“目のために選ぶデスクライト”「BenQ WiTアイケアデスクライト」レビュー

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デスクワークの疲れ目対策として、アイケア機能が豊富なBenQのモニター掛け式ライト「ScreenBar Halo」を昨年末に購入して以来愛用しています。

今回、そんなBenQさんから「据え置き型のデスクライトも良かったら使ってみませんか?」とお声がけいただきました。先日リビングに構築した簡易のデスク用の照明を探していたタイミングだったので、レビュー用に一台送っていただくことに。

さっそく設置して1週間ほど日々のデスクワークで使用してみたので、そんな「BenQ WiT アイケアデスクライト」の使用感、実際に使ってみてわかったメリット・デメリットなどまとめておこうと思います。

目次

BenQ WiT アイケアデスクライトの外観と概要

WiT アイケアデスクライト」は、ベンキュージャパンが販売する調光・調色対応のLEDデスクライトです。

製品名WiTアイケアデスクライト
光源デュアルカラー LED
照度センターイルミナンス 1,800 ルクス(照射面から 40 cm )
色温度2700K~5700K‎
材料アルミニウム合金
寸法59cm x 22cm x 62.5cm‎
正味重量5.8 kg‎
消費電力18 W
クランプ設置別売パーツにて可
アイケア機能ブルーライトカット・フリッカーカット・スマート調光
スペック詳細

白基調のスタイリッシュな外観が目を引くこちらのデスクライト。デザイン性の観点はもとより、少しでも広範囲を照らすために湾曲ヘッドを採用しているとのこと。

ボタンやスイッチといった類は一切なく、ヘッド部分の金属リングに軽く触れることで電源のオンオフができる設計。2秒間のタップで、「読書モード」と「デジタル読書モード」のモード切り替えもできます。

関節部分には特許取得済のボールジョイント、トーションバーを採用。止まってほしい角度、高さでピタッと止まってくれるのでアーム調整の自由度は非常に高いです。

トーションバー採用のヒンジ
ボールジョイント採用のヘッド

ケーブルは厚手のナイロンメッシュで覆われており、デスクライトのケーブルとは思えない剛性で安全面にも配慮されています。

ヘッド部分から台座にかけてのケーブルはアーム内に収納できるので、見た目もスマート。

デスクライトとしての機能性・使用感

1週間ほどデスクワークでBenQ WiT アイケアデスクライトを使ってみたので、実際に使用して期待以上だったこと、期待を上回らなかったことなど率直に感想をまとめていきたいと思います。

照度センサーによる自動調光が便利

個人的に一番便利に感じているのが、照度センサーによるスマート調光機能。

室内の環境や卓上の明るさを感知して、自動で最適な調光・調色にしてくれるこのモードが、とにかく”気楽”なんですよね。

スマート調光さえオンにしておけば、日差しの強い日中から、暗い夜間まで常に”ちょうどいい明るさ”で照らしてくれます。特にデスクワークで一日中PCと睨めっこするような日はこのモードが欠かせません…。

もちろんマニュアル操作で細かく自分好みに調光することもできますが、室内の光量が変わる度に微調整するのは面倒だし、何も考えずとも常に最適な明るさを維持してくれるのがやっぱり楽ちん。

「デジタル読書モード」がPC作業に最適

WiTには、「読書モード」と「デジタル読書モード」なる2種類のプリセットが予め用意されています。

単に室内の明るさに最適化するだけでなく、「目線の先にある対象物が紙なのか、モニターなのか」まで感知して、さらに色温度を最適化してくれるというモード。

金属リングを長押しすることで、上記モードの切り替えが可能。僕自身、次第にPCを使っての作業時は「デジタル読書モード」、読書時や書類を扱うときは「読書モード」と使い分けるようになりました。

太陽光に近い色合いの読書モードに対して、やや電球色に寄った色味のデジタル読書モードは、長時間のPC作業を快適にしてくれます。

長時間のPC作業に最適な「デジタル読書モード」

デジタル読書モードの場合、中心部分の光量が抑えられるので、ディスプレイへの反射や映り込みが軽減するというメリットも。また、手元の明るさを損なうことなく光量も十分に確保できています。

ブルーライトカットはもちろん、フリッカー(光のチラつき)を抑える国際規格のチップを内蔵しているので、アイケアの観点でも非常に優れたデスクライトといえます。

広範囲を均一に照らす曲線設計

このデスクライトのもう一つの大きな特徴が湾曲設計のヘッド部分。この曲線のおかげで、従来のLEDライトに比べてより広範囲にまんべんなく照らすことができます。

WiTの照明範囲は約90cmとかなり広めなので、大きなデスク、ディスプレイで作業する人にも嬉しい設計。

試しに横幅140cmのメインデスクでも設置してみましたが、しっかり卓上全体を照らしてくれています。完全に消灯してカーテンを閉め切った状態でも、ディスプレイとモニターをこれだけ明るく照らしてくれるので、輝度は申し分なしといった感じですね。

クランプでの設置にも対応

ライト性能やアイケア技術は他のモデルと一線を画するWiTですが、重箱の隅をつつくと、とにかく台座が大きく重い。。(台座だけでおそらく3kgはある?)

ですが、よくよく調べてみると別売の専用クランプ(1,980円)に付け替えられるとのことで、取り扱っていた楽天市場で購入してみました。

クランプで設置した様子がこちら。台座分のスペースが空いたことで卓上のスペースが広くなり、見た目もスッキリしました。アームの回転やヘッドの上下調整も問題なくできています。

ちなみに、専用クランプはデスクの天板6cmの厚さまで対応とのこと。ライト自体約2kgとそこそこ重いので、ひょっとすると天板の素材や厚みによってはライトの荷重で不安定になってしまう場合があるかもしれません。

ちなみに僕は厚さ2cmのパイン材天板に設置していますが、設置から1週間経ちグラつきなどもなく問題なく使用できています。

BenQ WiT アイケアデスクライトレビュー|まとめ

ここが良い
ここが残念
  • 環境に最適な明るさを自動で調整
  • 白を基調としたスタイリッシュな外観
  • 広範囲を照らしてくれる曲線ヘッド
  • 目に優しいフリッカーレス
  • デスクライトとしてはやや勇気のいる価格帯(24,800円)
  • クランプパーツは別売り

今回は、BenQのデスクライト「WiT アイケアデスクライト」を紹介しました。

恥ずかしながら「高級デスクライトって単に明るいだけでしょ?」くらいに考えていましたが、まったく見当違いでした。WiTは環境に最適な光を提案し目や身体の疲労を和らげてくれる、そんな先進的なデスクライト。

もちろん適度に休憩を挟んで目を休ませることが一番大事ですが、作業中の明かりに気を配ることも大事だなと改めて実感しました。もしこの記事を読んで気になったワーカーさんは、ぜひ購入検討してみてください。

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