天井投影の到達点。レーザー光源&ポータブルなフラッグシップモデル『BenQ GV50』

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映画館気分を味わいたいときにはプロジェクターの出番。

短焦点で高性能なモデルが増えたここ数年、一家に一台のエンタメデバイスとして一気に浸透した感がありますよね。かくいう我が家も、映画にテレビ番組、ゲーム、音楽…まとめてプロジェクター一台で楽しんでいます。

中でも、水平・垂直両方の回転に対応しとにかく取り回しがいいBenQのGVシリーズ。今回は、フラッグシップモデル「GV50」をレビュー用に送っていただいたので、実際に1週間使用してみた感想、投影性能、音響面などレポートしていきます。

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本記事はBenQ様より商品をご提供いただき作成しています。

目次

BenQ GV50の外観と基本性能

シリーズ初のレーザー光源搭載したモバイル型プロジェクター「BenQ GV50」。主な特徴は以下のとおりです。

  • 解像度:フルHD 1920×1080
  • 光源:レーザー
  • 輝度:500 ANSIルーメン
  • 計18Wのパワフルなサウンド
  • インテリアに馴染むデザイン
  • 約2.5時間のロングバッテリー
  • GoogleTV搭載でNetflixに標準対応
  • 回転+自動台形補正でどこでも簡単投影
  • スリープタイマー搭載で寝落ちOK

内容物は、紙類を除いてプロジェクター本体、リモコン、電源アダプタと必要最小限。

GV50をひとことで言わせてもらえば、「寝ながら使うのに最適なプロジェクター」です(もちろん壁やスクリーンでも使えます)。180度の角度調整機能によって、本体を縦置きすることなく天井に投影できるんですよ。グッドデザイン賞を受賞しているのも納得で、いまやGVシリーズの真骨頂です。

本体の角度調整は自由自在。スタンド上部のパーツがくるくる動くようになっているため、「GV50をスタンドに載せた状態で、360度回転させて投影場所を調整」ということもできます。

360度回転式のスタンド

GV50を寝かせた状態でiPhoneと大きさ比較してみました。側面は円状で、大きさは実測で約19.5cm。とがっている部分も合わせた最も長い直径は約21cmです。

ちなみにLED光源の下位モデル「GV32」とサイズ感は全く同じ。ただし重さはバッテリーを搭載しないGV32の「約1.6kg」に対して、バッテリー内蔵型のGV50は「約2.1kg」と500gほど重いです。

正面には投影レンズとオートフォーカス用のセンサー。BenQのモバイルプロジェクターとしては唯一レーザー光源を採用しており、「起動が早い」「最大2万時間の長寿命」「低発熱で静音性が高い」といった特徴があります。

接続端子は、左からイヤホンジャック、USB-A、HDMI、USB-C、電源。これだけあれば困ることはまずないでしょう。

ワイヤレス接続はWi-FiとBluetoothに対応しており、Chromecastも内蔵。スマホやPCとペアリングしての画面投影も簡単です。

ケーブルレスで駆動するモバイル型というこで、2.5時間視聴可能なバッテリーが搭載されています。映画一本分、スポーツ観戦でも概ね大丈夫そう。

またUSB PD対応のため、電源が無い環境でバッテリー切れが心配な場合は、USBモバイルバッテリーの併用で動作時間をさらに延長できます。いまはUSB充電器も比較的安いため、出先や車の中などでも充電が可能というのは使い勝手の面で大きなメリットです。

操作は付属のリモコン(もしくは専用アプリ)から行います。音声操作に対応するほか、Netflix、YouTube、Amazonプライムビデオがボタン一発で呼び出せます。

BenQ GV50を使ってみる

真骨頂は天井投影

プロジェクター導入を妨げる最大のハードルって「スクリーンを置けない」「ちょうどいい場所に広い壁がない」「プロジェクターを設置するのが大変」あたりだと思うのですが、GV50はこれらを一気に解決してくれるんですよ。

おそらくほとんどの人が活用していない余剰スペースであるはずの「天井」が、最大120インチ相当の大スクリーンに早変わり。生々しい話、支払っている家賃が少しお得になった気分すらします。

寝スマホをしていて顔にスマホが落ちてきた経験ある人、少なくないはず(あれ、角がヒットすると悶絶しますからね)。その点GV50を使えば、スマホやタブレットを持つ必要がないから腕が疲れないし、自由な体勢でコンテンツを楽しめます。地味なようでいて、毎日の積み重ねで大きく変わってきます。

机や台、床に直置きでOKなのもうれしいポイント。あれこれ考えず好きな場所にケーブルレスでボンと置いて投影すれば、いつでも最適な視聴環境を召喚できちゃいます。設置場所やコンセントの位置にシビアにならずに済むのはセッティングする上で本当にラクです。

また、リモコンの上下ボタンもしくは、GV50にある黄色のボタンを上下に動かすことで、投影する画面のサイズを細かく微調整できるのもポイント。

もうひとつGV50の便利な機能として、スリープタイマーがあります。本体にある三日月が描かれたボタンを押すと、画面に設定画面が表示されます。

スリープタイマーは10~120分まで10分間隔で設定可能。寝室の天井にリラックスできる映像などを流して寝るまで見たとしても、自動的に映像が止まるよう時間を設定できます。

ミニマルな筐体からは想像できない明るい映像

明るさ500 ANSIルーメン、標準解像度1920×1080のフルHD、コントラスト比10万:1、色再現性24ビットとケーブルレスで動くポータブルタイプとしては屈指の投影性能を誇るBenQ GV50。

昼頃の明るい時間帯でもカーテンを閉めれば十分視認できるくらい明るく、夕方以降の暗い環境ならテレビ代わりになるくらいには鮮明でキレイな映像が投影できます。

日中でもカーテンを閉めた状態なら十分な明るさ
夕方以降なら液晶テレビにも迫る明るさ

LED光源のGV32(右写真)と比べても、レーザー光源を採用するGV50(左写真)がより鮮明なことがわかります。明るさ自体はどちらも500 ANSIルーメンで同じ値ですが、やはりレーザー式の方がより色の純度が高く、パキッとコントラストが引き締まった映像といった印象です。

また、明るさ含めコントラスト、彩度、色調など、好みの色味を細かく調整できますし、細部まで滲みなく投影できます。

少し寄ってみました。動画再生中に撮影してもこれだけ細部の輪郭がはっきりしているので、肉眼で見る分には写真以上に高精細ですし、発色も良好です。

一昔前のモバイルプロジェクターによく見られた動画再生時の残像感(ぼやけ)なんかも、まったく感じないですね。

6畳部屋の壁にも90インチの大画面投影

「本体が小さいってことは、それだけ投影サイズも小さくなるのでは…?」と心配になるところですが、決してそんなことはありません。投影サイズはなんと最大120インチ対応であり、6畳部屋の白壁にGV50を設置して投影したところ、約2mの投射距離でおよそ90インチの大画面投影ができました。

これ以上大きく投影しようとすると光源と壁の距離が長く必要になる分、少しずつ暗くなってしまいます。どれだけ投射距離に余裕があっても、90〜100インチ程度の投影がベストに感じますね。それでも一般的な40〜50型テレビの倍の画面サイズですから、大迫力には違いありません。

また、オートフォーカス、台形補正は垂直(タテ)水平(ヨコ)ともに対応。モバイルタイプだとタテ方向にしか対応していないものも多い中、両方向の自動補正に対応しているのは嬉しいポイント。オートフォーカスともに補正時のラグや誤認識などもなく正確に補正してくれるので、画面の調整はほぼGV50任せでOK。

Google TV搭載でNetflixにも標準対応

OSにGoogle TVを搭載するGV50。各種操作はもちろん、ストリーミングサービスで映像作品を楽しむ際に非常に使いやすいUIになっています。

ポータブルモデルの場合、Netflixを視聴するにはサードパーティのアプリを介すか、別途Fire TV stickを挿し込む(もしくはミラーリング)必要があるモデルが一般的な中、駆動が滑らかな純正アプリで視聴できるのはNetflixヘビーユーザーからするとこの上なくうれしい…。

Netflixに標準対応

そのほかYouTube、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+、U-NEXT、AbemaTV、Apple TV、Spotifyなど主要なストリーミングサービスに対応するのはもちろん、リモコンボタンから音声入力もできます。

音圧は期待以上。ただし・・

どれだけ大画面、高精細に投影ができても、プロジェクター本体から鳴る音がチープだとしたらそれだけで臨場感は半減してしまいますよね。

その点GV50は4Wスピーカーを2基(ステレオ)、10Wウーファーを1基内蔵している2.1ch構成で、ベッドルームの使用で最大音量にすることはまずないと思えるパワフルなサウンドを実現しています。

一方で、「空間表現」という点ではホーム型モデルと比較するとやや物足りない印象。モバイル型としては十分に健闘している方だと思いますが、部屋全体に音が広がる感じというか、「シアターチックな立体感」みたいなものは正直期待できません。そのあたりに拘る人は外部スピーカーなどに接続することをおすすめします。

視聴するコンテンツに合わせて音響を最適化できる機能は健在で、天井投影にサラウンドが最適化された「天井シネマ」をはじめ、通常のシネマモード、音楽モード、ゲームモードと4種類のプリセットからシーンに応じたサウンドに変更することができます。

プロジェクターは現代人のQOLに直結するガジェット

BenQ GV50のポイントは、「天井を使える」「小型軽量」「バッテリー内蔵」が実現する、利用&設置の圧倒的手軽さ。プロジェクターに感じていたハードルを全部取り払ってくれる製品です。

そしてプロジェクターを導入して感じたメリットは、寝る前のスマホというできれば控えたい習慣を完全に我慢することなく、より大画面かつ低負担で楽しめるようになる一石二鳥感。

スマートフォンの進化スピードが遅くなっているとよく言われる昨今ですが、そんな時代において、プロジェクターは現代人のライフスタイルをアップグレードしてくれる、これからさらに注目すべきガジェットなんじゃないでしょうか。

レーザー光源で投影性能も抜かりない「GV50」、LED光源でコスパに優れる「GV32(バッテリー非内蔵の軽量モデル」。寝る前の大画面での動画鑑賞は至福のひとときなので、ぜひ体験して見てください。

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