerの分離式スピーカー付きのSoundcore Nebula P1なんかと比べるとさすがに空間表現や「下からズシッ」と来るタイプの低音は物足りない印象。

せっかくこれほどの映像体験が手に入るのだから、個人的にはそれに見合う外部スピーカーはあった方がいいのかなと思います(僕はeARC経由でサウンドバーと繋いでいる)。

最高のプロジェクターは、暮らしを一変させる。

真の黒と、真の白。これらが「ぼやっとする」ことなく見事に表現されることで、プロジェクターの映像はぼんやり流し見するものではなく、前のめりで見入ってしまう体験に変わります。

明るい時間帯(秋の14時頃)に部屋のカーテンを開けて視聴してみたところ、それでも映像の明暗がハッキリ見て取れたのは、もう感動です。これだけ明るい光で投影されるのであれば、時間帯や天候で視聴を諦める、みたいなことなんてまずないですよ。

自宅エンタメをワンランクどころかツーランク、いえ、むしろ最高峰へ一気に引き上げてしまう力がValerion Pro 2にはありました。映画もアニメも動画も、自宅にいながらにして大画面の最高品質で味わえる生活。これ以上に贅沢な体験があるでしょうか…。

価格は税込365,000円(執筆時点)。はい、価格もしっかりそれ相応。ともあれ、100インチ級の大型テレビや70万円に迫る上位機のMAXモデルとの比較ということなら、見え方は変わってくるはず。Amazonセール時は大きく値下がりするので、タイミングを狙うのも手です。実際に、現在開催中のAmazonプライム感謝祭で12%OFF、4.4万円引きになっていますから。

ちなみに今回のように床置きスクリーンと組み合わせる場合は特に、ジンバルスタンドは絶対にあった方がいいです。投影位置の調整がぐっと楽になります。もちろんValerion Pro 2本体とスタンドから始めて、スクリーンや音響を後から足していくという順番もアリでしょう。

配信サービスで映画やドラマを観る時間が長い人、何よりリビングを“観る場所”から“のめり込む場所”に変えたい人。こんな人は、ぜひお得なこの機会に「Valerion Pro 2」検討してみてはいかがでしょうか。

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