2025年の買い物を振り返り、2024年の買ってよかったものに引き続き一年を通して買って良かったものをピックアップしていきます。
買ってよかったモノ・ガジェット2025!それではどうぞ!
2025年、買ってよかったモノ・ガジェットBEST15
ちなみに、モノの良さと順位は全く関係ありません。あくまで自分の中で印象に残ってる順に並べてみました。
というわけ、まずは15位から。
15位:SHARGE Retractable 3-in-1

急速充電器とモバイルバッテリーを兼ねるSHARGE Retractable 3-in-1。何よりまずこのデザインですよ。
透明パネル越しに見える内部構造や、レコードを思わせる巻取り式ケーブルの仕上げなど、細部の作り込みが本当に美しい。デザインのベースになっているのは、「BraunAudio300」というレコードプレーヤーなのだそう。

内蔵ケーブルやUSB-Cポートからの出力は、どちらも最大30W。決して突出する値ではありませんが、iPhoneはもちろん、タブレットまで充電できる出力になっているので必要十分です。もちろんケーブルとUSB-Cポートの両方を使用して、2台同時充電も可能。

デスクに置いても、持ち歩いてもテンションが上がる。やっぱり日々使う道具って、気分が上がるものを使うのが1番なんですよね。好みはあるかと思いますが、少しでも気になった方はぜひ手にとって見てほしいと思います。
14位:SONY ULT FIELD 3

ソニーの重低音に特化したブランドULT POWER SOUNDシリーズの最新ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 3」。
特筆すべきは重低音のパワフルさ。ライブ動画やミュージックビデオを観ると会場にいるような臨場感が味わえたり、映画を再生しても迫力は十分。さらに低域の量感を増したいと思えば、ULTボタン一発で低音増強できるのも同シリーズならでは。
コスパに優れるBluetoothスピーカーということなら他にも選択肢が無数にありますが、ほとんどの安価モデルはある一定の音量に達すると音割れが生じてしまうもの。その点ULT FIELD 3は音量を最大にしても解像感を損なわず、ナチュラルにリスニングできる安定感があります。

防水・防塵性能も高いので、浴室はもちろん浜辺やキャンプに持ち込んで使える意味でもこれから長くオールマイティーな万能スピーカーとして活躍してくれるはず。
13位:CIO スパイラルシリコンケーブル

端末を充電するためのケーブルは、CIOの「スパイラルシリコンケーブル」というもので統一しています。
ケーブル自体が磁力によってくっつき、ケーブルバンドなしでスパイラル状にまとめられる構造のこちらのケーブル。「からまりにくく、パッとまとまる」というのが非常に使いやすいです。

急速充電の規格であるUSB PDに対応しており、スマホやタブレットはもちろん、デジカメ・ノートPCなどあらゆるデバイスを充電可能。また、データ転送速度は理論値で480Mbpsあり、2GBのデータを約30秒で転送できる仕様です。
マグネットタイプなので、デスクのスチール面などに束ねたままくっつけておけるのも便利なところ。なお、モニターなどに映像出力ができるオルタネートモードには対応していないのでそこだけ気をつけてください。
12位:Evoon かわるガジェットポーチ2.0

毎日持ち歩いているEvoonの「かわるガジェットポーチ2.0」。
このポーチの何が使いやすいかというと、開口部分が「がま口タイプ」であること。それでいて厚さが8cmあるおかげで安定して自立してくれるので、中身の視認性やモノの取り出しやすさが抜群なんです。

寛容な収納力、高耐久、スタイリッシュと三拍子揃ったEvoonのガジェットポーチ。約7,000円と他製品に比べてやや高価格帯ではありますが…それに見合うバリューはしっかり詰まっているので、毎日持ち歩くモノのアップデートを検討中の方にぜひ推したいガジェットポーチです。
11位:Anker Prime Wireless Charging Station 3-in-1

各社出揃いつつあり、選択肢が増えてきたQi2 25W対応のワイヤレス充電器ですが、あのメーカーからはまだ出ていませんでした。そう、アンカーです。ついに、同社待望のQi2 25W対応充電ステーションが出たということで入手。
ファン + ペルチェ素子の二段構えのスマホ充電パッドは冷却効果バツグンで、フル充電までの時間も約100分とそこそこ優秀。あと各パッドの出力が見れるディスプレイ機能が秀逸で、スクリーンセーバー時は時計表示でき、充電器にとどまらないところがさすがアンカー。

あざやかな光沢あるステンレススチールのアームに、しっとりとしたシリコンベースにクロム仕上げが施された筐体はいずれも美しい仕上がりで、素材感のコントラストも絶妙。同梱のケーブルまでウーブン(編み込み)調の表面仕上げを採用するなど、細部までこだわり抜かれています。
特に作りが良いApple製品と組み合わせたときに、サードパーティの周辺機器だと「おや、なんだかチープに見えるな…」と感じてしまうことも往々にあるわけですが、本製品に限ってはそんな心配は一切無用なのです。
10位:TOPPING DX5Ⅱ

ヘッドホンアンプ機能を搭載していながら、アクティブスピーカーやパワーアンプにも接続可能なフルバランスDACとしてもマルチに使えるデスクトップDAC/AMP「TOPPING DX5Ⅱ」。
ポータブルアンプ全盛期の昨今はUSBケーブルを差し込むだけで完結する製品も増えていますが、小型故にパワー不足な製品が多いのが実情。そこで電力供給が十分、かつポタアンよりもハイレベルなSoC、DACを搭載できる据え置きアンプこそ、PCやスマホのヘッドホン直挿しからのアップグレードに最適ではないかということで、メインデスクに設置。
190×132×46mmと手のひらサイズの、まさに箱庭オーディオのために設計されたようなコンポ。そこにX-Hybrid AMPと呼ばれる独自の低歪回路などからなるアンプとしての基本設計にくわえ、3系統出力のヘッドフォンアンプ、DSD 512/PCM 768kHz対応のESS ES9039Q2Mをデュアル搭載するDAC機能が盛り込まれています。

そしてこの見た目ですよね。そもそもの筐体のミニマルさはさることながら、オーロラUIと呼ぶフロントパネルに配したディスプレイはフルカラー、そこに再生情報/FFT(高速フーリエ変換)/VUメーターのいずれかを表示できます。まるで別のアンプに切り替えたかのようにドレスアップできるので、眺めているだけで所有欲が満たされる。

一見「ヘッドフォンアンプ兼プリアンプ兼DAC」と括られてしまいそうなDX5IIですが、これだけの機能がこのコンパクトサイズに凝縮されているというのが最大の魅力。ヘッドホン、イヤホンだけでなく、アクティブスピーカーを用意すればスピーカーリスニングも楽しめるし、手をかけ時間をかけ環境構築する悦びも倍増するはず…!
9位:ゼンハイザー HDB 630

AIに「ゼンハイザーのヘッドホンといえば?」と投げれば、「HD 600」と返ってくるはず。ゼンハイザーの代名詞的存在で、発売から25年以上も愛され続けています。そんなHD 600番台に、今までなかったワイヤレスモデルが登場したということで入手。
HDB 630の音質についてですが、定価8.7万円というだけありMOMENTUM 4 Wireelss とは明らかに1レベル上と思えるような音質の良さを感じます。音の傾向はHD 600のような繊細さがありつつも、全体的に明るめで現代的な音といった印象。

MOMENTUM 4 Wirelessは全体的にダイナミックで迫力重視な音でしたが、HDB 630はもう少し繊細でていねいでありつつ、深みや広がりのあるサウンドといったイメージ。音場に関してもMOMENTUM 4 Wirelessよりも広めで、高域のハイハットやアコースティックギターは耳の外側で定位良く鳴りつつ、低域は立体的にフロアに広がっていくような感覚がたまりません…。
外出先でもHD 600サウンドを気軽に楽しめるようになったということで、来年以降もメイン機として活躍してもらいます。
8位:EHOMEWEI XP-142PW

EHOMEWEIの最新モバイルモニター。ご覧のとおり「2画面」です。デュアルディスプレイでなく、なんとトリプルディスプレイ環境をケーブル1本で召喚できちゃいます。
一画面あたりの画面サイズは、視認性に優れる14.2インチ(アスペクト比15:10)。さらに画面のパネルは上下ともIPS液晶、解像度は2520×1680の量子ドットLED(2.5K)ですから、業務用途においてこれ以上なく頼もしい一台。
実売価格は約7.2万円なので、財布からモバイルモニターに出せる資金と考えると高級品には違いないですが、普段のデスクに設置して腰を据えて使うデュアルモニター(持ち出し可)と考えれば決してべらぼうに高いわけではないって感じですかね。

こういった2画面タイプも最近は他メーカーでもちらほら見かけますが、そのほとんどがフルHD止まりですし、大画面のデュアル構成ながらsRGBを100%カバー、コントラスト比1500:1と色の再現性や発色についても「最低限これくらいは欲しい」という条件をしっかり満たしてくれる一台。タッチペンやスクリーンキーボードまで搭載となると、いよいよMiniPCだけ繋いでメインモニターとして活用するのも全然選択肢としてありですよね。
7位:UGREEN NASync DXP2800

NASyncシリーズはネットワークで接続できるストレージ(NAS)です。簡単に言えば自分専用のクラウドストレージのようなものですね。
初期設定からアプリのUIがとにかくわかりやすいのが本機の最大の特徴。筆者はこれまでSynologyのNASを使っていたのですが、それに比べると遥かに簡単にセットアップできました。細かい設定はそれなりに知識がないとできないかもしれませんが、とりあえずファイルサーバーとして使うぶんには、アプリの指示に従って進めるだけなので初心者でも簡単に構築できます。
また、PC、スマホ、タブレットなどそれぞれに対応アプリが用意されていて、複数の端末からファイルを参照することができます。クラウドストレージなら当たり前にできることですが、これがプライベートストレージでも実行できてしまうのはちょっと感動ですね…。

速度的にもかなり速く、普通にPC内蔵のHDDと体感変わらずにNAS内のファイルを扱えます。小規模なオフィスでも使えると思いますし、ぼくの場合は家の中に複数のPCと作業場所を用意してあり、仕事に必要なファイルはクラウドやNASに入れてあります。これまではNASのファイルは若干のラグがあって使うの躊躇っていたこともあったのですが、NASync DXP2800ならそういう事を気にせずに使えそうです。
6位:CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 8K

ありそうでなかった8000mAhで、スマホ約1回分の容量ながらそこそこ軽い、そして薄い、と三拍子揃ったMagSafeモバイルバッテリー。
充電規格は「Qi2」なので、ワイヤレス充電時の出力は最大15W。充電カラのiPhone 17 Proが約2時間半で満充電できるほか、本体充電しつつワイヤレス充電できるパススルーにも対応しているというのがうれしいところ。
アルミボディで質感高く、有線 + 無線の2台同時充電とパススルーにも対応ということで、MagSafeモバ充のメイン機は当分CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 8Kになりそう。
5位:DOIO KB16

KIBUの左手デバイスこと「DOIO KB16」。テンキーベースのマクロパッドで、16個ものキー、ノブ・アナログスティックそれぞれにショートカットキーなどのコマンドを割り当てられるというもの。
この左手デバイスの優れているポイントは、価格に対してのカスタマイズ性。1.2万円と他社製の半額程度の価格で入手できるうえ、右回り・左回り・押し込みの3種類の動作が割り当てられるノブをはじめ全25個ものキー割り当てができちゃいます(VIAアプリ対応)。

昨今の左手デバイスは高機能であるものの2万円越えが当たり前になってますし、いざ導入してみるとオーバースペックになって結局使いこなせないケースも往々にあるわけです。その点DOIO KB16はシンプルな構成ながらレイヤー機能も豊富で、かつ1万円強で入手できるのが魅力。テンキーメインで複数レイヤーを使いこなしたい人、コマンドを一括管理したい人はぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。
4位:JBL Soundgear Clips

待望のJBL初イヤーカフ型。ランニングやワークアウトのお供に人気なオープンイヤー型イヤホン。耳を塞がないことから、僕自信WEB会議などでも重宝しているんですよね。
スケルトンデザインもおしゃれで装着感も良いですし、音質もマイク品質も良し。さらに世界的に有名なオーディオメーカーでもあるので、ながら聴きイヤホンを探しているすべての人におすすめしたいです。
日常使いはもちろんワークアウトでも音質、装着性に妥協のないTWSを探している人はきっと満足できるはず。価格は18,700円とそれなりに高価にはなりますが、その価値がしっかり詰まったイヤホンなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
3位:Xiaomi ポータブルフォトプリンター1S

スマホで気軽に高画質な写真が撮れるようになった今、人に渡す(送る)のも日常茶飯事になりました。でも、たまには「印刷した写真を共有したいな」ということで購入したXiaomi ポータブルフォトプリンター1S。
印刷解像度は313 × 512dpiで、定番品のCanon iNSPiCより若干粗さはあるものの、褪せた感じ(色のぎこちなさ)がむしろレトロチックでいいんですよね。

むずかしい設定が要らず簡単にスマホと繋がって、無線で写真データを送って印刷できる携帯型のプリンターとなり、バッテリー内蔵で電源もいらない。専用のフォト用紙を使うことでインクも要らず、どこでも、素早く、お手軽に写真印刷を楽しめるのが最高です。
2位:iPhone 17 Pro

毎年の恒例行事で購入した新型iPhone。画面サイズは6.3インチと変わらずですが、チタニウムからアルミユニボディになってVC(ベイパーチャンバー)を搭載し放熱性能が大きく向上、バッテリー容量も増えて電池持ちも大きく改善。
A19 Proを搭載して処理性能が上がっただけでなく、ベイパーチャンバー+ アルミユニボディで放熱性能も向上しゲームはとにかく快適に動作します。先代の16 Proも十分高性能でしたが発熱で熱ダレしてフレームレートが落ちることも少なくなかったなか、iPhone 17 Proは長時間遊んでも安定した動作になり大満足。

望遠4倍カメラは16 Proの望遠5倍カメラよりも寄れるようになり、高画素センサーになって8倍など高倍率ズームも解像感高く撮影がしやすくなったのも重大トピック。(そこまでも高倍率ズームは期待できないけど15倍くらいまでなら画質はそれなりにキレイです。)
ちなみにケースは“薄さと強さの黄金比”でお馴染みの半透明のケース「CASEFINITE THE FROST AIR ULTRA」を愛用中。
1位:Cornix LP

PC等のデバイスとの接続も無線、分割キーボードの左右間の接続も無線。そんな夢のキーボード「Cornix LP」です。2025年の5月頃に遊舎工房でGBが行われた左右分割40%カラムスタッガードレイアウトのロープロファイルメカニカルキーボードですが、実際にメイン機として使い始めて1ヶ月ほど経過し、リマップ含めようやく完全移行できました。
Cornix LPには、あらかじめアルミニウム製のテンティングレッグが付いているというのも大きなメリット。角度を付けることで、より手首や肩が内に巻き込まないような自然な姿勢でタイピングできます。

6度ずつ調整でき、最大で24度まで広げることができます。テンティング好きの人だと90度に近い傾斜を付ける人もいると思いますが、分割キーボードのデビュー機としてはこれぐらいの傾斜が付いてくれたら必要十分かなと思いますね。
こういったニッチ寄りの商品は自作キーボード界隈では比較的多いのですが、やはり小ロット製造のため高額になりやすいです。そこを組み立て不要2万円強で迎えられるのはいろいろバグってます…。今後Cornix が呼び水になってより分割キーボードブームが活性化していく予感。
2025年ありがとう
というわけで、2025年の買ってよかったもの紹介でした。ガジェット愛を垂れ流しているだけのような当ブログですが、昨年はSNSなど通していろんな方に知っていただく機会が増えました。
早いもので運営8年目に突入しますが、それもひとえに、このLOPYLOGを読んでくださる皆さんのおかげです。いつも本当にありがとうございます。
2026年も魅力的なガジェットにたくさん出会えることを楽しみに更新していきますので、たまに覗いていただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。



























