デンマーク発の腕時計ブランド「ABOUT VINTAGE(アバウトヴィンテージ)」から、新デザイン「1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE 」が発売されました。
カジュアル・フォーマルとシーン選ばず使いやすいシンプルなデザインに、タートル柄を模したダークグリーンの独創的な文字盤が魅力の腕時計。
今回は、そんな1815 CHRONOGRAPHの新作を特別にメーカー様より送っていただいたので、1週間じっくり使ってみた感想をまとめていきます。
ABOUT VINTAGE腕時計の購入を検討中の方の参考になれば幸いです!
1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLEとは
1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLEは、北欧デンマーク・コペンハーゲンを拠点とする腕時計ブランド「ABOUT VINTAGE(アバウトヴィンテージ)」から、2022年の新作として発売された腕時計です。
「1815 CHRONOGRAPH」は、そんなABOUT VINTAGEのコレクションの中でも特に人気のモデル。今回、新デザインとしてタートル柄の深緑の文字盤が採用された「GREEN TURTLE」が登場しました。
製品名 | 1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE |
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ケース幅 | 41mm |
ケース厚さ | 11mm |
ベルト幅 | 20mm |
駆動方式 | クォーツ(電池式) |
ムーブメント | MIYOTA 6S11 クロノグラフ |
ケース素材 | 316Lステンレススチール |
備え付けベルト | ダークブラウンレザー(イタリア産本革) |
替えベルト | クロコ型押しレザー、NATO(ブラック) ヘビーメッシュ、シリコン(ブラック、グリーン) |
ガラス | ドーム型サファイアクリスタルガラス |
防水性 | 5ATM(日常生活用強化防水) |
メーカー保証 | 2年間 |
生産国 | デンマーク |
価格 | 37,400円(税込) |
イタリア産の本革ベルトが標準で付いている本製品ですが、メッシュベルトやNATO(ナイロン)、型押しレザーといったラインナップから1本換えベルトを選ぶことができます。今回ぼくはシリコンを送っていただきました。
ちなみに、タートル柄のモデルはグリーンのほかに「ブルー」、限定カラーの「ブラウン」などもあります。ケースカラーやインダイアルの配色の組み合わせも細かく選べるので、ぜひ公式サイトからチェックしてみてください。
外観と付属品チェック
ラグジュアリーウォッチブランドらしく高級感たっぷりの化粧箱に入って届きました。
付属の替えベルトは、別のスライド式ケースに入っています。
こちらが1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE本体。落ち着きのある深緑カラーに、ゴールドの針とドットインデックスの組み合わせがとても上品です。
ケースは少しドーム型に傾斜しており、フルフラットに比べてやわらかい印象。ちなみにケースの厚みは11mmと、クロノグラフとしては一般的な厚みですね。
表面はサファイアコーティング加工で、細かい傷などがつきにくいよう工夫されています。また、ケース素材はローカーボンの316Lステンレススチールなので、長期間使用でも表面に凹凸ができにくく耐久性の面でも優れています。
また、ABOUT VINTAGEの腕時計は5気圧防水(5ATM)仕様なので、日常生活での防水性能も問題なし。
バックケースには、ABOUT VINTAGEのロゴとともにコペンハーゲンの街並みのシルエット。クローム仕上げも相まってめちゃくちゃ上品ですね。
バックケースに好きな文字列を無料刻印できるのも、ABOUT VINTAGEの腕時計の人気ポイント。刻印する場合は、商品ページにてプレビューも確認できるので、イメージを確認しながらオーダーしてみてください。
プッシュボタンふくめケース全体がクローム仕上げで、リューズにもブランドロゴの刻印。
尾錠にもロゴがひかえめに刻まれています。
レザーベルトには、イタリア産の本革が使われています。薄すぎず厚すぎずほどよい厚みで、手首に心地よく馴染みます。柔らかくしなるので装着もスムーズ。
裏側はしっとりとしたスエード調なので、一日中着けていても蒸れにくく快適。レザーストラップの着用感がニガテな人にもおすすめしやすいですね。
革のステッチの流れも美しく、縫い幅も均一。
ストラップはクイックリリース式なので、裏側のレバーピンを引くだけでのワンタッチで簡単に付け替えできます。工具レスで楽ちん。
1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLEレビュー
実際に1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLEを1週間身につけてみたので、感想をまとめていきます。
ケースの厚みが11mmとそれなりに重厚感のある1815ですが、着け心地の軽さに驚かされました。
Apple Watch Series 7と変わらない重量なので、他の腕時計・スマートウォッチと比べてもかなり軽い部類に入ります。高級感のある見た目に対して、着けたときの重量感はそこまで感じず、一日中着けていても快適です。
バックケースもツヤツヤのクローム仕上げで蒸れにくく、良い意味で時計を身につけている感覚がないというか、自然に手首に溶け込む感じがホントに心地良い。
レザーベルトもサラサラとした肌触りで、雨や汗の蒸れも気にならず装着感は良好です。それでいて作りは丈夫なので、キツく締めてもシワがつきにくく長く使えそう。
ケース幅は41mmと大きすぎず、袖がタイトなジャケットと合わせても邪魔にならないのがいいですね。シンプルな配色も相まって、スーツスタイルでも違和感なく馴染んでくれます。
白やシルバー、ウッド調といった一般的な文字盤とは違い、格子柄の模様が入った深緑のダイアルが特徴的なGREEN TURTLE。
ゆるっとカジュアルな印象になるかなと思いましたが、着けてみると意外とフォーマルに合わせやすいなと思いました。替え用のブラックシリコンベルトに付け替えるとさらに引き締まった印象に。
標準のレザーベルトの着用感も良いのですが、ブラックシリコンベルトはよりサラッとした着用感でこれからの季節には最適ですね。配色もふくめ個人的にはこっちのベルトが好み。
カジュアルな服装との相性の良さは言わずもがな。主張しないシンプルなデザインなので、どんなコーディネートにも自然に溶け込んでくれます。
ケース自体がドーム型に傾斜している1815ですが、よく見るとベゼル部分もやや外側に傾斜しています。光が当たるとフチにグラデーションのような光沢、立体感が出てカッコいい。
また、デスクワーク時も邪魔にならないサイズ感なので、タイピング時もカチカチと干渉しないのも個人的に気に入っています。
ABOUT VINTAGE 1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE レビュー|まとめ
今回は、ABOUT VINTAGEの新モデル「1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE」のレビューでした。
「金庫で保管される程の価値のある腕時計を良心的な価格で製作する」というブランドコンセプトのとおり、高級感と北欧のミニマルなデザインを融合したような1815 CHRONOGRAPH GREEN TURTLE 。
北欧時計というと、ダニエル・ウェリントン、ベーリング、スカーゲンといったメーカーが有名ですが、知名度が高い故にどうしても被りがちなんですよね。これら定番ブランド以外から、シンプルでお洒落な腕時計を探している方や、ペアウォッチを探している方はぜひチェックしてみてください。