打鍵感とデザインに拘り抜かれた“完全無線”分割キーボード『Waffree』

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PC等のデバイスとの接続も無線、分割キーボードの左右間の接続も無線。さらにはガスケットマウント搭載で打鍵感も妥協なし。そんな夢のキーボードが「Waffree」です。

ガジェット好きのアンドロメダ的存在の分割式キーボードですが、僕自信MD600 Alphaを皮切りに、Cornix、Naya Createと愛用してきました。今回は打鍵感や高級感の観点で他モデルと一線を画すWaffreeを評価機材で検証できる機会に恵まれたので、使用感などレビューしていきます。

Waffreeの外観と基本性能

Waffreeは、左右のユニットをケーブル接続する必要がない、完全ワイヤレスの分割式キーボードです。一般的に分割式キーボードはユニット同士をケーブルでつなぐ、あるいはマシンにつなぐ、が基本スタイルになるので、“完全無線”を実現した点がWaffreeの独自性です。

それから他の分割式キーボードと一線を画すのが、この見た目です。ボディはアルミニウムで高級感たっぷり。剛性感といい、このただずいまはいわゆる「ご飯いける」見た目です。

まるで工芸品のような佇まい

重厚感のある見た目どおり、重量は合計で約2kg(左ユニット:850g、右ユニット:1150g)とそこそこ重く、持ち出しには適しません。デスクに常に置いておく分には問題なく、むしろ入力中に位置がズレるようなことがないのでメリットでもあります。

一体型キーボードとして汎用が効くのもWaffreeの良さです。左右のユニットがマグネットで合体するので、業務内容や環境に応じて柔軟にスタイルを変える、みたいなことが簡単にできます。

金色のピンが見えるパーツは充電ポート。一体型のスタイルにしたとき、左ユニットに給電すると右ユニットにも電力が供給される仕組みです。

また、左右ユニットにUSB-Cポートをそなえるので、それぞれ充電することも可能です。

キースイッチは購入時に4種類から選べる仕様で、僕が試したのはクリック感と静音性のバランスに優れる茶軸の「Kailh Box Brown(荷重45gf)」。

そのほか、リニア式で軽やかな赤軸の「The Salt Ice(荷重45gf)」と「Gray Wood(荷重40gf)」の2種と、一般にピンク軸と呼ばれる静音性と軽いクリック感が特徴の「Outem Silent Peach V2(荷重40gf)」から選択できます。

Waffreeの使用感

というわけで、実際の使用感ですが基本的に最高です。まず打鍵感ですが、キースイッチをマウントするプレートを柔軟性のある素材で挟み込む「ガスケットマウント構造」ということで非常に良好。そしてこの見た目ということで、間違いなく一軍キーボードです。

軽快な打鍵感なんだけど、決してスカスカというわけではなく程よい反発があって心地よく、腰を据えて安定した入力ができます。以下は実際に打鍵した様子ですが、一度体験すると他のキーボードに戻れなくなる「やみつき感」がたしかにあります。。

今回使用しているモデルはプレート素材が真鍮製ということもあり、「コトコト」とやや低めに響く打鍵音が特徴。メカニカルらしいしっかりとした打鍵感ですが、強めに打鍵してもカチャカチャと大袈裟に底打ち音が響くみたいなことはなく、ある程度衝撃吸収してくれます。どっしり目のメカニカルキーボードに比べたら重厚感のようなものはやや薄いですが、軽快で流れるようにタイピングできる印象です。

ここ数年、左右分割式のキーボードも各社からラインナップされてますが、これだけの打鍵感が味わえる左右分割式キーボードは間違いなく希少です。ただし前述の通りやはり「重さ」がネックなので、持ち運びには向きません。僕は自宅かオフィスでしか使いませんが、「外に持ち出してこその完全無線でしょ」って人はご注意ください。

そして左右分離型の良さにも触れておくと、長時間タイピング時に肩と手首が疲れない。これに尽きます。

普通のキーボードは、両手が近い距離にあるので、どうしても両肩と腕を内側に狭めるような体勢になりがち。ところがキーボード自体を左右に分割できる分離型なら、自分の肩幅に合わせて左右のキーボードを自由に配置できます。なので、肩と腕が自然に広がった状態でタイピングができるというわけです。

それから、「WaffreeTool」という専用のWEBドライバ−を使ったカスタマイズ性が優れるのも特徴。

キーマップの変更やマクロの設定、バッテリー消費を節約するアイドル、自動スリープ時間といったバッテリー設定などを行えます。ソフトウェアはもちろん日本語対応で、ドライバー操作に慣れていない人でもつまずきポイントなどなくサクッと各種設定ができる非常にわかりやすいUIです。

変更したキーマップはWaffree本体に保存されるので、接続デバイスを変更してもそのまま引き継がれます。レイヤー設定は0〜7の計8つ、Bluetoothは最大5台までマルチペアリング対応。接続端末の切り替えは、左の[Alt]キーの隣にある[Waffree Key]と[1]〜[5]の任意のキーを同時に押すことで実行可能です。

最後に、無線モデルということで利便性や見た目のスッキリさと引き換えに、バッテリー持ちという概念と付き合っていかなければなりません。

その点Waffreeは、3時間の充電で最大320時間継続使用可能(Cornixは約48時間)とバッテリー持ちはかなり優秀です。実際に満充電後に3週間毎日ヘビーに使い込んだ現在もバッテリーは維持しています。すばらしい。

メカニカルとリッチな仕様が詰め込まれたこだわりの1台

完全無線の左右分割でJIS配列、さらにガスケットマウント構造のメカニカル。さらにカッコいい。そんな圧倒的な希少性を持っているWaffree。

価格は99,800円と、財布からキーボードに出せる金額と考えるとかなり勇気のいる価格です。ただこれは暴利というわけではなく、生産量の少なさや贅沢な仕様によるものであり、技適も通っているぶんそのコストも乗っていることでしょう。まあ希少性や得られるものを考えると個人的にはおすすめキーボードだという思いは変わりませんが、気軽に「めっちゃいいから買ったほうがいいよ!」とは言い難いですね。

ともあれ「分割式好きで打鍵感と質感を求めたいならもうこれでしょ」って1台です。キーボード沼を終わらせたいという方は、Waffree公式サイトからチェックしてみてください。高価ではありますが、きっとその価値は感じられるはずです。

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