Anker最強の新作が大幅進化!Prime Power Bank (20100mAh, 220W)レビュー

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長時間の移動や出張、アウトドアなど、コンセントが無い環境で「バッテリー残量あと○%…」と焦った経験ありませんか?僕も旅行が好きで、スマホはもちろんタブレットやノートPC、カメラを持ちあるくことが多いのですが、電源確保はいつも悩みのタネでした。

そんな僕が最近使ったものの中で「これは頼れる」と感じたのが、Ankerのフラグシップモバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)」です。

20000mAh超えの大容量なのにスリムで、ノートPCもスマホも同時に高速充電できる。さらに単ポート140W・合計220W出力とパワーも十分。それでいて機内持ち込み可のバッテリー容量におさまっているという万能な一台。実際に1週間ほど使ってみたので、使用感などレビューしていきます。

本記事はメーカー様より商品をご提供いただき作成しています。

Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)

こちらがモバイルバッテリー本体。ガンメタ塗装のマットな質感で、手触りが良く指紋がつきにくいのがまずうれしいポイント。

角が丸く処理され、手に持ったときのフィット感も良好です。見た目も高級感があり、ピアノブラック×サテンシルバーの組み合わせはまるでMacBookのよう。

スマホが4回分フル充電できる20000mAhクラスというだけあり、約147 x 44 x 51mmとそれなりに大きいですが、同クラスの中ではかなりコンパクトにまとまっています。重量も約518gで、前モデルのPrime Power Bank (20000mAh, 200W)から8gほど軽量化に実現。

本モデルの特徴のひとつが、スマートディスプレイ。バッテリー残量だけでなく、各ポートの出力ワット数や温度、Bluetoothの状態まで表示されます。

また、「Ankerアプリ」とBluetoothで連携すればなんと、充電器の情報をスマホアプリ上で見れるようになります。各パッドの出力状況はもちろん、リアルタイムの出力データもグラフ表示され、出力の変化までしっかり追えるなど情報の網羅性は申し分ありません。

先日レビューした3in1充電ステーションAnker Prime Wireless Charging Stationでも実装されたアプリ機能。必要性の有無に関しては正直なんともいえないところですが、個人的には実際に出力を確認できるのは正しく充電できているかどうかをチェックできる意味でも便利だと感じています。

天面には、入出力に対応するUSB-Cポートが2つとUSB-Aポートをそなえます。

底面には金色の接点(ポゴピン)が配置され、ここからなんと別売りの専用クレードル「Anker Charging Base」に置くだけ充電が可能となっています。ただし、クレードルを介してのパススルー充電は不可となっているのでこの点だけ注意が必要。

Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)の使用感

2つのUSB-Cポートはいずれも最大100W入力に対応し、100W以上の充電器との組み合わせることでモバイルバッテリー本体を高速充電できます。おおよそ30分ほどで50%充電になるスピード感です。また、モバイルバッテリー本体とデバイスを同時に充電できるパススルー充電にも対応。

出力面もなかなかパワフルで、USB-Cの単ポート接続なら最大140W出力に対応し、16インチMacBook Proなど最上位のノートPCすら急速充電できます。ちなみにスマホもしっかり充電したいときはUSB-Cポート側にするのがおすすめで、iPhone 17 Proだと35W近く出ていました。

また、複数ポートを同時に使う場合は、合計220Wの範囲内で自動的に出力を最適な数値で配分してくれるというのも本機の真骨頂。

ノートPC+タブレット+スマホ、PC2台+ワイヤレスイヤホンといった組み合わせでも、出力不足を感じません。また、イヤホンなどの小型デバイス向けに「低電流モード」も搭載しているので、シーンに合わせて柔軟に使えるのが本機の魅力であります。

筆者のように、ノートPCやタブレットを頻繁に外へ持ち出し、かつ充電時間を極力減らしたいユーザーにおすすめのAnker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)。単ポート最大140W出力は、MacBook Proの上位モデルすら急速充電でき、ポート合計最大220Wなので、PC・スマホ・イヤホンを同時充電しても出力不足に悩むことはありません。

これだけのパワフルスペックながら、本体がコンパクトであることも嬉しい点。500mlペットボトル1本分以上の重量なので気軽にホイホイ持ち歩けるってものではないですが、出張や旅行先でのバッテリー確保という観点ではこれ以上なく頼もしい一台。ちなみに、「もう少しサイズアップしてもいいからケーブル内蔵モデルがいい」という場合は以前レビューした「Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)」もおすすめです。

“持ち運べる電源”という安心感

前モデルから劇的に何かが変わったわけではないですが、軽量・小型化はじめ使い勝手の完成度がぐっと上がり、“持ち歩ける電源ステーション”として一層実用性が増したAnker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)

この容量だと少し前まではペットボトルほどのサイズ感だったところが、いよいよ紙パックの野菜ジュース大のサイズにまでなってきて感動すら覚えちゃいますね…。旅行や出張で「もう電源を探したくない」と思っている人には、かなりハマると思います。現状最先端、最高級のモバイルバッテリー、気になった人はぜひチェックしてみてください。

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