ロピログを開設してからほぼ毎年やっている「今年買って良かったモノ」。昨年も「【ベストバイ2024】買ってよかったモノ・ガジェットBEST10」という記事を書いていますが、今回は2025年の上半期も終了したということで、6月までの購入品の中からベストバイを選んでいこうと思います。
何を持ってベストバイとするかは、比較する対象によってまったく変わってくるので定義が難しいところではありますが、シンプルに「あれは良かった」と思い浮かんだ順に並べてみました。
Anker Zolo Power Bank 10000mAh

あらかじめUSB-Cケーブルを内蔵するものが増えている近年のモバイルバッテリー。
ケーブル要らずで便利な設計ですが、「パススルー充電」に対応するモデルとなると選択肢がけっこう限られるんですよね。そんな中、パススルー充電対応かつギリ3千円台とコスパ爆発してるのがAnkerの「Zolo Power Bank」。

スマホが2回フル充電できる10000mAhモデルでありながら、クレカより一回り大きいくらいのサイズ&薄型でとにかく携帯性に富んでます。
最近はUSB-Cのみのモデルが多い中、USB-A付きなのも個人的にうれしいポイント。出張先でケーブルを忘れて借りる際など、USB-Aが必要なシーンもちょいちょいあるので地味に助かるんですよね。
内蔵ケーブル、USB-Cポートともに最大30W出力でMacBook Air含む一部のノートPCやタブレットなどの急速充電に対応するので、そもそもの充電忘れとかがない限りはこれ一つポーチに忍ばせておけば大抵のシーン乗り切れちゃいます。
Xiaomi ポータブルフォトプリンター1S

スマホで気軽に高画質な写真が撮れるようになった今、人に渡す(送る)のも日常茶飯事になりました。でも、たまには「印刷した写真を共有したいな」ということで購入したXiaomi ポータブルフォトプリンター1S。
印刷解像度は313 × 512dpiで、定番品のCanon iNSPiCより若干粗さはあるものの、褪せた感じ(色のぎこちなさ)がむしろレトロチックでいいんですよね…。

むずかしい設定が要らず簡単にスマホと繋がって、無線で写真データを送って印刷できる携帯型のプリンターとなり、バッテリー内蔵で電源もいらない。専用のフォト用紙を使うことでインクも要らず、どこでも、素早く、お手軽に写真印刷を楽しめるのが最高です。
REALFORCE RC1

四半期に一回のペースでメインキーボードを買い替えたくなる病なのですが、理想のキーボードを見つけては実際に試してみる、というのがライフワークになりつつある今日このごろ・・。
70%レイアウトの静電容量無接点方式ということで、HHKBやLofree Flowなど一般的なコンパクトサイズキーボードとは異色の、攻めたレイアウトであるREALFORCE RC1。

携帯できるキーボードとして必要な箇所を補強しつつ、使用頻度の少ない部分を削ぎ落とした洗練されたモデルです。やっぱりREALFORCEがコンパクトに使えるようになったのがうれしい。
MATECH MagOn Prime 5000

MATECHの新作MagSafeモバイルバッテリー「MagOn Prime 5000」。
Qi2対応でミニディスプレイ付き、厚み8.7mm重さ100gの最薄最軽量。iPhoneにくっつけたときのカメラ干渉も飛び出しもなく、現行のMagSafeモバ充の完成系といってしまっていいんじゃないでしょうか。

前モデルで4段階でしかわからなかったはバッテリー残量が、1%刻みで確認できるようになったのも嬉しいアップデート。スマホと持ち歩くモバイルバッテリーは当面MagOn Prime 5000で決まり。
DOIO KB16

KIBUの左手デバイスこと「DOIO KB16」。テンキーベースのマクロパッドで、16個ものキー、ノブ・アナログスティックそれぞれにショートカットキーなどのコマンドを割り当てられるというもの。
この左手デバイスの優れているポイントは、価格に対してのカスタマイズ性。1.2万円と他社製の半額程度の価格で入手できるうえ、右回り・左回り・押し込みの3種類の動作が割り当てられるノブをはじめ全25個ものキー割り当てができちゃいます(VIAアプリ対応)。

昨今の左手デバイスは高機能であるものの2万円越えが当たり前になってますし、いざ導入してみるとオーバースペックになって結局使いこなせないケースも往々にあるわけです。その点DOIO KB16はシンプルな構成ながらレイヤー機能も豊富で、かつ1万円強で入手できるのが魅力。テンキーメインで複数レイヤーを使いこなしたい人、コマンドを一括管理したい人はぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。
SONY ULT FIELD 3

ソニーの重低音に特化したブランド「ULT POWER SOUNDシリーズ」の最新ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 3」。
やはり特筆すべきは重低音のパワフルさ。ライブ動画やミュージックビデオを観ると会場にいるような臨場感が味わえたり、映画を再生しても迫力は十分。さらに低域の量感を増したいと思えば、ULTボタン一発で低音増強できるのも同シリーズならでは。
コスパに優れるBluetoothスピーカーということなら他にも選択肢が無数にありますが、ほとんどの安価モデルはある一定の音量に達すると音割れが生じてしまうもの。その点ULT FIELD 3は音量を最大にしても解像感を損なわず、ナチュラルにリスニングできる安定感があります。

防水・防塵性能も高いので、浴室はもちろん浜辺やキャンプに持ち込んで使える意味でもこれから長くオールマイティーな万能スピーカーとして活躍してくれるはず。
Anker Soundcore Liberty 5

メインのワイヤレスイヤホンはテクニクスのEAH-AZ8を3年ほど愛用していますが、作業時に取り出すノイキャン専用機として購入したのがAnkerから発売されたばかりの「Soundcore Liberty 5」。
ノイキャンイヤホンの定番品だった前モデルから、さらに中高域の遮音性を2倍以上進化させたという新モデル。音質面ではウールペーパー振動板を採用した9.2mm径ダイナミックドライバーを搭載し、バスレフ構造を採用(Anker製では初)しているので低音の表現力がとにかくいいんですよ。

そのほか、優秀なバッテリー性能、2台同時接続のマルチポイントやIP55の防塵防水、LDAC、Dolby Audioと約1.5万円のミドルクラスながら機能全部盛りのSoundcore Liberty 5。ノイキャンイヤホンで迷ったらコレな一台です。
CIO スパイラルシリコンケーブル

端末を充電するためのケーブルは、CIOの「スパイラルシリコンケーブル」というもので統一しています。
ケーブル自体が磁力によってくっつき、ケーブルバンドなしでスパイラル状にまとめられる構造のこちらのケーブル。「からまりにくく、パッとまとまる」というのが非常に使いやすいです。

急速充電の規格であるUSB PDに対応しており、スマホやタブレットはもちろん、デジカメ・ノートPCなどあらゆるデバイスを充電可能。また、データ転送速度は理論値で480Mbpsあり、2GBのデータを約30秒で転送できる仕様です。
マグネットタイプなので、デスクのスチール面などに束ねたままくっつけておけるのも便利なところ。なお、モニターなどに映像出力ができるオルタネートモードには対応していないのでそこだけ注意ポイント。
Evoon かわるガジェットポーチ2.0

毎日持ち歩いているEvoonの「かわるガジェットポーチ2.0」。
このポーチの何が使いやすいかというと、開口部分が「がま口タイプ」であること。それでいて厚さが8cmあるおかげで安定して自立してくれるので、中身の視認性やモノの取り出しやすさが抜群なんです。

寛容な収納力、高耐久、スタイリッシュと三拍子揃ったEvoonのガジェットポーチ。約7,000円と他製品に比べてやや高価格帯ではありますが…それに見合うバリューはしっかり詰まっているので、毎日持ち歩くモノのアップデートを検討中の方にぜひ推したいガジェットポーチです。
Nintendo Switch 2

初代からまさに“1UP”したNintendo Switch 2。
7.9インチのIPS液晶ディスプレイは、6.2インチの初代より30%明るくなっている上、ダイナミックレンジも広がりコントラスがキレイにでます。過去タイトルをプレイしてみても差が歴然で、Switch 2でプレイしちゃうと、初代Switchでプレイしようとは思えないレベル。
有機ELでなくともHDR対応で十分画質はいいですし、最大120Hzの可変リフレッシュレート(VRR)にも対応。(ただしVRRは手持ちモードでしか使えないってことだけけっこう注意ポイント)
「2代目」を名乗る存在として全方位的にアップグレードした一方で、やはり後方互換性があるのがSwitch 2の素晴らしいところですね。これからもガシガシ遊んでいきたいのですが、マリオカートワールドのオンラインで2Pのレート反映が実装されるとなおうれしい。
まとめ
こんな感じで2025年上半期に購入してよかったモノをサクッと紹介してみました。ここで紹介していないモノでも「これは良い!」というのはいくつもあるのだけど、用途が他のモノと被っていたり、使いどころが限られていたりするため、そういったものは省いています。
皆さんのベストバイはなんだったでしょうか?
そんなわけで、引き続き下半期も楽しくガジェット散財していく所存です!